新聞の勧誘

  • author: butter_roll
  • 2014年06月11日

たまに家にいると、いろんな人がやってきます。

郵便や宅配便はもとより、保険のセールス、ものみの塔、そして新聞の勧誘。


ふつうの勧誘は、「新聞とってくれたら洗剤をあげます」「ビール券を持ってきます」なんてことばかり言うので、インターホンごしにすぐ追い返します。
でも、昨日来たA新聞のおじさんは、新聞社の姿勢や新聞記事のすばらしさを熱く語っていきました。


少なくともうちに来たなかでは「内容がいいから読んでくれ」と言った人は初めてです。思わず長々と話を聞いてしまい、たぶんとらないくせにパンフレットと名刺までもらってしまいました。


もし将来A新聞をとることがあったら、あのおじさんに連絡しようと思います。たぶん二度と会わない可能性のほうが高いけど。うち日経だし、一般紙は職場で読めるし。でも、おじさんもそれでいいと言ってくれました。

A新聞のなかでは営業成績はいちばん下のほうなんだそうです。それでも、A新聞の勧誘の仕事に誇りをもっていると言っていました。誰かひとりでも話を聞いてくれたらいいと思って毎日一軒一軒まわっているのだ、と。


新聞をとる人が激減しているのは、テレビやインターネットの普及のせいだとは思うけど、勧誘の仕方にも一因があるのではないかと思ってた私。

今回はちょっと見直しました。

日本の新聞社、末端で支える人たちのためにも、「読ませる」記事で勝負してください。そして「新聞」を絶滅させないでください。インクのにおいと、他の印刷物にないあの紙の手ざわり、大判の紙面をめくるあの音、すべてをひっくるめて「新聞を読むよろこび」を世の中からなくさないでください。




あ、でもそのためには私もとらなきゃいけないのか…








林隆三さん逝く

  • author: butter_roll
  • 2014年06月09日

だいすきだった俳優の林隆三さんが亡くなってしまった。。。

70歳。Yahooニュースで知って、ただいま茫然自失中。


小学生のとき見てた『天下御免』っていう時代劇ドラマで見て以来、ずっとファンでした。

そのあと、弁護士役で現代ドラマにも出てて、ドラマのなかで女性を好きになるたびに妬けてた。


大学生になってからも好きで、サンシャイン劇場で『タグボート』っていうミュージカルに出たときもひとりで見に行きました。


結婚してからも好きで、原田知世のファーストキスの相手が映画で共演の隆三サマだと知ってまた妬いた(笑)。


『たけしくん、ハイ!』っていうNHKでやってたビートたけしの自伝ドラマにたけしの父親役で出てたのもずっと見てました。すごい当たり役でした。
たけしがどっかの出版社だかテレビ局だかに乱入してNHKに出られなくなり、ドラマも続編が出なくなったときは本当にたけしを恨んだものでした


そんな隆三サマが、ムーシカ文庫の世話人だったきのしたあつこさんと同級生だったことがあり、今もお仕事で仙台周辺に来たときは時々会ってる、って知ったのはつい数年前。


そんなに「近い」ところにいたなんていつか紹介してもらおう、って夢見てたのに。


でも、会わないままでよかったのかなあ。
いつも「明日の宿題なあに?」って、毎日きのしたさんに電話をかけてきてたという小学生時代。


プライベートを知るのはその辺まででちょうどよかったのかも。


おじいさんになっていく隆三サマを見るより、ずっと私のアイドルでいてもらうほうがいい、と思うことにしよう。



そういえば、マイケルのときも、自分にそう言い聞かせたっけなあ。。。






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