医龍

2010年12月17日

医龍3 第十話「母の命か娘の命か!仲間の命を懸けた禁断の最終オペが今、始まる!」4

最高水準の技術を要する手術を2つ同時に行うことになった
チームドラゴンの面々。
患者の1人は高瀬春香(出口結美子)。黒木(遠藤憲一)の
かつての同僚、高瀬(渡辺いっけい)の妻だ。
もう1人は世界的に有名なロシア人ピアニスト、リディア・
ナターリア(Asya)。  
この2つのオペを同時にこなすために、春香の手術は
朝田龍太郎(坂口憲二)が執刀、さらに伊集院(小池徹平)、
荒瀬(阿部サダヲ)、冬実(谷村美月)、響(初音映莉子)らが担当。
そしてリディアの手術は、加藤(稲森いずみ)が執刀、
さらに北洋病院から朝田が呼んだ外山(高橋一生)、
野村(中村靖日)らが受け持つこととなった。  
そんな折、高瀬の娘・恵(菅野莉央)が春香の病室を訪れる。
恵はサッカーで骨折し、近くの病院に入院しているのだが、
春香が心配で無理をして見舞いに来たのだ。
仲のよい母娘の姿に、心を打たれる黒木。  
いよいよ手術当日。最高レベルの技術を要するオペが
2つ同時に始まった。
手術は順調に進んでいるかのように見えたが、途中で
木原(池田鉄洋)が顔面蒼白で飛び込んでくる。
なんと、恵が肺塞栓で倒れ、急患として運び込まれてきたのだ。
症状はすぐにオペをしないと間に合わないほどに重篤で
人工心肺が必要だが、2台とも春香とリディアの手術で
使用している。
2台しかない人工心肺に対し、それが必要な患者は3人。
はたして、朝田はどのような決断をくだすのか !?
                                                                              
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2010年12月09日

医龍3 第八話「遂に来た!最強の仲間!絶対に許せない過去の男…お前は俺が救う!」3

明真に戻ってきた野口(岸部一徳)は、学長の鬼頭(夏木マリ)に
「明真を医療特区にすべく、厚労省や外務省幹部と交渉して
います」といきなり切り出す。
中国で、ロシアの保健・社会開発省の重鎮とのパイプを得た
野口は、明真を医療特区のモデル地区第一号としたい、それが
成功すれば明真は外国人医師と患者で溢れることになり、
これこそが真の医療の国際化であると力説する。  
そんな折、朝田(坂口憲二)と伊集院(小池徹平)は過呼吸に
陥っている高瀬(渡辺いっけい)という男性を助ける。
2人が心臓外科の医師だと知ると、高瀬は、黒木(遠藤憲一)に
自分の妻の治療をしてもらえるよう話をつないで欲しい、
と懇願する。
その必死の面持ちに事情を訊ねると、自分と黒木はかつて
同僚であり、お互いを信頼していたのに、患者を死なせた
手術の際には黒木に全責任をかぶせ、黒木を裏切ったのだ、
と告白する。
だが、妻が重度の心臓病になり、黒木に執刀して欲しいと思い、
会いに来たのだが、話すら聞いてもらえなかった、と言うのだ。  
同じころ、北見里香(岩橋道子)という患者が明真を訪れるが、
診察にあたった黒木は、すぐに治療と手術を要する、と告げる。  
里香の手術前日。黒木は思わず手すりに寄りかかるほど
強い立ちくらみに襲われる。
そして迎えた手術当日。
最初のうちこそ順調に進んでいたかに見えたが、
次第に黒木の異常は助手たちの目にも明らかになっていく…。
                               
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2010年12月02日

医龍3 第八話「朝田復活!奇跡の手術!右手に託された命の約束…先生僕を助けて!」3

朝田龍太郎(坂口憲二)の手の震えは、PTSD(心的外傷後
ストレス障害)であると診断される。
屋上から転落した事故によって過去のなんらかのトラウマが
蘇ってきたのでは、と医師に言われ、思い当たることがある朝田。  
メスが握れなくなっていることを知られまいと、ひとり黙々と
リハビリを続ける朝田だったが、症状はまるで好転の兆しを
見せない。
しかも、診察を受けに行った病院にたまたま黒木(遠藤憲一)が
居合わせ、脳外科から出てきた朝田の姿を目撃していた。
何かを察知したらしい黒木は、そのことを荒瀬(阿部サダヲ)に
伝える。さらに荒瀬は「最近の黒木のカテーテルはミスが多い」と
黒木の助手たちが話しているのを小耳に挟むのだった。  
一方、藤吉(佐々木蔵之介)は心筋幹細胞の研究が大詰めを迎え、
研究室に缶詰の状態になっていた。加藤(稲森いずみ)は、
この研究が前進すれば、現在はドナーが出るのを待って
心臓移植を行うしかない徹(今井悠貴)のような患者にも
希望の光が見える、と励ます。  
朝田や伊集院(小池徹平)たちの励ましの甲斐あって、
最近体調が良くなってきた徹。体重も増えたとうれしそうに
母に告げるが、なぜかよく咳こむようになっていた。  
ほどなく、小康状態を保っていたかのように見えた徹の容態が
急変する。しかし、朝田の手の震えはいまだおさまらず、
執刀できる状態にはほど遠い。そんな絶体絶命の状態の中、
手術が始まる…。 
                                     
 
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2010年11月25日

医龍3 第七話「総力戦!2分の手術!忘れたはずの恋と子供の命…この子を絶対に死なせない!」3

伊集院(小池徹平)の執刀により一命を取りとめた
朝田龍太郎(坂口憲二)。
加藤(稲森いずみ)、荒瀬(阿部サダヲ)、冬実(谷村美月)、
木原(池田鉄洋)、藤吉(佐々木蔵之介)らは歓喜にわくが、
喜びもつかの間、朝田は記憶喪失になっていることが判明し、
愕然となる一同。
ある日、3週間後に手術が予定されている佐藤理恵(星野真里)と
いう妊婦が入院してくる。
心臓に先天性の重大な疾患を抱えた胎児を帝王切開で取り上げ、
2分以内にペースメーカーを埋め込むという、きわめて難易度の
高い手術を受けるためだ。
時間との戦いで、一刻一秒を争う手術のため、担当医である
加藤は新生児科、産科、ナース、胸部心臓外科すべての総力戦
となり、みなでこれからシミュレーションを重ねると告げる。
その加藤に、木原はおずおずと「朝田先生は?」と尋ねると、
「一時的に記憶が混乱しているだけで、徐々に回復していくから、
このオペにも参加できると思う」と答える。
ほっと胸を撫で下ろす一同。  
加藤は動揺していた。理恵の、手術同意書などの書類の中に、
「配偶者 佐藤修一」の文字があったからだ。
修一(吉田栄作)は、11年前、加藤の婚約者だった男性だった。  
オペ室では懸命に手術のシミュレーションを重ねるが、加藤は
ミスが多く、とても2分以内に終わらせることができない。  
そんな折、理恵の容態が急変する。
                                               
 
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2010年11月18日

医龍3 第六話「心停止!朝田の心臓が止まった!!命をかけて救った命…伊集院、お前が救え!」3

屋上から転落した患者がER室に運ばれてくる。
僧帽弁と三尖弁が損傷している上、逆流の程度もひどく
急性心不全状態という、朝田龍太郎(坂口憲二)でなければ
助けられないほどの重体患者だ。しかし朝田は不在で、
加藤(稲森いずみ)も重症患者の手術中。
オペが出来る心臓外科の医師が誰もいない。それを聞いた
黒木(遠藤憲一)は、伊集院(小池徹平)の背中を押す。
ER室に飛びこんだ伊集院だが、ベッドに血まみれで
横たわっていたのは、ほかならぬ朝田龍太郎であることに
気づき、愕然となる。
藤吉(佐々木蔵之介)は伊集院へ「いま朝田を助けられるのは
お前しかいない」と諭し、手術するよう懇願する。
だが伊集院は「僕には無理です。それに僕はもうチームの
一員じゃないし・・・」と固辞。
しかし、藤吉の「朝田はお前が帰ってきた時のために、
お前の持針器を磨いていた。あいつは今でもお前をチームの
一員だと思っている」という言葉に執刀を決意する。
「何としても朝田を助ける」そう心に固く誓う、加藤、伊集院、
藤吉、荒瀬(阿部サダヲ)らチームドラゴンの面々。
伊集院執刀のもと、手術が始まった。
しかし、容態は一刻を争うほど深刻。時間との戦いが始まった。
だが、手術開始早々、伊集院ら医師は硬直する。
乳頭筋が断裂している上、P3の腱索断裂が分かったからだ。
この状態で弁を形成していたら間に合わない。
そしてさらに深刻な事態に 。果たして朝田の運命は!?
                                       
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2010年11月11日

医龍3 第五話「心臓移植を待つ子供…天才医師でも救えない患者、打ち砕かれた希望」3

朝田龍太郎(坂口憲二)のもとを離れ、黒木慶次郎(遠藤憲一)の
下でカテーテルを学び始めた伊集院登(小池徹平)。
引き止める加藤晶(稲森いずみ)の言葉を遮り、いいように
使われるのは嫌だと拒絶し去って行く。
そんな中、明真では野口賢雄(岸部一徳)が仕込んだ
メディカルツーリズム第1号の患者で中国の元大臣・
李強忠(解世雄)の受け入れ準備が進んでいた。
気難しい人物ではあるが、これを成功させれば中国人富裕層に
いい宣伝になると、鬼頭学長(夏木マリ)も力を注ぐ。  
加藤から、伊集院の説得を頼まれた朝田は、カテーテルを
学ぶのは悪いことではなく、なにより本人の意思だからと断る。  
ある日、藤吉圭介(佐々木蔵之介)の依頼で13歳の拡張型
心筋症の真鍋徹(今井悠貴)が明真にやってきた。
自分の症状を理解していて、諦めたような態度をとる徹。
同じタイミングで、李も明真に到着した。必死に李のご機嫌を
取る野口。 
検査の結果、徹は重度の拡張型心筋症であるほか別の
症状もあり、朝田も手が出せないことがわかった。
これまでの病院と一緒で移植ドナーが現れるのを待つしかない
状況を聞いた徹は、ますます態度がかたくなになっていく。  
李の人間ドックでは、大動脈が左右にかなり蛇行しているのが
発見された。野口は早急な治療の必要があると判断し李に
黒木ならすぐに治せると説得し、カテーテル治療をすすめる。
                                                                  
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2010年11月05日

医龍3 第四話「誰も知らないカルテ!天才の光と伊集院の涙…そのチームは誰のため」3

朝田龍太郎(坂口憲二)は患者の意思を汲んで
ライブデモンストレーションの中継映像を遮断するが、
その代わりにと野口賢雄(岸部一徳)が流した
黒木慶次郎(遠藤憲一)のカテーテルオペは審査員から
賞賛を浴びる。
鬼頭学長(夏木マリ)は、記者会見で明真はカテーテル治療に
力を注ぐと明言。これでIMAの取得のための第一関門・
医療技術の高さは突破できた。第二関門の合理的な経営も
野口が再建計画書を作成していて、残すは医療の質のみだ。
審査員が病院内を見て回り判断が下されるとあって不安を
隠せない鬼頭。  
そんな中、伊集院登(小池徹平)にERに行くように
加藤晶(稲森いずみ)から命令がくだる。
朝田は別の大学病院で行われるオペに呼ばれるが、
執刀医以外は必要ないと言われてがく然とする伊集院。
黒木はそんな伊集院に優しく声をかける。  
IMAの審査日がきた。鬼頭と野口は緊張の面持ちで審査員
3人を迎える。
審査は清掃や患者用の食事にまで及び、逐一シートに何かを
書きこむ審査員たちの様子を不安気にみつめる鬼頭たち。
伊集院は、そんな状況とは無縁のERで肩の痛みを訴える
横田辰夫(本田博太郎)の診察にあたっていた。
疎外感にため息をこぼす伊集院に、黒木が再び近づいてきて…。  
院内でIMAの審査が続く中、伊集院は整形外科の診察を
終えた横田に3時間後に再検査をすると告げた。
すると、怒り出した横田は伊集院を殴り…。
                                        
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2010年10月28日

医龍3 第三話「裏切りの公開手術!起死回生をかけてチームドラゴンが難手術に挑む」3

明真ではカテーテルが治療の主流となりつつあり、
カテーテル医が急増。伊集院登(小池徹平)や
木原毅彦(池田鉄洋)ら外科医が、内科医に代わって
当直まで引き受けなくてはならない状況になっていた。
胸部心臓外科の手術予定表も空白ばかりで、焦りを隠せない
加藤晶(稲森いずみ)。  鬼頭学長(夏木マリ)から医療版
ミシュランとも言われるIMA取得のため、世界の心臓外科医
トップ5を招いてライブデモンストレーションを行うことを聞き、
挽回のチャンスとばかりに朝田龍太郎(坂口憲二)に
オペをさせると言う加藤だが、野口賢雄(岸部一徳)にオペを
行うのは黒木慶次郎(遠藤憲一)だと遮られてしまう。  
そんな中、15歳の少女・山内遥(金澤美穂)が大動脈弁置換の
オペが必要なことがわかった。
加藤はそれを最高難度のロス手術で行い、
ライブデモンストレーションするよう鬼頭に申し出る。
アメリカから優秀なオペ看・北川響(初音映莉子)を招き、
病気からの復帰後は黒木のオペに入っていた
荒瀬門次(阿部サダヲ)も呼び戻し、着々とオペの準備を
すすめて行く加藤。
その頃、野口や黒木は密かに遥のオペに代わる、
ライブデモンストレーションにふさわしい患者を探していた。  
朝田は遥が自分のオペの模様がカメラで映され多くの人に
さらされることに戸惑っていることを知り、張り切って準備を
進めている加藤に遥の意思を尊重すべきだと訴えるも
まったく耳を貸さない。
                                                
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2010年10月21日

医龍3 第二話「花嫁が迫られた命より重い選択!神の手vs悪魔の指先」3

朝田龍太郎(坂口憲二)たちが4時間かけた手術を、わずか
45分で終わらせてしまった内科医の黒木慶次郎(遠藤憲一)が
現れた。
黒木は、野口賢雄(岸部一徳)がアメリカから呼び寄せた
カテーテル治療のスペシャリストだった。  
野口が鬼頭学長(夏木マリ)に提案するカテーテル部門の
強化と外国の富裕層をターゲットとしたメディカルツーリズムを
推進する明真の改革案に苛立ちを隠せない加藤晶(稲森いずみ)。
伊集院登(小池徹平)も外科医が必要なくなるのではないかと
不安を募らせていた。
そんな中、明真に入院中の父親の見舞いに来ていた
根岸紗江(松下奈緒)が突然倒れた。
検査の結果、紗江は重度の心房中隔欠損症であると判明。
加藤は早急なオペをすすめるが、紗江は結婚式が2週間後に
控えていることを理由にオペの延期を申し出るが一刻の猶予も
ないと言われてしまう。それを知った黒木は紗江の病室を訪れ、
カテーテルをすすめる。
オペは2時間、胸に傷も残らず、術後3日で退院できると聞き、
紗江はカテーテルを選択。しかし、加藤からカテーテルの
リスクの高さを聞いた婚約者の山口(長谷川朝晴)は、
迷う紗江を押し切るように朝田の手術を希望した。
紗江から、父親に亡き母がかつて着た胸元が大きく開いた
ウエディングドレスを着た姿を見せたかったと聞いた朝田は、
傷跡の残らない術式を提案。
難易度があがるため、朝田たちはオペのリハーサルを始めた。
                                       
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2010年10月14日

【新】医龍3 第一話4

“医龍”こと朝田龍太郎(坂口憲二)が、明真大学付属病院を
去ってから数年 。  
明真はかつての野口賢雄(岸部一徳)のスキャンダルで
患者が激減、外科医のレベル低下により訴訟が絶えないなど
信用は地に落ちていた。
新学長となった鬼頭笙子(夏木マリ)は記者会見で教育・臨床・
研究を柱に明真の再建を目指すと宣言する。
同じ頃、アメリカでは加藤晶(稲森いずみ)が幼い少女の
心臓移植を成功させ、外国人教授たちを驚愕させていた。
そして、とある戦地では朝田が爆撃により負傷した女性の
治療にあたっていた。  
明真のERにバイク事故により川に放り出された患者が
運び込まれてきた。すぐにオペに入る伊集院登(小池徹平)と
木原毅彦(池田鉄洋)だが、手のくだしようのない状況に
諦めようとしたその時、オペ室に朝田が現れた。
朝田はオペ続行を告げ、見事な手腕で成功させる。
見学室では、その一部始終を鬼頭と加藤が見つめていた。
さらに鬼頭は藤吉圭介(佐々木蔵之介)が勤める病院を訪れ、
明真に戻り再生医療研究を完成させるよう説得。
明真でチームドラゴンの復活が噂される中、
荒瀬門次(阿部サダヲ)は、1年前に執刀医のミスにより
患者を死なせてしまった事件以来、オペには入らなくなっていた。
藤吉の依頼で、明真に17歳の菅谷有希奈(桜庭ななみ)が
転院してきた。有希奈は極めて珍しい心臓の病気で、どこの
病院でも外科的治療は不可能と診断されていた…。
                                    
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