2010年07月05日

アボカドの芽

アボカドの種を水栽培していたら芽が出てきたので、鉢植えに移してみた。埋めてしまうと様子がわからないので、「まだ何も起きないなぁ」などと思いながら水をあげ続けて多分一週間程度。今朝、土が盛り上がって芽が出てきたのを確認。

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実はアボカドの種を発芽させるのはずいぶん前から何度かチャレンジしてきていて、ようやくかなりの頻度で発芽させられるようになってきた。じっくり時間をかければそこそこの確率で発芽に至るんだけれど、ポイントがあるのと、あと、時間を短くする方法がある。

まず、僕が経験から得た知見。アボカドの種はゆで卵のような構造をしている。一番外側が殻。これは茶色い色がついている。ここがまず固い。構造上はこれと一体化したような感じでゆで卵の白身にあたる部分がある。これは僕の専門が生物学じゃないので良くわからないのだけれど(汗)、この部分からは芽が出てこない。この奥に黄身にあたる部分があって、白身が割れて、その中にある黄身から芽と根が出てくる必要がある。そして、この「殻」と「白身」の部分が割れるのに結構な時間がかかるのである。

そこで僕がやっているのは、あらかじめ殻に切れ込みを入れてしまうという手段。といっても、別に特別な工程はいらない。どうせアボカドを食べるとき、包丁を縦にいれてアボカドの身をぐるっとまわして、種に歯をつけつつ切るのである。他の人がどうやってアボカドを食べているのかは知らないけれど、多分多くの人がこうやって切り込みを入れて、種を中心に身を両手でつかんでぐぐっとひねっているんだと思う。だから、この、包丁を入れるときに、ちょっと力を入れて、種に傷をつけつつ、ぐるっと切ればいいのだ。これによってアボカドの種の外周にぐるっと切り込みが入る。すると、ここから種が割れてくれるのだ。あと、アボカドの種にはどうやら上下がある。平たい方が下で、こっちから根が出てくるようだ。だから、ぐるっと歯を入れた種を、平たい方を下にして水栽培する。これで、多分かなりの確率で種が割れて、そしてそこから芽と根が出てくるはずだ。

じゃぁ、発芽したらどうなるのか。まだ、それはわからない。とりあえずアボカドはかなりたくさん消費するので、たくさん栽培してみようと思う。

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