まだパニック障害にたいしての症状の自覚が薄い頃、飲食店で食事をする際や乗り物に乗ると吐き気が表れる事に対して、器質的疾患によるものであると思い消化器科内科へ受診を行いました。
 受診の順番を待っている間にも壁に貼ってある「逆流性食道炎」のポスターを見て「これに間違いない」と思っていました。
 受診をし診断結果はやはり逆流性食道炎でした。
しかしこの後医師から「胃カメラの予約取りましょうね」と言われ、
頭の中は「無理、無理、無理絶対無理!
何故ならば、この頃は首のあたりを人に触られるだけでも、吐き気がMAX状態になっていましたので、口や鼻から異物を入れられる事は考えられませんでした。
medical_ikamera_kuchi
 医師にもパニック障害の事を伝えましたが、「胃カメラは絶対にやる」との事でした。ピロリ菌の検査も含めて胃がんを防いでいきたいと言う、医師の強い使命感からの言葉でしたが、この頃は全身麻酔をしなければ無理だったと思います。結局は無理であることを伝え行っていません。

 その後心療内科を受診して、逆流性食道炎と診断された事を伝えましたが、
「多分違うと思いますよ!」
「パニック障害から来る症状です」
と言われました。

確かにパニック障害も逆流性食道炎も過度のストレスが原因となる事もあり、症状はそっくりです。
stress_man
胃カメラを行っていれば結果は違っていたのかもしれませんが、しかし胃カメラは苦手に思っている人も多いと思います。もっと簡単な検査ができる時代が来れば良いのにと思います。