斎藤

斎藤佑樹よ、何をしているのか? 伝わらない理想像。
努力は分かるが…。好転させるには?【小宮山悟の眼】


●不安感じる斎藤の言葉、伝わらない目指したい投手像

日本ハム・斎藤のアリゾナキャンプの状況までは把握できていないが、
キャンプ前の自主トレのコメントなどを見ていると不安を感じずにはいられない。

プロ入り8年目になるが、これまでの彼を見ていると、
本人が目指したい投手像と目指すべき投手像にギャップがあるように思う。
斎藤の中には「こうなりたい」というものがあるのだろうが、
それが見ている側には伝わってこない。
何を目指すにしろ、形として示さなければならないのだが、
「何をやっているのか?」と言いたくなるくらい全く伝わるものがない。
  
全盛期と言われる高校や大学1年のころのような
フォームに戻したいと思うのは問題ないことだ。
しかし、今の斎藤は何となく1年を過ごして、
毎年、それを繰り返しているように見える。
本人は努力をして、いろんなことをしていると言うかもしれない。
だが、結果が伴っていないのはやっていないのと同じだ。
そう映ってしまっていることが問題なのだ。

斎藤が現状を変えるために試行錯誤しているように見えない。
そこを本人はどうとらえているのか。
昨季2年ぶりに1勝を挙げた際、
「代り映えがしない」とコラムで厳しく指摘した。
その部分が変わらなければ、状況は好転しないと伝えたかったからだ。

通常、選手というのは結果が出ない時期が来ると、
試行錯誤してもがくものだ。あの手この手と取り組みを変える。
斎藤の現状を冷静に判断すると、
やることなすことの全てがうまくいっていないから低迷を招いている。
それにも関わらず、何かを劇的に変えるという作業をしているようには感じられないのだ。

●斎藤に期待された伸びしろ、現状は停滞気味

斎藤が目指さなければいけないポジションは、
1軍のローテーションとして結果を出すことだ。
幸い、日本ハムの投手陣は4、5、6番目ローテが確立しきれていない。
そのローテに入るために、他の候補となる投手と自らを比較し、
競争に勝つためにどうすべきか考えなければならない。

現状での一番の近道は、
ひざくらいの高さに動くようなボールを
コンスタントに投げることができるかどうかだと思う。

しかし、斎藤はそれをしない。
本人なりに目指すところがあるからだろうが、周囲に伝わっていない。
客観的にみて目指す投手像がわかるようにならない限り、
ファイターズファンや斎藤を応援している人にとっては
「また今年も同じじゃないか」となってしまう。

プロ野球で活躍している投手は、
抑えることもあれば打たれることもある。
その繰り返しのなかで、
若干、抑えることが多い投手が結果を残しているにすぎない。
そう考えたら、何をどうすべきなのかを冷静に考えなければならない。
まずは自分の目指すところを形として周囲に示すべきだ。

斎藤は学生からプロに入るまでの間でこれといった指導を受けてこなかった。
だから、選手としての伸びしろはたくさんあったはずだった。
しかしながら、現時点は伸びたどころか、
横ばい、停滞という位置にいる。
本人が目指すところが周りも
「なるほど」となるように伝わってくれば、まだまだ活躍できる。
どんなきっかけで人は生まれ変わるか分からない。
打ち取るコツを掴めば、ローテーションの1番手くらいの位置までいけるだろう。

甲子園で優勝して一時代を築いた。
そのことを世間が忘れずにいてくれていることはありがたいことだ。
中日ドラゴンズ・松坂大輔の成功ポイントにしても
「壊れてもいいくらいの気持ち」ということを書いたが、
斎藤もそれと似た気持ちが必要だ。

捨て身でいくくらいの気持ちになれるか。
小宮山悟(こみやま・さとる)

(ベースボールチャンネル 2018.02.11)
https://www.baseballchannel.jp/npb/43797/

小宮山はワタシよりひとつ歳下で古田と同級生、
大変尊敬している野球人である。
彼の野球に対する考え方は日本海溝よりも深く難しそうに聞こえるのだが
よくよく聞いてみると誰にでも理解しやすいように話し
かつ独創的でなかなか面白い知能の持ち主だ。
彼のストライクゾーンに対しての考え方で
「審判は平面的にしか見ていない、
ストライクゾーンを立体的に考えた場合、
捕球するところがボールゾーンでも
ベースを通過する際は前方右下の角をかすってもストライクなのだが
審判はそういう認識がなく、ストライクなどとってくれない」
そんなことを聞いたのは初めてで、かなり驚いたことを思い出す。

ところで小宮山よ、
確かに斎藤佑樹に関しての文章は的を得ていて反論しようがない。
ただここで考えてもらいたいのが
斎藤があなたの母校である早大の合宿所でドラフト指名を
野球部の仲間たちとテレビで見ていて
日ハムに指名された時のあの静けさ。
数秒後には拍手と歓声が起こったが
あの光景を見る限りでは日ハムは意中の球団ではなかったことがすぐさま理解できた。
確か彼の意中の球団はセリーグの在京球団、
となると下水道橋かヤクルト、
ひょっとしたら横浜だったかもしれないが、それはなさそうだ。
とすると下水道橋かヤクルトになるのだが
下水道橋はドラ1に澤村を指名していたが落胆の色はなし、
結局はヤクルト、ソフトバンク、日ハム、ロッテの競合となり日ハムが交渉権を得た。

あれからまる7年が経過したがパッとしない時間が過ぎていくだけ、
ただ彼は30歳を過ぎてからヤクルトへのトレードを希望し
念願のヤクルト入りを果たすのである。
ヤクルトに入団するや否や馬車馬のごとく投げまくり
その年の勝利数は20勝となり大成功を収めることになっている。
それまでは当時流行語大賞にまでなった「ハンカチ王子」のイメージは程遠く、
キモい澤村にはピッチャーライナーをミゾオチに一発、
早稲田で同期の福井が打席に立てば横っ腹に死球よろしくで
当てても謝りもしないどころか無視、
そして憎き田中には自宅に不幸の手紙を送り続けて精神的なダメージを。
川端が打球から逃げれば鉄拳制裁、
畠山がツバを吐いたら青いハンカチーフでヒゲについた飛沫を拭き拭き、
解説者ぶったスーツがパンパンの真中が目に入れば銃殺、
比屋根を見つけたらバナナを与え、
空腹の野犬状態を見つけたら首輪をしてお散歩へ、
武内を見つけたら棒に縛り付けて丸焼きに……。
ソフトバンクとの日本シリーズでは
牽制球と見せかけて工藤の顔面直撃で日本一、
阪神にマートンを復帰させて
本塁に無謀にも突入してきたマートンに対してはバズーカでミンチ状態に、
してやったりだなと、ぷぷぷぷぷぷ。
しかし交流戦で王さんと出会えば
ソフトバンクではあるが大先輩なのでリスペクト。
こういうシナリオがすでに描かれているのだよ。
これは全て2020年の話、実際に起こりうることなので記述した。

そう言えば以前にも書いたが杉田二郎というフォークシンガーが
「あと20年、21世紀だ……」
という唄を唄っていたが、
その当時は21世紀なんてピンとこなかった、
今思うとあれから40年近くが経過していると思うと恐ろしい。
小宮山も知っているよな、この曲?

要するに何が言いたいかと言うとだ、
チェリー斎藤とバンビ浅尾はヤクルトのものだ、
バンビは特に中日のようなショ〜〜もない球団にいてもしょうがないじゃないか。
ただ斎藤の教育は小宮山に任せたぞ、2020年は期待している。
もしこれが成功したらヤクルトの投手コーチよろしくだ、
あと浅尾もついでに一緒に連れてきてね。
ぷは、ぷは、ぷははははははは。

⬇︎燕ファンも選手諸君も軽やかにタップ願う。
男2

⬇︎こちらもタップよろしくである。
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