びょうびょうほえる〜西村俊彦のblog

俳優・ナレーター、西村俊彦のブログ。

観た映画をまとめてます。リンクには感想記事あります。【2022年】劇『シン・ウルトラマン』ア『つぶやき隊』ア『SPY✕FAMILY』全12話ド『カナカナ』全28話『パーティで女の子に話しかけるには』『SSSS.GRIDMAN』全12話『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』ド『 ...

LINEスタンプ「ぴあじ」↑販売中 【読書】2022年『かもめ』チェーホフ/訳:沼野充義『滑稽・人情・艶笑・怪談……古典落語100席』選・監修:立川志の輔音『乳と卵』著:川上未映子『ちびちびうさまる ふわふわだいすき』え:sakumaru/ぶん:せきちさと『池上彰の宗教がわ ...

:漫画:【2022年】『ジョジョリオン』全27巻/荒木飛呂彦『どうぶつの国 完全版』全14巻/雷句誠『タコピーの原罪』著:タイザン5【2021年】『漫画 君たちはどう生きるか』著:吉野源三郎/漫画:羽賀翔一『ルックバック』藤本タツキ【こちらで無料公開】『定番すぎる文学作 ...

『小野小町』1923年1月初演︰1923年6月 帝国劇場「これからは世の男達に、かまえて心はゆるすまじいぞ。」岩波文庫の菊池寛戯曲集から。菊池寛、こんなドタバタを書くんだ!というくらいコメディ。小野小町のもとに百夜通う深草の少将、小町はとうに心を許しているが、意地で ...

読んだ戯曲をメモでまとめておこう! と思い立ち、個人的なメモですがブログに載っけておきます。 あらすじと感想をまとめたものについては、リンクをつけて。 作者は、日本外国問わず、生年順で。 作品の横の年数は、初演か初出。 LINEスタンプ「ぴあじ」発売中! ソポ ...

『奇蹟』1916年8月初演︰1921年5月 市村座「人間が腐るから従って仏様が腐るんだ。」岩波文庫の菊池寛戯曲集から。菊池寛の戯曲が12本も入っているありがたい本。この戯曲・奇蹟は、寺の僧たちが仏を恐れずさんざ戒律を破っている現状から始まる。仏への畏れを失った口から出 ...

↑LINEスタンプ「ぴあじ」発売中! 観た芝居の記録です。 【2022年】AURYN『トゥイードル』(配信)拙者も生搾り『Last Virgin』劇団肋骨蜜柑同好会『ジャバウォック』(配信)NODA・MAP『フェイクスピア』劇団東京夜光『悪魔と永遠』(配信)美貴ヲの劇『江戸川縄歩Ⅱ〜品 ...

『結婚申込』訳:米川正夫『プロポーズ』訳:浦雅春 原題:Predlojenie 作:アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ 1889年4月12日 ペテルブルグ首都俳優協会「ぼくだって、牛ヶ原なんて要りませんよ。でも、ただ原則はゆずれない。よろしければ、牛ヶ原はあなたに差し上げま ...

『熊』 原題:Medvedj 作:アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ 1888年10月28日 モスクワ・コルシ劇場 「無作法な熊です!無教育者!ばけもの!」 よく出来たドタバタ。 三人芝居。 文学座附属演劇研究所ではテキストで使ってたなぁ。 スミルノフが触るなり椅子が音を立 ...

講師をしております、明治大学リバティアカデミー「コミュニケーションは朗読から」5月から始まる全5回の講座は、4月29日(金)に申込締切です。例年12回の講座でしたが、今回はギュッと縮めて5回90分の開催予定です。気になる方は【こちらのリンクから】 ...

『小川未明童話集 赤いろうそくと人魚』著:小川未明新潮文庫 昭和26年小川未明の童話の世界がたっぷり詰まった一冊。暖かい世界。基本暖かい世界の中で、結構「何!?」と心ザワザワする出来事が起こったりもし、でもそれらも深く語ることなく過ぎていく。現実の不条理を、 ...

『パンドラの匣』著:太宰治新潮文庫 【Amazonはこちら】太宰治の『正義と微笑』『パンドラの匣』の二篇を収めた文庫。太宰作品にしては長い部類の物二つな感じ。そして、二作とも思春期の男子が主人公で、男性版『女生徒』といった雰囲気がある。そして太宰作品としてはこ ...

『コンビニ人間』著:村田沙耶香ナレーター:大久保佳代子時間:3時間42分【Amazon】Audibleで聴きました『コンビニ人間』『推し、燃ゆ』の時にも思った事ですが、本当に「普通」とはなんだろう、と深く考えちゃいます。うるさい男子を静かにさせるために、頭をぶん殴って静 ...

『海の上のピアニスト』原題:NOVECENT Un monologo1994年訳:草皆伸子「人の目の中を覗けば、その人が見たものでなく、これから見るものが見えるんだ」「何かいい話を心の片隅にもっているかぎり、そして、それを語る相手がいるかぎり、人生まだまだ捨てたもんじゃない」映 ...

『銀の匙』著:中勘助導入で引き出しの中の銀の匙、というアイテムから子供時代の回想に入っていって、あとはもうひたすらに、子供時代が描かれていく。描かれている時代に懷かしさを感じる、というわけではないのだけれど、あぁ、こんな事に喜んでいたな、とか、ああ、こん ...

『推し、燃ゆ』【Audible】著:宇佐見りんナレーター:玉城ティナ時間:3時間34分肉体の重さ、みたいな物がひしひしと感じられる作品でした。特定の人物を激烈に推す、というのは私にはない感覚なので、「新人類との遭遇!」という感じで聴いていたのですが、推し、というの ...

『恐怖時代』作:谷崎潤一郎大正5年3月梅野、一生懸命に叫びながら逃げようとする途端に、後ろから脳天の骨を横に殺がれる。髪の毛と頭蓋の生皮が剥ぎ落とされて、真赤な、むごたらしい坊主頭になる。谷崎潤一郎の戯曲である。上の引用部分はト書きである。どうやってやるん ...

『紅玉』童話・喜劇、三幕作:フリードリヒ・ヘッベル執筆:1849年5月「いや、以前はなんであれ、その人が、自分はこの何百万の人間のうちでただ一人ものであることを忘れないなら、そして彼の人民は両の、いや、何百万の耳や眼でもって物を聴いたり、見たり、何百万の心臓で ...

芥川龍之介『或阿呆の一生』【Audible】【audiobook.jp】『或恋愛小説』【note】『河童』【Audible】【audiobook.jp】『蜘蛛の糸』【Audible】『地獄変』【Audible】【audiobook.jp】『食物として』【AppleMusic】【audiobook.jp】『新緑の庭』【note】『杜子春』【Audible】 ...

『怪奇俳優の演技手帖』著:佐野史郎2004年 岩波アクティブ新書128大学の先生がオススメしていたのを学生時分に購入して、読んだのが今、シリーズ。佐野史郎さんがドラマ、映画、舞台など数々の現場から体感した事を書き綴って下さっている演技手帖。小津映画から状況劇場ま ...

『記憶の盆おどり』著:町田康朗読:古川照之64分作家の元を、若い頃に捨てた女とそっくりの女が、しかもその当時の姿のまま現れる、という所から始まる物語。色々な謎が生まれ、それらが解決しないまま進み続けて、度々「忘れた」という言葉が登場し、記憶があやふやになっ ...

『ギューゲスと彼の指輪』作:フリードリヒ・ヘッベル(1813〜63)執筆:1854年初演:1889年 ウィーン宮廷劇場人間の力以上のものが与えられている人は、生れながら半神に等しいものではないでしょうか!あたりまえの人間にとっては、それは不幸の原因というほかはありません ...

『"劇的"とは』著:木下順二1995年 岩波新書(新赤版)402大学の時に推薦図書になってたやつを今さら読みまして、「もっと早く読みなさいよ自分!」という気持ちになっております。劇作家・木下順二先生による、「劇的」とは何かというお話。冒頭突如馬の話なのですが、その ...

『桜の園』原題:Вишнёвый сад作:アントン・チェーホフ初演:1904年1月 モスクワ芸術座「このエルモライ・ロパーヒンが、桜の園に斧をくらわせるんだ」チェーホフの四大劇のラスト作品・桜の園。その昔読んだときのイメージは物哀しい、高尚な戯曲、という感じだ ...

Audibleの短編文学チャンネルより。『無限大ガール』著:森絵都朗読:松永玲子時間:63分愉快な作品だった。いろんな部活の助っ人をすることで失恋の傷を見ないようにしている女の子が、演劇部の助っ人に行った際に、脚本・演出を担う元カレと再会。やがて元カレとか二の次で ...

Audibleのポッドキャスト「短編文学チャンネル」より。『風鈴』著:松浦理英子朗読:中澤明日香時間:50分ほど子供の頃の思い出を語る感じで始まるこの作品。ときどき映画のロケ地になる地元での、少女時代の話。幼馴染との遊びや、ロケ隊と一緒にやってきた少女との交流など ...

『諸国を遍歴する二人の騎士の物語』作:別役実初演:1987年10月 パルコ・プロデュース「ただの騎士は黙って坐っていても世界はそのままですが、遍歴の騎士は何もしないでいると、それだけで世界が損害をこうむるんです……。」「いいかい、もしお前さんが私たちに殺されたく ...

『アンティゴネ』原題:ANTIGONE著:ブレヒト初演:1948年2月 スイス・クール市立劇場訳:谷川道子2015年 光文社古典新訳文庫「やめましょう。見に行くと見られてしまうわ。」「最近、似たような行為が私たちにあったのではないか、いや、似たような行為はなかったのではない ...

私が朗読しておりますオーディオブックが発売されております。『芥川龍之介名作選』というタイトルで、芥川作品29作収録です。よろしければ是非。Audibleはこちらaudiobook.jpはこちら ...

『ジョバンニの父への旅』作:別役実初演:1987年/文学座「場合によっては、私が突き落としたと言うかもしれないね……。特に私が見てしまった場合はさ……、つまり、その誰かを私の息子が突き落すところを……。」宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』で描かれた、あの夜・あの事故 ...

昨年から、池袋コミュニティ・カレッジにて、「西村俊彦の朗読トレーニング」という講座の講師を担当しております。毎月第一・第三火曜日の13時からの90分講座。前期6回は芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を題材に、色々な朗読のコツをご紹介しました。そして1月から始まった後期は ...

『お伽草紙』著:太宰治新潮文庫新潮文庫の太宰治シリーズから、『お伽草紙』この一冊は、色んな古典を題材にしながら太宰治がだだ漏れている作品が集まっていてとても楽しいやつ。こういうスタイルの作品も、もっともっと書いていただきたかった、という感じです。口数が多 ...

Audibleのポッドキャスト、短編文学チャンネルから。今回はこちら。『最後は臼が笑う』著:森絵都朗読・松永玲子時間:35分ほど悪の中にどこか間の抜けた部分や優しい部分を見つけるのがたまらない!という変わった価値観を持つ女性と、彼女をダメ男好きから卒業させようとす ...

『オイディプス王』作:ソポクレス(前496/5-406)初演:前409年訳:藤沢令夫1967年 岩波文庫 赤105-2「ああ、不幸なおかた!御自分が誰であるかを、どうかけっして、お知りになることのありませぬように!」「もはやこれまでー生まれるべからざる人から生まれ、まじわるべか ...

美術館やギャラリーに足を運ぶ、という経験のあんまりない私ですが、歩いていてふと「気になる」と思い立ち寄ったのがこれ。落語の写真、「語り」という、私の興味あるジャンルが押し出されていたので。入場無料。入るとまずは、同じ写真絵本を複数人が読んで印象を語る読書 ...

Audibleを使い始めたので、ちゃんと聴いたものの感想などちらほら書いていこうと思います。川上未映子『マリーの愛の証明』朗読・青柳いづみ時間:40分ほどAudibleは月額制で、毎月一冊無料になるコインが配布され、他は購入、という感じなのだけれど、無料で楽しめるポッド ...

私も在学中に参加しておりました、MSP(明治大学シェイクスピアプロジェクト。学生主体で毎年一回シェイクスピア作品を上演するイベント)今年は『ロミオとジュリエット』を上演するそうで、昨日初日を迎えたのですが、今年はもう一本明治大学創立140周年記念特別公演として ...

『喜劇の手法 笑いのしくみを探る』著:喜志哲雄2006年 集英社新書0331F様々な喜劇について、著者の喜志さんが解説・考察していく新書。章ごとにテーマが設定され、その型に当てはまる喜劇のあらすじが説明され、ここがこうだから笑いを誘う、と考察が入る。読んでいて本当に ...

『恋を知る頃』作:谷崎潤一郎大正2年5月「僕はお前が死ねと云えば、何時でも死ぬよ。」「こんな悪事をしたからには、一生私を見棄てないでおくれ。」美しくて悪い女とその愛人が、木綿問屋の乗っ取りを企てる話。この問屋の跡取り息子である少年が美女に恋をし、利用される ...

参加しておりました朗読会プチプラージュ10周年記念・夏目漱石 朗読ライブ『円覚寺 帰源院 夢十夜』無事終演致しました。夏目漱石の「夢十夜」を、漱石ゆかりの寺院である帰源院を会場に、コントラバスの演奏と共に朗読するライブ。昨年の早いうちに上演予定だったものが延期 ...

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