びょうびょうほえる〜西村俊彦のblog

俳優・ナレーター、西村俊彦のブログ。

『あの星はいつ現はれるか』作:岸田國士1931年3月葉絵子(はえこ)という主人公の女性が、父、母、気になる男性と、それぞれ二人きりで話す場面で構成される戯曲。父母と話題になるのは「気になる男性」の人物評。これが全く食い違うのが面白い。この悩みを最後本人に、「友人 ...

第15回 明治大学シェイクスピアプロジェクト『ヴェニスの商人』【戯曲あらすじはこちら】原作:ウィリアム・シェイクスピア翻訳:コラプターズ(学生翻訳チーム)演出:山崎心監修:青木豪日程:2018年11月9〜11日料金:無料会場:明治大学アカデミーホールまずはじめに。とて ...

しろうさぎの会『うさぎひとり』脚本:大西伸子演出:坂本鈴(劇団だるめしあん)日程:2018年11月9〜11日料金:一般2500円/学生2000円会場:遊空間がざびぃ劇団だるめしあんの坂本鈴の戯曲講座からスタートしたというこの上演。少し内容に触れて書いてます。子供の頃から人と ...

LINEスタンプ「ぴあじ」発売中! 【読書】 2018年 『地獄変・偸盗』著:芥川龍之介 『三文オペラ』作:ブレヒト/訳:千田是也 『野口体操 マッサージから始める』著:羽鳥操 『河童・或阿呆の一生』著:芥川龍之介 『世界のどこでも、誰とでもうまくいく!「共感」コミュ ...

【2018年】 劇『ヴェノム』 『MONSTERZ』 『ショーン・オブ・ザ・デッド』 ア『闇芝居六期』 『ソロモンの偽証(後)』 『ギャラクシー街道』 『ソロモンの偽証(前)』 『ザ・マジックアワー』 再『清須会議』 『セクシャル・プレデター』 『ステキな金縛り』 『有頂天ホテル』 ...

↑ラインスタンプ「ぴあじ」発売中! 観た芝居の記録です。 【2018年】 11月 しろうさぎの会『うさぎひとり』 10月 明治大学図書館企画展『実験劇場と唐十郎』 文学座自主企画『エレベーターの鍵』 『ファクトリーシブヤ』 ゴジゲン『君が君で君で君を君を君を』 09月 桃 ...

『取引にあらず』作:岸田國士1929年1月これはもう、落語的な戯曲。煙草屋の主人のもとに、家に帰るまで金がないがすぐに煙草を吸いたい、という若い男が訪ねてくる。男は手持ちの尺八を、金を持って戻る証拠にと煙草屋に預け、家に帰る。すると入れ替わりにやってきた老紳士 ...

:漫画:【2018年】『オトシアナ〜這い上がってきたらすべてをあげる〜』未浩『花とみつばち』全7巻/安野モヨコ『超人ウタダ』全6巻/山本康人『トコR55』イワシタシゲユキ『オナニーマスター黒沢』全4巻/伊瀬カツラ&YOKO『新SDガンダム外伝騎士ガンダム 魔龍ゼロの騎士伝 ...

『三文オペラ』原題:DIE DREIGROSCHENOPER作:ベルトルト・ブレヒト(1898-1956)初演:1928年訳:千田是也(1961年) まず食うこと、それから道徳。まず貧乏人までがでっかいパンから手前の分を切りとれること、これが第一。「ブルジョアジーの支配がもっぱら犯罪を土台にして ...

『8・15と私の原理』著:宮本研1981年『宮本研戯曲全集1』に収められている、宮本研のエッセイ。工場で働いている時に終戦を迎えたこと、周りの大人の態度がガラッと変わったことなど、戯曲『反応工程』の出来事が、実体験から編み出された物だと感じる事が出来る。タテマエ ...

2014年の中頃くらいから、 読んだ戯曲をメモでまとめておこう! と思い立ち、個人的なメモですがブログに載っけておきます。今までに読んだことある、ってものも、再読のタイミングで載せます。 感想書いた物については、リンクをつけて。 作者は、日本外国問わず、生年順で ...

『ヴィクトリア駅』 原題:Victoria Station作:ハロルド・ピンター 初演 1982年 無線で指令を出す指令係と、その無線を受けた運転手の 無線による会話劇。 二人芝居。全編に渡り話が上手く噛み合わないが、その噛み合わなさが、逆に想像の幅を広げる。序盤は無線が混線してし ...

『俳優志望者メンタルテスト』作:岸田國士1928年4月私(岸田國士)と俳優志望者の対談形式で書かれた演劇談義。戯曲といってよさそうな形式。俳優志望者のメンタルテスト、というよりは、岸田國士が、イラッとする面接者に、どこまで耐えられるか、みたいなメンタルテストにな ...

『野口体操 マッサージから始める』著:羽鳥操2012年 ちくま文庫文学座の研究所で、「こんにゃく体操」として触れていたものの、大元・野口体操。ちくま文庫から、読みやすそうな基礎本が出ていました。ストレスにまみれた現代、癒しビジネスがブームとなる中、本当の癒しと ...

『チロルの秋』作:岸田國士1924年9月「このチロルの山奥で、お互に身の上話しさへしたことのない二人が……二度と再び会はないといふ誓ひを立てた上で、久しく別れてゐた恋人のやうな一夜を明かして見たら……どんなに、面白いでせう」ステラとアマノ、という男女の間に流れ ...

『音の世界』作:岸田國士1931年10月電話がキーアイテムになる戯曲。会話の片方しか聞こえない場合、内容を想像するしかないが、実際にはその想像とは全然違うことが話されている、という面白さ。【ネタバレあらすじメモ】電話で繋がれた三ヶ所の舞台。女とその夫の部屋。ホ ...

『実験劇場と唐十郎 1958-1962 「アングラ」の前に「実験」があった!』日程:2018年10月5日(金)〜10月28日(日)会場:駿河台キャンパス中央図書館ギャラリー唐十郎さんが、明治大学の学生時代に在籍していた実験劇場。その実験劇場と唐十郎の資料が色々展示してあります。こ ...

『かんしゃく玉』作:岸田國士1931年7月しっかりものの妻と、「こんな情けない俺でいいのか?」と、(主に経済面で)苦しむ夫が中心に描かれる短編。この構図、『ぶらんこ』を始めよく岸田戯曲に登場する印象。生活の貧しさに、心が蝕まれていく。その回避法として、「かんしゃ ...

私が関わっている作品の販売情報など、貼っておきます。 各リンクから詳細ページへ飛べます。 【ラインスタンプ】 「ぴあじ」 「ぴあじ2」 「はじめに無があった」 【オーディオブック(個人販売)】 芥川龍之介『蜘蛛の糸』100円 堀辰雄『燃ゆる頬』150円 宮沢賢治『注 ...

『写真』作:岸田國士1927年5月人物が写真を見ながら話が進む、という面白い構造の前半。そこから、写真を巡る争いになる後半、なんとも絶妙なオチ。これ、面白い。嫉妬、身分格差。【ネタバレあらすじメモ】軍人・三好大尉の家。夫人が、隣の奥さんに写真アルバムを自慢げに ...

『若い人』作:アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ1884年2月テーブルを挟んで話をする、プラヴドリューボフと若い男ウプリャーモフ。ウプリャーモフは、風刺画を編集部に持ち込む途中でプラヴドリューボフに絡まれた模様。その絵は何だと問うプラヴドリューボフ。出てくる ...

文学座有志による自主企画公演大人のためのおとぎ話『エレベーターの鍵』作:アゴタ・クリストフ訳:堀茂樹演出:水野玲子日程:2018年10月18〜20日料金:2500円会場:文学座新モリヤビル1F『悪童日記』のアゴタ・クリストフの、ほぼ一人語り戯曲『エレベーターの鍵』建築家 ...

『説教節による見世物オペラ 身毒丸』作:寺山修司初演:1978年6月 天井桟敷「お母さん!もういちど、ぼくをにんしんしてください!」寺山修司の有名戯曲。舞台を観たこともないので読んでみました。見世物小屋に地獄の光景、呪いの人形、何でも消す消しゴム。圧倒的に雑多な ...

脚本書いたり出演したりしている、『一人芝居ミュージカル短編集』実在した人物を題材に、伊藤靖浩氏の作曲で作り上げる、30分の一人芝居のミュージカル、というやつです。私が出演したvol.3に同じく出演していた高橋エマと村田実紗が、二人で上演企画をやるそうで、高橋エマ ...

『行方不明の工場長は?』作:福田栄一1928年政府から工場に視察が来るその日。工場側は、若年工を隠し、付き添いの警官を買収し、工場に都合の悪いものは全て目に入らないように整える。が、工員たちによる工場長を娼婦で足止めする計画等々がうまく成立し、査察官の前で、 ...

『ここに弟あり』作:岸田國士1931年内緒で同棲中のカップルの元に、男の兄が訪ねてくる、という出来事を描く。男のなんとも頼りない感じ、兄に逆らえないでここまで来たけど、今日はガツン、と言ってやる→言えないみたいな人間関係がおもろい。すごいなんとなくだけれど、 ...

『ぬけがら』作:佃典彦初演:2005年 文学座アトリエの会僕が文学座の研究所に入って初めて観た演目で、この劇団おもしろい、と思ったやつ。その後戯曲を買い求め、今になってようやく読む。浮気はばれるわ交通事故起こして仕事は駄目になるわ、妻に離婚届のサインを迫られる ...

『二人で狂う……好きなだけ』原題:DELIRE A DEUX ……A TANT QU'ON VEUT作:ウジェーヌ・イヨネスコ初演:1962年4月 ステュディオ・デ・シャンゼリゼ訳:安堂信也「いつでも自分の方が正しいと思ってるんだな。」そう言い合ってはお互いを否定し、罵り合い、喧嘩を続ける一 ...

「ぴあじ」「ぴあじ2」 とLINEスタンプを作りましたが、ここで趣向を変えて、 一つ作ってみました。 はい、漢字のスタンプです。 書道家の方が出てるテレビ見てて、 「漢字のデザインってほんとおもしろいな…」 と思って考えたやつです。 「無」という漢字を主人公に、 ...

『ストライキ』作:西光万吉(1895-1970)1926年8月17日農村での、地主対小作農の労働争議。ストライキがテーマになっているが、ストライキという運動によって子供が学校へ行けなくなることを嘆く母親と、あくまでもストライキにこだわり続ける父親の衝突、内部での認識の違い ...

『踊る一寸法師』 著:江戸川乱歩 1926年1月 朗読しました。曲芸師一座の宴会は盛り上がりを見せ、一寸法師の緑さんを、酔った勢いでいじめにかかる。やがて緑さんに、人体切断のマジックをさせることに。一座で一番の美人が中に入り、緑さんが箱に刀を突き刺し、首を切断す ...

『死と乙女Ⅰ 白雪姫』原題:Der Tod und das Madchen Ⅰ(Schneewittchen)作:エルフリーデ・イェリネク1999年舞台上には案山子が二体、それがやがて白雪姫と狩人になって会話を始める、という…。美の象徴?としての白雪姫?死の象徴?としての狩人?継母は権力を欲しがる。 ...

西村俊彦(にしむらとしひこ) 俳優・ナレーター・朗読講師 【経歴】 明治大学の演劇学専攻に学び、 同大学の一大演劇イベント「明治大学文化プロジェクト(現MSP)」の 第2回『マクベス』で主演。俳優・原田大二郎氏にかわいがられる。 卒業後は文学座附属演劇研究所に入所 ...

先日、新宿の地下イベントスペースでこんなの見つけまして。 アプリでリリースされた『アークザラッドR』のプロモーションイベントで、 壁一面に『アークザラッド』『アークザラッド2』の、 思い出深いイベントシーンがパネル展示されている、というもの。 懐かしさで思わ ...

『はだしの青春』作:宮本研1959年 劇団芸術劇場男一人、女四人の芝居。短編。ダメ男とツンデレっぽい女の繰り広げる青春ストーリー。ラストシーンとかがまさに、『裸足の青春』で、こいつらこの日の事を、いつの日か思い出すんだろうな、って感じ。【収録】『宮本研戯曲集 ...

:目次: ブログの目次です。 色んな情報にアクセスしやすく。 ■西村俊彦のプロフィール アウトプット 演技についてのメモ ■コーポリアルマイムの面白さ〜身体表現と言語表現をコネクトする〜 ■MSPでやったWS『ヴェニスの商人』を使って「言葉と体で台詞を立体化する」 ...

『山本巡査 全国の巡査諸君に捧ぐ』 作:小林多喜二(1903〜1933) 1928.1.19 『プロレタリア戯曲集』というのに入っていた、小林多喜二の戯曲。 戯曲集全編にわたって、 労働組合の設立とか、ストライキとかがテーマになっている。 時代の塊みたいな本だ。 この『山本巡査 ...

ゴジゲン 第15回公演『君が君で君で君を君を君を』作・演出:松居大悟日程:2018年10月3〜14日料金:3500円会場:下北沢 駅前劇場学生映画の撮影の現場から始まり、愛を表現出来ない役者の銀次(本折最強さとし)が現場から逃亡。何週ぶりかで銀次は現場に帰って来て、彼女が出 ...

『四人ばやし』"SCENE A QUATRE"作:ウジェーヌ・イヨネスコ1959年訳:塩瀬宏【印象に残る台詞】ト書き「彼女の腕のないからだが、ただ一本の脚にのっかって、びょこんぴょこん跳ねながら、進み出るのだ。」←!?「さて、見物のみなみなさま、あたしも、まったくみなさんが ...

『世界のどこでも、誰とでもうまくいく!「共感」コミュニケーション』著:石川幸子2017年 同文舘出版Amazonで購入国際的機関で多くの現場に携わってきた著者が、コミュニケーション→意志、感情、思考などの情報を伝えるという提議で、グローバル社会でのコミュニケーション ...

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