月曜日の夜は、野田阪神のお蕎麦屋さん「やまがそば」でのおそばと落語の会に行ってきました。
会場である「やまがそば」さんの2階座敷は立錐の余地無し。みなさんスペース詰め詰めで膝立てて鑑賞する状況。まあ毎月こうなんですが(苦笑)。

演目は以下の通り。

・席亭(お店のご主人)ご挨拶
・小噺で綴る今年の十大ニュース 出演者及び松喬一門
「ちりとてちん」笑福亭松五
「商売根問」笑福亭喬若
「トナカイ」笑福亭三喬
「紐落し」笑福亭生喬
・チャリティーオークション 進行:遊喬、生喬、喬若
※中入りなし。

・今月のお蕎麦「晦日そば(エビ天そば)」


開演すぐに始まったのは小噺「今年の十大ニュース」。出演者の4師のほかに、松喬一門の噺家さんも出てきて、十大ニュースに因んだ小噺を。サゲ(オチ)が巧くできないと、噺を延ばされていました(笑)。三喬さん、生喬さんくらいになると、お客さんの様子を見ながら、サゲまで巧く噺をもっていかれました。
落語界の松坂大輔」がウリの喬若さんは、西武ライオンズ時代の松坂投手の上下ユニフォーム姿(しかも作業服色のビジタージャージ(笑))で登場されました。西武の松坂は最後だということでお客さんから写真を撮られていました(笑)来季からはボストンの赤い靴下のユニフォームを調達せなアカンですね。

狭い中で、みなさん小噺されたので、落語ではみなさん、お疲れぎみ、ダレぎみでした。
もちろん、三喬さんも生喬さんも巧いので、爆笑をとっては、いたのですが。

三喬さんの「トナカイ」は、古典「動物園」の改作で、移動動物園の虎がトナカイに変わっていました(笑)
三喬さんらしく現在のアドリブたっぷり入れ、笑いを誘っていました。そして最後は横山たかし・ひろしさんの例の泣きが入っていました。
#しかも赤いハンカチの小道具付きでした(笑)

トリは生喬さんの「紐落し」。
私は初めて聴く噺でした。
「紐落し」とは今の七五三のことだそうで、紐のついたうぶ着を脱いで、大人と同じく紐を落として帯を締める。落とした紐は神社に奉納するのだそうです。
噺は、子供の祝いに参拝した帰りに拾った風呂敷包みの中を見ると、袈裟(けさ)と衣と数珠が入っていたことで「ゲンが悪い子供は死ぬ」と嘆く旦那に、「数珠の数(百八つ)まで長生きする」とゲンのよい解釈を教えた徳さん。旦那に感謝され羽織や金をもらい、宴席にも参加します。
その後、本卦がえり(還暦)の旦那の祝いにも行くと、この旦那も袈裟と衣と数珠を拾ったといい、もう死ぬんじゃと嘆くので、前で味をしめた徳さんは同じ文句で礼を期待するも、出てきた数珠は半分の五十四しか無かった・・・。
生喬さんの語りは豊富な声量ながらも、落ち着いたところもあり、ニンに合ってはるのかと思いました。
#風貌からもそう感じるのかもしれませんが・・・。

最後は(年末恒例という)チャリティーオークション。
一門のみなさんが集めた、珍品、名品、ノベルティが次から次で登場しました。
品が上がるたびに、前のほうで値段をつり上げようとする男性がいるので、司会の遊喬さんに窘められ(たしなめられ)、喬若さんには煽られ、会場の後ろのほうから笑いが起こっていました。

オークションが終わると、手打ちのお蕎麦を頂戴しました。
今月は晦日そば(エビ天そば)でした。

この「おそばと落語の会」では日頃食べられないそばを出すそうですが(ご主人がオリジナルそばを出すため苦心しているようです)、毎年10月と12月は決まっているのだそうです。毎年10月は松茸そば、12月は晦日そばだそうです。

ご馳走様でした。


リンク:おそばと落語の会(公式サイトではない)