8月17日土曜日の夜は、神戸から戻ってきて「田辺寄席」の夜席へ。
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ひっさびさの田辺寄席。
一年以上行けてなかったと思っていたら、今年1月の雀三郎さんの会のとき以来なようで。

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ゆったりと鑑賞。

文太さんの開口0番では、開演前にかかる「二番太鼓」の演奏を披露された後、師匠連の出囃子を観客からリクエストし、下座さんが演奏されました。
文太さんの笛はよろしいなあ。

先ず、別のかたが春團治師の『野崎』をリクエストされた後、どなたも手をあげないので、私が五代目文枝さんのを、と。
文太さんの会やねんから、文太さんの師匠の五代目文枝さんは推さないと。
お囃子は『廓丹前(くるわたんぜん)』だそうです。

五代目文枝さんが亡くなられてから、これを出囃子にかける人はいないそうです。
#個人的には文太さんが継承してほしいと思っていますが。

文太さんは、サーヴィスとして、この後の高座でも『廓丹前』を出囃子にして登場されました。
おおきに。

この回は、露の一門の一門会で。

まず前座は、都門下の瑞(みずほ)さん。

もともとは桂雀々さんとの門下の人やったんですが、師匠の東京進出のタイミングあたりで廃業した後、女流の露の都さんとこに。
何度か彼女の高座は聞いているが、毎回よく繰れていると思う。
噺は『道具屋』でしたが、聴いてて、女流なのを意識することなかったなあ。
今後が楽しみな人です。都さん、よく拾ってくれはった。

続いては、露の吉次(きちじ)さん。
吉次さんの高座を聞くのは13年ぶり。繁昌亭での『元祖大阪名物あほの会』以来。
今、吉次さんは55歳で、47歳で結婚、授かったお子さんは7歳になるそうな。
健康に気ぃつけてはるでしょうなあ。病気してられへんから。
噺は『千早振る』。全編ハイテンション。勢い余ってな場面あったけど、それはご愛嬌。

文太さんは『百人坊主』。
風流。

中入り明けて

団四郎さん。
怪談噺。
幽霊場面では場内を暗くし、団四郎さん自身が早変わりで幽霊になるという。
どことなく文楽人形ちっくな。

終演後は観客みなさんを含めて、会場のお片づけ。
パイプ椅子の撤収作業をちょっとだけ手伝って帰りました。


第854回田辺寄席@桃ヶ池公園市民活動センター(2019年8月17日)
開口0番 桂文太
道具屋』露の瑞(みずほ)
千早振る』露の吉次(きちじ)
百人坊主』桂文太
(仲入り)
『怪談・魂切源五郎』露の団四郎

三味線:花登益子
鳴り物(主任):桂む雀
お茶子:井上麻衣子


リンク:
田辺寄席
将来の名人に聞く【露の瑞 編】 | 上方落語WEBマガジン「んなあほな」