『ティアーズ・オブ・ザ・サン』『リーグ・オブ・レジェンド』『インファナル・アフェア』『死ぬまでにしたい10の事』

今日は久々本気で映画デー。
やっぱり月曜は映画館空いていて最高です。

感想として書きたいコトはいっぱいあったはずなのに,4作観たらすでにその半分は忘れました。思い出してがんばる映画日記です。なので文章はいつも以上にヒドイもんです・・・あぁ。感想やら言いたいこと,思い出したらまたどんどん書き加えます。


まずは,何も知らずにタイトルすらちゃんとわからずに観た『ティアーズ・オブ・ザ・サン』。
まさか「太陽の涙」だとは思わず,「・・・オブ・ザ・サム?」だと思ってました。「息子の涙」。
観始めは,あぁドキュメンタリーなのか?と思いまして,眠くならないよう気合を入れたのですが。
突如ブルース・ウィリス氏が登場されまして,戦争映画(ドラマ?)だと知った次第でございます。

「内戦下のナイジェリアから,アメリカ国籍の女医を救出せよ。」
戦渦からひとりの人間を救出するために部隊が出るってのは何だか観たことある話だなぁと,そこでちょっとがっかりしてしまったのですが,まぁ基本は確かにそこだけどもそれとはまたハラハラ度が違いました。
脱出話。背後から‘オリンピック選手並み’にどんどん迫ってくる敵。

ラストはもうずっと涙が止まらなくて,もう誰も帰れないんじゃないかと思うと凄く怖くて。
命令違反とか人間が変わっていくとかストーリーなんかはこの際どうでもいいです。
こんなん怖いよなぁと思いながら観るだけ。

ま,たぶん記憶には残らない,いつもと変わらぬハリウッドの戦争映画でした。
戦争なんてやっぱやだ〜っ!てことで。

ところでコレは14時頃からの回で観たのですが,今日の4作の中で一番混んでいました。なぜ?
他3作は毎回10人程度しか客おらず。そんな田舎町じゃないんですが・・・。


で次。チラッと話を聞いた限りでは笑ってしまったおとぎ話な『リーグ・オブ・レジェンド』。
あら,こんなところで『ウォーク・トゥ・リメンバー』のシェーン・ウエストに再会するとは・・・。
髪型・髪色が変わってイメージがだいぶ違いましたが,やはりイイ男。
髪は前のほうが好きだけど。だってあれじゃあ妙に似合いすぎて可愛すぎて困ります。
ところで足の短さ具合が気になったのですが・・・腰履きではなくて足が短いんですよねぇ・・・?

世界の名作の主人公たち7人が集合でした。
誰だか知らねぇ主人公が数人いましたが(特に主役の男とか),まぁそんなのどうでもいいです。
ヒーローってことで。超人ってことで。とにかく強いってことで。
ネモ船長のコスプレには最後まで違和感ありましたが,それぞれ戦いっぷりが見事で素晴らしい。
グレイ邸図書室での銃撃戦の‘紙ふぶき’なんて最高でした。


いつぶりかわからない香港映画は『インファナル・アフェア』。
警官,マフィア,スパイ・・・複雑に絡み合う(そうでもないか?)人間関係が,ストーリーをひたすらハラハラしたものにしていて,最後まで画面に釘付けでした。裏切り,裏切り,裏切り・・・。
(えーっ!?)とか(おぉー・・・)とか(タメイキ)とかの繰り返し。面白かったです。

‘撃つ’シーン,暗くなって音だけになって,すべてがそこで一瞬止まるんです。息を呑みます。
血が飛び散るのはリアルかもしれないけれど,やっぱりできれば観たくはないもの。良かったです。

実はアジア系の男優さんは苦手なヒトが多いのですが,アンディ・ラウは好きなほうかもしれない。
短髪男に弱いってことを除いても・・・。

あ・・・時々恋愛シーンが入りますが,そこだけ音楽がいまいちでした。


最後はミニ・シアター系作品の『死ぬまでにしたい10の事』。
死の告知をする(される)シーン。
涙が止まりませんでした。
告知をする医師が,ナースたちにはひやかされるけど面と向かって死の告知なんてできない,と,ロビーの椅子に隣同士で並んで話をするんです。
もうどうしたらいいかわからない。ふたりが切なくて,ふたりの俳優の演技が素晴らしくて。

‘死の準備’のひとつとして,テープ・レコーダーに,娘たちや夫,母親,恋人たちに向けてのメッセージを吹き込んでいくのですが,切なくて,でも暖かくて,すごく愛があって。あぁ自分も声を残したいななんて思って。
映画ではビデオ・テープにメッセージを残すというモノをよく観るけれど,カセット(声だけ)の方が表情が見えなくて余計に心にくるんじゃないかなぁと思いました。
ホントのところはわからないけれど。

ひとつだけ。アンが,偶然出会った男と恋に落ちてしまうのは私的には好きではないです。どうせなら,コイン・ランドリーで寝顔を見つめられる程度のままでいて欲しかった。それはまた違うお話?


いろんな‘死’を観た1日でした。


最後に・・・予告編。
てっきり来年あたり公開だと思っていたのですが,あと1か月後なんですね『ラスト・サムライ』。
日本人俳優さんの英語がひどくなかったので,期待してみましょう。

で。私には観るに絶えられない顔だからという理由で嫌いな俳優さんが3人いまして,彼らを勝手に【3大ムリ俳優】と呼んでいるのですが。その中のひとりがもうすぐ公開される話題映画の主役なので,スクリーンに登場しまくりなのでした。あぁやっぱムリ〜!(ごめんなさい)