神戸市在住の41歳の地方公務員の方から、こんなメールをいただいた。

 ≪お金をかけて私学や予備校に行かなければ難関大に合格できない、という現状が問題≫

 おっしゃるとおり。

 もちろん、独自の教育に魅力を感じて私立の中学や高校に通わせる親御さんも多いだろうが、高い学費にもかかわらず私立を選択するのは、その先に大学入試や就職を考えている人が多いからだろう。公立だけでその思いがかなうなら、それに越したことはない。

 難関大かどうかは読者の感じ方にお任せするとして、筆者はいわゆる「関関同立」の一つを卒業した。それまでは公立の中学、高校を経ている。現在35歳で大阪出身。大学受験を見越した高校進学については、当時の大阪はまだ「一部のすごく勉強ができる生徒が難関私立高校を受験する」という認識が一般的だったと記憶している。

 さて、筆者が初めて塾通いをしたのは、中学1年の秋ごろだった。別に入試を考えたわけではなく、数学の定期テストの得点が30点台となり「さすがにヤバイ」と思ったからだ。自宅近くの個人経営の塾だったので雰囲気はのんびりしたもので、難関私学を目指すというよりは学力を補うようなものだった。

 高校では3年になってから予備校に通った。「受験のためには予備校くらい行かないとだめなんだろう」と、漠然とイメージしたのが理由。できれば国公立大に合格したかったが、不合格となり、私学に進学することになった。

 メールの主は、こうも指摘している。

 ≪公立高校でしっかり勉強しさえすれば難関大に合格できるようにすることのほうが、授業料無償化や子ども手当よりも、よほど重要だと思う≫

 これもおっしゃるとおりだが、当時の筆者は学校だけの勉強では不安だったし、公立校では生徒同士で受験に対する意識が違うため、環境を変えたい思いもあった。

 現状の公立教育は当時と様変わりしているのだろうか。教育に携わる方からのご意見もお待ちします。(真)

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