2010年01月

「たたかれて政治家成長」中曽根氏、首相を激励(読売新聞)

 中曽根元首相は28日、都内で講演し、民主党の小沢幹事長の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件に関する発言などで批判されている鳩山首相について、「思慮の足らないところをジャーナリズムでうんとたたかれる過程を経て、政治家は成長する」と述べた。

 中曽根氏は小沢氏が批判を浴びることで、政治家として成長したと説明し、首相にも「いい栄養剤をもらっていると考えるのがいい。たたかれることのない政治家は結局、伸びない」と語った。

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 《検察側による冒頭陳述の読み上げは、平成20年6月8日の犯行に至る準備状況にまでいたっている。検察側は法廷の両サイドに設置された大型モニターを使いながら、ゆっくりとした口調で説明していく。2人の刑務官に挟まれ、弁護人席前の長いすに座った加藤智大被告(27)は、表情一つ変えず、前を見据えている》

  [図解] 秋葉原駅前 事件現場の見取り図

 検察官「(平成20年)6月6日に福井市内でダガーナイフ1本や折りたたみ式ナイフ1本や滑り止め手袋などを3万4600円で購入しました。そして、人をはねて殺害するため4トントラックを用意しようと思い、6月7日朝、秋葉原に行き、ゲームソフトとパソコンを売却して7万円を入手しました」

 《加藤被告が実際に犯行に使用したのは2トントラックだが、人をはねた場合に、より殺傷能力の高い4トントラックを使おうとしていたようだ》

 検察官「7日昼ごろから、インターネットで調べたり静岡県内のレンタカーの営業所を回るなどしましたが、4トントラックを借りることができず、沼津市のレンタカーの営業所で2トントラックを、8日午前8時から借りる予約をしました」

 《トラックの準備ができた加藤被告は、犯行予告を行った携帯電話サイトの掲示板に書き込みを始める。法廷の加藤被告は激しくまばたきを繰り返している》

 検察官「6月7日午後4時3分ごろ、『無事借りれた。準備完了だ』と書き込み、さらに『もっと高揚するかと思ったら、意外に冷静な自分にびっくりしている』と書き込みましたが、反応は何もありませんでした」

 《掲示板への書き込みに反応がなかったことも、不満をふくらませた要因になったようだ。読み上げは6月8日に秋葉原に向かった状況に移っていく》

 検察官「6月8日午前6時半ごろ、電車で沼津駅に向かい、レンタカーの営業所で2トントラックを借りました。いったん寮へと戻り、ダガーナイフ1本が入っている鞘をベルトの右腰辺りにつけ、ユーティリティーナイフ1本を右足の靴下に隠しました。トラックを運転して東京へ向かい、午前11時45分ごろ、秋葉原に到着しました」

 《東京に向かうまでの間にも、加藤被告は掲示板への書き込みを続ける》

 検察官「掲示板に『時間だ出かけよう』『神奈川に入って休憩』『秋葉原についた』などと書き込みました」

 《続いて検察側は、検察官席の後ろに大きく張り出した犯行現場周辺の地図を使いながら、犯行状況の説明を始める。軽く背中を丸め始めた加藤被告だが、視線は相変わらず、検察官に向けたまま微動だにしない》

 検察官「(犯行現場の)交差点では、南北の中央通りが自動車での通行ができませんでした。6月8日は予定通り、午前11時50分から午後0時10分ごろまでの間に、中央通りの歩行者天国が開始しました。午後0時10分ごろ、掲示板に『秋葉原で人を殺します』『車でつっこんで、車がつかえなくなったらナイフを使います。みなさんさようなら』と書き込み、さらに『時間です』と書き込みました」

 《検察側はこの書き込みで、加藤被告が無差別殺人の決行を決めたと述べた》

 検察官「当初の予定では、歩行者天国の中央通りに突っ込んで、多くの歩行者をはねた上で、ダガーナイフで人を刺して殺すつもりでした」

 《実際に行われた犯行よりも、残忍な計画を思い描いていたようだ。傍聴人も一様に厳しい表情を浮かべて聞いている》

 検察官「交差点にさしかかったとき、信号は赤でした。被告は中央通りの人通りがあまりに多かったので怖くなって、信号で停止しました。青になると交差点を直進しました。歩行者天国に突っ込むことはあきらめ、赤信号を無視して突っ込んで歩行者をはねることとしました」

 《そう決意した加藤被告は、犯行現場の交差点に再度戻ってくる。そして、加藤被告は3度に渡って犯行を躊躇(ちゅうちょ)した》

 検察官「『やらなくて良かった』という気持ちと、『何でやれないんだ』という気持ちで葛藤(かっとう)しました」

 《そんな葛藤を振り払い、加藤被告は8日午後0時33分、計画を実行に移す》

 検察官「8日午後0時33分ごろ、交差点に向かって走行中、『今度こそは犯行におよぶ』と強く決意しました。交差点で赤信号を認識し、トラックのアクセルを踏み、前方の車を追い抜きました。多くの人が通行していることを確認しましたが、ブレーキを踏むことなく赤信号を無視し、時速約40数キロで交差点に進入しました」

 《加藤被告は、多くの人が行き交う交差点をトラックで走りきり、中村勝彦さん=当時(74)=ら3人を死亡させ、4人にけがを負わせた》

 検察官「車道上にトラックを停止させ、ダガーナイフで次々を通行人を刺すこととし、ベルトに付けていたダガーナイフを取り出して交差点に向かって走りました。目についた通行人を殺害するため、通行人を次々と刺しました」

 《凄惨(せいさん)な犯行状況が検察官の口から再現されていくと、当時の状況を思いだしたのか加藤被告は時々顔をしかめ、厳しい表情を見せた》

 検察官「被告の犯行を秋葉原交番に勤務していた巡査部長(法廷では実名)が目撃し、被告人を追跡しました。巡査部長は、被告が通行人を刺す現場を目撃し、殺人未遂の現行犯で被告を逮捕しようとしました」

 《中央通りから西に入った路地で、加藤被告は巡査部長と対峙(たいじ)する》

 検察官「被告は、巡査部長は警察官であり、自分を逮捕しようとしていると認識し、ダガーナイフで右胸を刺しました。しかし、対刃防護衣を着ていたので刺さらず、さらにダガーナイフを振り上げて切りつけようとしましたが、巡査部長は警棒で応戦しました」

 《その後、路地に追いつめれた加藤被告は、巡査部長に取り押さえられ、殺人未遂の現行犯で逮捕された。逮捕状況の説明が終わると、加藤被告は1度、大きく目をまばたきさせた。続いて、検察側は各被害者の被害状況を説明する。最初は、死亡した中村さんからだ》

 検察官「中村さんは、デジタルカメラを買うために長男と秋葉原に来ました」

 《家族だんらんの休日を突然の凶行が襲った。被害者の無念さはいかばかりだっただろうか》

 =(4)に続く

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 東京地検特捜部が立件を目指す刑事事件について、鳩山由紀夫首相が不起訴を「望みたい」と言ってしまったことは、首相の本音がやはり「反検察」であることを浮き彫りにした。首相が不起訴を望んだ石川知裕容疑者の事件では23日に、民主党の小沢一郎幹事長の聴取が予定されているが、捜査の行方を左右し得る「行政の長」として、首相の発言は検察への圧力や牽制(けんせい)とも受け取れるだけに、問題となりそうだ。

 小沢氏を支持する議員グループ「一新会」は21日、特捜部の取り調べを受けた経験のある新党大地代表の鈴木宗男衆院議員を講師に呼び、「検察がリーク(漏洩)する情報は裏(裏付け)が取れない。マスコミは反権力というが(リーク)を信用して書いている」との主張に耳を傾けた。

 また、輿石東参院議員会長は同日の記者会見で、党内に設置することが決まっていた「捜査情報漏洩(ろうえい)問題対策チーム」について、予定通りに設置を目指す方針を強調した。この対策チームについては、捜査に対する圧力ではないかとの批判が高まっていたが、民主党としてはなお、検察の活動に目を光らせていく方針であることを表明したものだ。

 こうした党内の「反検察」色のきっかけとなったのは、ほかならぬ鳩山首相自身だ。石川容疑者の逮捕翌日の16日、「(検察と)戦っていく」と宣言した小沢氏に対し、「どうぞ戦ってください」と応じた。

 こうした発言が批判を浴びたため、首相は「検察に圧力をかけるつもりはない」などと軌道修正を図っていたはずだった。

 しかし、本心は別だったようだ。20日に約45分間にわたって首相と面会した鈴木氏は、「外向きの話と首相の胸の内は別ものだ」と指摘していた。鈴木氏の“予言”は正しかった。

 首相だけではない。他の与党議員たちの間でも、検に対する反発の声は消えていない。

 問題は与党議員たちが、政府に影響を与え得る自らの立場を理解しているかどうかだ。とりわけ、行政の長である首相は、その重みを十分に意識すべきだし、法務省の一組織である検察庁の活動に対してもそうであるべきだ。

 ましてや指揮権の問題もある。少なくとも、この日の首相発言からは、その自覚はうががえない。(船津寛)

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抑止力維持、「核なき世界」へ協力=安保改定50年で共同文書-日米(時事通信)

 日米安保条約改定の署名から50年の節目となる19日、両国の外務・防衛担当閣僚は日米同盟がアジア太平洋地域の平和と安定のため果たしてきた役割を評価するとともに、国際的な安全保障環境の変化に対応し、深化させていくとした共同文書を発表した。日米が必要な抑止力を維持しつつ、オバマ米大統領が訴えた「核のない世界」を追求することを掲げた。
 共同文書は、在日米軍基地に関して「沖縄を含む地元の基地負担を軽減する」とした上で、「米軍の適切な駐留を含む抑止力を維持する努力を支持」するとの表現で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の解決に努める方針を示した。
 北朝鮮の核・ミサイル計画への対処のほか、6カ国協議での日米協力の重要性を指摘。台頭する中国にも言及し「中国が国際場裏において責任ある建設的な役割を果たすことを歓迎」すると表明、中国との地域協力を図るための日米連携をうたった。
 共同文書は、同盟を深化させるための日米対話の強化も強調。日本側は、懸案の普天間問題の結論を5月までに出した上で、今年前半に日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を開催したい意向。11月に横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するオバマ米大統領の来日までの合意を目指す。 

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 「陸山会」の土地購入を巡る事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕された衆院議員、石川知裕容疑者(36)の弁護人に新たに選任された安田好弘弁護士が17日、取り調べ全過程の録音・録画(可視化)を求める申し入れ書を東京地検などに送ったと発表した。

 申し入れ書で安田弁護士は「任意の事情聴取でも検察官は『容疑を認めないと帰さない』などと脅迫的な自白強要を行っている」と主張。「1日の取り調べ時間は4時間以内にとどめる」「1週間に少なくとも2日は取り調べをしない」ことなどを求めた。

 安田弁護士は死刑廃止運動の中心的存在でオウム真理教の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚の主任弁護人を一時務めた。98年に顧問先の会社の資産を隠したとして強制執行妨害容疑で逮捕され、1審は無罪、2審で罰金50万円の逆転有罪判決を受け上告中。

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