郵便割引制度を巡り、自称障害者団体「凛(りん)の会」に偽の障害者団体証明書を発行したとして、虚偽有印公文書作成などの罪に問われた厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)の被告人質問が14日、大阪地裁で始まった。

 検察側は、村木被告の当時の同僚ら関係者の捜査段階の供述を根拠に、村木被告の有罪に自信を見せるが、同僚らは公判で供述を次々と覆しており、供述調書の「信用性」が大きな焦点となっている。

 弁護側の質問で、村木被告は「昨年6月の逮捕直後の取り調べの際、検事から『あなたは20日間の拘置後、起訴される』『私の仕事はあなたの供述を変えることだ』などと言われた」と説明。「組織として私を有罪にするという(検察側の)方針を感じた」と当時の心境を語った。

 村木被告によると、逮捕から数日後、取り調べ検事から「執行猶予が付けば大した罪ではない」などと言われ、自白を迫られたという。「私にとっては、公務員として30年間やってきた信用を失うかどうかの問題。その時も泣いて訴えた」と言葉を詰まらせた。

 「言ってはいないことが書かれた調書を見せられ、署名を求められたこともあった」といい、署名を拒否すると、検事が「これは作文です。筆が滑ったところがあるかもしれません」と言って書き直しに応じたこともあったという。

 一方、検察側は、当時、村木被告の上司だった塩田幸雄・元障害保健福祉部長(58)(13日、香川県・小豆島町長に無投票当選)や凛の会関係者が、村木被告の関与を認めた捜査段階の供述調書を証拠請求。来月にも、地裁が採否を決定するとみられる。

 被告人質問は15日も行われる。

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