奈良市の平城宮跡で6日夜、復元された第1次大極殿(だいごくでん)が試験的にライトアップされ、約10万枚の瓦を使った壮大な建築が古都の夜空に浮かび上がった。同宮跡は平城遷都1300年祭のメーン会場。23日に大極殿完成記念式典があり、24日から11月7日まで各種イベントが催される。

 大極殿は奈良時代、天皇の即位など国家的な儀式が行われた平城宮の中核的建物。奈良文化財研究所の調査結果を基に、文化庁が01年から復元整備を進めてきた。

 幅約44メートル、奥行き約20メートル、高さ約27メートルで、照明器具74台を使用。東京タワーなどを手がけた照明デザイナー、石井幹子さんがライトアップのデザインを担当し、建築の意匠や地球環境に配慮。1時間当たりの電気代を312円に抑えた。今後のライトアップのスケジュールは未定。【花澤茂人】

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