松沢成文神奈川県知事の書籍で著作権を侵害されたとして、作家の山口由美さんが知事らに発行差し止めなどを求めた訴訟の判決で、東京地裁は29日、知事と出版元の講談社に文章の一部削除と12万円の損害賠償の支払いを命じた。
 大鷹一郎裁判長は、ノンフィクション作品でも思想や感情を創作的に表現すれば、著作権法の保護対象になると指摘。知事の作品の中で、ホテルを結婚相手に例えた2行は、原告の書籍と実質的に同じ表現であり、複製に当たると判断した。
 問題となったのは、神奈川・箱根に縁のある人物に焦点を当てた、松沢知事のノンフィクション作品「破天荒力 箱根に命を吹き込んだ『奇妙人』たち」。参考文献とされた「箱根富士屋ホテル物語」著者の山口さんが著作権侵害だと提訴していた。
 松沢知事の話 当方の敗訴部分があるというのは到底受け入れられないので、即日控訴した。
 講談社広報室の話 2行のみに著作権侵害を認めた判決は到底承服しがたい。 

【関連ニュース】
TVアニメ違法配信の男逮捕=新たな共有ソフト利用
書籍データの破棄求める意見書=グーグル訴訟和解案にペンクラブ
携帯釣りゲーム配信で提訴=グリー、DeNAに賠償請求
動画サイトの配信中止命令=JASRACが勝訴
代ゼミ人気講座の著作権侵害=違法販売容疑で会社員逮捕

【新・関西笑談】火を噴くアーティスト(3)現代美術作家 ヤノベケンジさん(産経新聞)
【社会部オンデマンド】東京湾第2海堡の黒煙の正体は?(産経新聞)
簡保満期金など着服容疑、元郵便局長を逮捕(読売新聞)
外国人参政権、拙速避けるべき…総務相は慎重(読売新聞)
<平川市長選>元市議会議長の大川喜代治氏が初当選(毎日新聞)