建設業者や造園業者など28業種の従事者で構成される「全国建設工事業国民健康保険組合」(東京都中央区、組合員約9万2000人)の徳島県支部(徳島市)で無資格の加入者が多数見つかった問題で、東京都と厚生労働省関東信越厚生局は9日、同組合本部に立ち入り検査をした。10日も実施する予定。

 都などは先月末、徳島県支部へ立ち入り検査をしたが、他支部でも無資格加入者がいないか確認する必要があると判断した。

 国民健康保険法では、健康保険組合に加入できるのは同業者と規定されているが、同組合の徳島県支部では、内部調査などで建設関係以外の無資格者が多数加入している実態が判明していた。【江畑佳明】

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