中央官公庁の仕事の入札に参加するには
参加資格というものが必要で、その資格にはAからDまでのランクがある。

官公庁の案件の予算に応じて
参加出来る業者を指定する訳だ。
要は、数人の会社が、何十億のも役務提供等の案件を
クレイジー価格で応札しないよーにするため。
ごもっともな仕組みだ。

ただ、入札と言うのはそー簡単にポコポコ落札出来るものではない。
特に、私のお勤めしている「役務提供」の会社なんて
見積りも試算もあったものではない。
半ば「運」だけという可能性もある。

そんな中で、少しでも落札に向けて頑張れるとしたら
1つ上のランクの仕事に、なんとかして潜り込む事。
大企業の案件に、中小企業が入り込むのだ。

大企業は抱えている間接経費も大きい。
全体的に価格の下げ幅も限界がある。
その状況下での中小企業は追い風。
札の価格で大勝負が出来る。

しかし、もともとランク外の案件は
そのランクを保有している企業を見つけて
タッグを組まなければならない。
俗に言う「下請け」。

人のふんどしを借りて、勝負に臨む訳なのだから
両社の信頼関係とかが必要となるのだけれども
ここ1週間、タッグを組んでいる企業が、私は
どーも好きになれない。
簡単に言えば横柄なのだ。

仕事は欲しいけれども、すべき事は期限内にこなすけれども
内心「ぜってー落札出来なければいい」と思っている。

気持ちよくタッグの組める企業は少ないのかも知れない。
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