今日の一枚 しばたのブログ

作家・柴田よしきのブログです。春から秋は蝶の話題が中心です。

花咲慎一郎 新シリーズ スタートしました。


 カテゴリーで「新刊が出ました」にしてますが、web 連載の開始のお知らせです。

 予告しておりました、保育園探偵・花咲慎一郎が活躍する物語の、新シリーズが始まりました。

 https://j-nbooks.jp/novel/original.php?oKey=109

 こちらからどうぞ。↑

 当面はwebにて、各話1〜3回程度の連載で予定しております。第1回は『サンタが街にやって来る 前編』となります。

 旧シリーズをご愛読いただいた皆様だけでなく、今回初めて、花ちゃんの物語を読む、という方でも、背景や人間関係等、読み進めるうちにわかるように書いてありますので、旧作を読んでなくても大丈夫です(^^)

 新しい花ちゃんの物語を、どうぞよろしくお願いします。

久しぶりの蝶あそび

171111ヤマト01


 とても暖かくて気持ちのいい小春日和。
 最後に蝶撮影に出たのはもう二ヶ月近く前のことで、立冬も過ぎたし、冬の蝶を撮りに行きたくてうずうずしてました。
 この季節、ほとんどの蝶は越冬体勢に入っています。卵や幼虫、蛹で越冬する蝶は、成虫の姿が見当たらなくなってしまうので、ちょっとさびしい。
 でも成虫で越冬する蝶たちは、気温の高い晴天の日には外に出て来てひなたぼっこします。

 ちょうど今ごろは、成虫越冬の蝶たちと、幼虫や卵で越冬するけれどぎりぎり寒くなるまで交尾や産卵を続ける蝶たちがバトンタッチの時期。中でもヤマトシジミは、12月の初め頃まで成虫が生き残っている寒さに強い蝶ですが、今ころから羽化して来るグループは冬型というか、低温期型のとても美しい翅色をしています。

 そんな季節限定のヤマトシジミをねらって、河原に行ってみました。

 
171111ヤマト02


 冒頭とこれ↑は同じ個体ですが、まるでオスのように青いのに、メスなんです。普通ヤマトシジミのメスは、翅色が茶色です。夏に飛び回っているメスはまったく青みがなく、黒く見えるほど濃い茶色のこともあります。
 それが気温の低い時期にはこんなに青い。同じ蝶とは思えないほどです。

 とは言っても、上の二枚はこの日撮影した中でもとびきり青い個体でした。
 この日は見かけたメスはすべて青メスで、青くないメスはいませんでしたが、だいたいはこんな感じ↓ です。

171111ヤマト03


 これでも青い面積はかなり広い立派な青メスなんですが、冒頭の子の美しさに比べると物足りないですね(^^;;;

 ヤマトシジミの青メスは春先にも見ることが出来ますが、晩秋から初冬は見事なくらい青い個体がいて楽しいです。

 そしてオスも、この時期になると銀色の輝きが増して来て、青というよりはシルバーグレーに近いほど白く輝く個体も出て来ます。

171111ヤマト04


 ↑ ちょっとスレてますが、かなりシルバーが強くなってます。銀オス、とわたしは呼んでますが、本格的に銀青のオスが現れるのは、今ごろからですね。

 夏の間おなじみだったヤマトシジミも、この季節だけは主役級です(^^)

 キタキチョウやモンキチョウ、モンシロチョウなどもまだ飛び回っていました。そして、こんな子も。

171111ベニ01


 ベニシジミ↑ですが、春型ですね。夏型は姿を消し、これはまだ綺麗なのでおそらく今年最後の羽化グループだと思いますが、この時期はヤマトシジミ同様低温期型になるんですね〜
 身近な普通種でも、季節変化があると楽しい。

 そして、この日はもう一種類、逢えて良かった蝶がいました。
 ウラナミシジミ(17-042) です。

171111ウラナミ01


 こちらはメス↑
 そしてこちらがオスです↓

171111ウラナミ02


 本来は南方の蝶ですが、発生を繰り返し世代交代しながら北上し、わたしが住むあたりには九月の終わり頃から急激に増えて来ます。でも越冬はできないので十一月に入ると姿を消してしまうんですが、遅く羽化した個体はこうして、十一月半ば過ぎまで生きているようです。

 裏を撮り損ねましたが、やわらかな茶色に白い波模様がある、裏も美しい蝶ですね。なんとなく、茶トラの猫を連想しちゃいます。

 そして、表翅のこの微妙な色合いがまた、ほんとに素敵。メスは夕日が落ちた直後、オスは夜明け前の空の色。ふわっと柔らかいトーン、ほんのりとオレンジを感じさせる青白色。

 今年はぎっくり腰やっちゃったりして、ウラナミシジミが多い時期に撮影できなかったので、こんな時期にまだそこそこ綺麗なウラナミシジミと逢えてよかった。

 冬でも蝶を撮る楽しみは少し残ってます。このあとはルーミスシジミやムラサキツバメのひなたぼっこ、を狙いましょうか。
 そして年が明けても暖かい日があれば、寝ぼけたキタテハに逢えるかも。来春まで半年、ほとんどは今年撮った画像のストックになると思いますが、できればライヴに冬の蝶も載せられれば、と思ってます。

 さぼりまくった穴埋めもせっせとやりますね(^^;;;;

 週明けには新刊「ねこ町駅前商店街日々便り」も出ますので、よろしくお願いします。

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