今日の一枚 しばたのブログ

作家・柴田よしきのブログです。春から秋は蝶の話題が中心です。

【怪を編む】刊行記念のプレゼント企画です!

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 先日、新刊のご案内をしたショート・ストーリー・アンソロジー『怪を編む』が発売になりました。

 この刊行を記念して、光文社で楽しいプレゼント企画が始まりました。

https://www.kobunsha.com/special/kaiwoamu/

 ↑ 詳しくはこちら

 簡単に言えば、インスタグラムを利用してプレゼントに応募していただく企画です。
 
 まず、インスタグラムに登録してアカウントを取ってくださいね。インスタグラムはスマホのアプリなので、ガラケーやPCからは参加できないんですが、スマホをお持ちでしたら簡単に登録できます。アプリをダウンロードして(スマホの機種によっては最初から入っているものも)、アカウントを作ります。

 次に本屋さんか通販で『怪を編む』をご購入ください。今回は紙の本だけが対象です。
 本が届いたら、その本をスマホで撮影してください。ただ本の表紙を写すのではなく、背景に凝ったり、笑える構図にしたり、アイデアを生かしてできるだけ楽しい画像にしてください。

 画像が用意できたら、インスタグラムで上記にある 光文社公式アカウント をフォローし、上記にあるように、二つのハッシュタグをつけて画像を投稿してください。
 ハッシュタグが間違っていると応募にならないので、気をつけてね。
 光文社の担当者が検索して応募された画像を保存し、期間中に応募された画像の中から当選を決定いたします。

 で、プレゼント賞品なんですが。これがすごいのです。
 なんと、著者25名全員のサインを入れた色紙、をプレゼントします!
 一枚の色紙に25人だとサインがちっちゃくなっちゃうので、おそらく3枚くらいに分けてサインすることになると思うんですが(まだ色紙ができていません。これからみんなで作ります)、作家25名のサインが一度にもらえる、なんてなかなかないことですし、今回の著者メンバーは、一冊の本に収録されることがあまりない、微妙にジャンルが違う作家さんたちで構成されていますから、今後もこのメンバーのサインを一度に手に入れるチャンスは、ほとんどないと思います。

 北は北海道から南は九州まで、著者の住んでいるところもバラバラで、色紙にサインを集めるだけでも大変なんです。微妙にジャンルが違うと、都内のパーティなどでも全員が揃うことはまずないですし。
 皆さんが楽しい画像を送ってくださることを期待して、我々もがんばってサインを集めますので、ぜひ応募してください。

 楽しみにお待ちしています!

春の狭山丘陵 ホソオチョウ

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 4月9日、お天気が良くてポカポカ暖かい日でした。
 一週間ほど前に行ってみて、その時はとても風が強くて蝶の姿がほとんどなく諦めた、ホソオチョウの撮影に狭山丘陵へ。
 この蝶は飛翔力が弱く、ふわふわと飛ぶので、風が強い日は出て来てくれません。
 この日は風もあまりなくて、きっと出てるだろな、と期待していましたが、出てました。ふわふわ、ふわふわ、ほんとに頼りなく飛んでました。
 望遠で、連写しなくても飛翔が撮れてしまうくらい(笑)
 でもなかなかとまってくれず、とまった、と思うと地面の枯れ草の中にもぐってしまったりするので、シャッターチャンスを根気よく待ちました。

 ホソオチョウ(018-009)。可憐な姿なのですが、要注意外来生物です。ガイドブックによれば東京で確認されたのは1978年とのこと。蝶には翅があるので海を渡ってやって来て、そのまま定着してしまうこともあるわけですが、この蝶に関しては、人為的に持ち込まれたのではないかと言われています。関東で勢力を広げている大陸型のアカボシゴマダラと同様ですね。

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 オスとメスとで色も模様もまったく違います。こちら↑がオス。春型は少し小型で、モンシロチョウより小さい、かな。特徴的な長い尾も、春型は短めだそうです。
 
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 ちょっと日が陰ったり気温が下ったりすると、こうして枯れ草の中にもぐりこんでしまいます。飛び方といい習性といい、弱々しいイメージの蝶。こんな弱っちい蝶を「要注意」なんて言わなくても、と思うんですが、実は少し困った習性があるようで。ホソオチョウの食草は、毒のある野草のウマノスズクサ。このウマノスズクサを食草にしている蝶が日本には他にもいて、ジャコウアゲハがその筆頭です。そしてホソオチョウは時々集団発生し、地域のウマノスズクサを食べ尽くしてしまうんだとか。そうなるとジャコウアゲハが生存の危機に。従来から日本にいる蝶の生存を危うくする可能性がある、ということで、要注意なんですね。
 でもこのホソオチョウ、飛翔力が弱いので生息地域を一気に拡大したりはできないようです。なので、ウマノスズクサが草刈りなどでなくなってしまうと、その地域では絶滅します。ジャコウアゲハは飛翔力があるので、餌がなくなれば地域を移って行けるんですね。
 
 外来種に対してはいろいろな考え方があると思いますが、蝶には罪なし。健気に飛び回る姿を見ていると、悪者扱いするのもちょっと気がひけちゃいますね。

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 そしてこちらがメス↑。形だけは同じですが、色も模様も見事に違いますね。

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 この日はメスのほうが多かったかな。
 スレてしまっているのと、とても新鮮なのと両方いたんですが、新鮮なメスはちょっとギフチョウっぽい。

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 綺麗、とも言えるし、ちょっと不気味な感じも若干します(^^;
 
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 ホソオチョウのオスとメス、どちらがお好きですか?
 
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 お腹がちょっと気持ち悪い(笑)
 ウマノスズクサが毒草なので、それを食べて育つ蝶にも毒があります。食べたら死ぬような強い毒ではないんですが、鳥が食べると「ま、まずっ!!!」と思うらしい(笑) なので、毒蝶は、鳥に「わたしは毒です。食べたらまずいですよ」と知らせる為に、胴体が赤かったり派手な模様だったりします。

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 春の狭山丘陵は、どこからともなくお茶の香りがして来るようで、のんびりととてもおだやかでした。
 ホソオチョウものんびり。
 要注意外来種、という人間がつけたレッテルなど、当の蝶は何も知りません。誰が何の為にこの蝶を人為的に持ち込んで放してしまったのか。蝶はただ、放たれた環境で必死に子孫を残そうとし、生まれた場所で必死に生き抜き、また子孫を残そうとする。それだけなんですよね。

 だからなおさら、人為的な外来種の持ち込みは罪が重いなあ、と思います。ホソオチョウは、先祖の故郷である韓国(ここのホソオチョウは韓国由来ではないかと言われてます)の夢を見るのかしら。
 
 ところでこの日、同じ丘でホソオチョウを撮っていた方が、近くでウスバシロチョウも撮ってらっしゃいました。4月9日にウスバシロチョウ!!!? は、早いっ!!!!
 ウスバシロチョウは年々発生が早まっているみたいですが、遂に4月9日かあ……びっくり。
 これも温暖化の影響? 
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