今日の一枚 しばたのブログ

作家・柴田よしきのブログです。春から秋は蝶の話題が中心です。

皐月になりました

170501ツバメシジミ01


 風薫る季節になりました。
 蝶シーズンも次第に盛り上がって来ました。ゼフィルスも一番手のウラゴマダラシジミが五月には登場します。
 仕事の合間の里山散歩。五月一日はマイフィールドの自然公園→マイフィールドの里山歩きです。

 ゴールデンウィーク中ということで、自然公園も朝から駐車場が満杯。みんな楽しそう。
 365日いつでもその気になれば休みにできる身でありながら、実際は365日無休状態のフリーランスが、定休日のある人たちがちょっと羨ましくなるゴールデンウィーク。

 お、今年初めてのダイミョウセセリ(17-019) ! ↓

170501ダイミョウ


 形がとても愛らしい蝶で、とまる時はこうして全開翅してしまうので、翅の裏が撮れない蝶です。

170501ダイミョウ2


 オスはとてもきかんぼくんで、テリ張り行動している時はとにかく戦闘的。縄張りに飛び込んで来た蝶なら、相手が自分よりずっと大きくても果敢に追い払います。

 この蝶も好きだな〜 クロヒカゲ(17-020) ↓ 一見すると黒いだけ、みたいですが、光が当たるとシックなアンティーク・レースのような模様が浮かびあがります。逆光に透かすともっと綺麗なんですが。

170501クロヒカゲ


 このクロヒカゲが、今シーズン20番目の撮影蝶になりました。

 足下を飛び回っていたのはこの蝶 ↓ コミスジ(17-021)

170501コミスジ


 飛び方がとても面白い蝶なんですよね〜 動画じゃなくて残念。

 この日のハイライトがこれ ↓

170501ツバメシジミ02


 ツバメシジミの♀、低温期型。
 ツバメシジミの♀の表翅は、通常は濃い茶色一色。でも春と、秋の終わりに出て来る低温期型では、地色が通常よりも濃い色になり、そこに青い輝きが入ります。個体によっては「青メス」と呼べるくらい青いのもいますが、青が少なめのほうが地色とのコントラストが楽しめるので、好きかな。

170501ツバメシジミ03


 新鮮だと縁毛の白さも綺麗です。この子はほんの少し翅に欠けがありますが、縁毛はまだ真っ白。
 もう少しすると低温期型は姿を消してしまうので、見られるのは今月いっぱいくらいかな。

 自然公園から里山へと移動して散歩を続け、出逢ったのはこの蝶 ↓

170501コジャノメ


 コジャノメ(17-022) くん。
 暗いところが好きなので、なかなかいい写真が撮れないんですが、このデザインもとても素敵です。

 この日は帰り際にクロコノマにも遭遇したんですが撮れず。残念。

 そろそろこのブログも、鳥よりも蝶がメインになって来ます。蝶がお嫌いな方、すみません。新刊のご案内や作家業のイベント案内などはいたしますので、時々チェックしてくださいね。

河原散歩 猫さんぽ

170428ねこねこねこ


 専業作家にはゴールデンウィークは関係なし、むしろ休み明けに締め切りが集中したりするので、いつもより仕事が山盛りだったりします。ちぇっ。
 お天気がいい日が続いても関係なし。
 蝶を撮りに出かけたいなぁ、と思っても無理。
 
 でも椅子に座ってばかりいると健康に悪いので、一日おきくらいにちょこっと出かけて、ぶらぶら歩いたりしています。そんな時は、もしかしたら蝶がいそうなところ、へ。
 4月28日、この日は河原散歩して来ました。最初は多摩川の河原へ、それから相模川へと移動。

 蝶はこんなのしか遭遇できず。

170428ベニシジミ


 ベニシジミ、まだ前翅のオレンジ色がはっきりしている春型ですね。夏型は前翅がもっと黒っぽくなってしまいます。

170428ベニシジミ2


 また別の子↑ 同じ種類の蝶でも、こうして撮ってみると雰囲気が違うのがわかりますね。こうした違いは個体差と呼ばれてますが、わたしは個性、と言いたいな。

 蝶はあまりいませんでしたが、鳥はいました。

170428ツグミ1


 とても遠くから撮ってトリミングしています。ツグミさん。冬鳥なんですが、まだいました。↑↓

170428ツグミ2


 水たまりで水を飲み、低空飛行してから飛び去りました。低空飛行なので撮れるかな、と望遠飛翔。なんとか撮れた(^^;;;

170428雀


 これもめっちゃ遠くから撮ってます↑
 鳥は近づくと逃げてしまうので、手持ち600ミリ相当ではきついです。
 雀も全国的に数が減っていて、一部地域では絶滅が心配される状態なのだとか。幸い、わたしが散歩するところではまだ普通に見られますが、雀が見られなくなってしまったらすごく悲しい。 

170428ムク1


 なんか遠い頭上でむくむくしたものが動いてるな、と思ってレンズを向けるとムクドリ。水浴びしたあとなのか、すごい勢いで頭を振って羽を乾かしてます。

170428ムク2


 ヒヨドリほどではないけど、ムクちゃんも「あまりデリカシーのない」鳥さんというイメージ(笑)。群れで行動するので、公園の池なんかで数十羽が一斉に水浴びしてたりすると、壮観というか鬱陶しいというか(笑) でも、いつもボサボサしている頭部の羽が濡れるとぺちゃんこになって、ほんとひどいというか面白い顔になるので、ムクちゃんたちの水遊びは必見ですよ。そして犬みたいに頭部を振って乾かす様もすごく面白い。
 一年中見られる留鳥ですが、繁殖期になると群れが散って、夫婦で行動するようになるらしい。この画像を撮った時は近くに群れがいなかったので、もう分散しちゃった子なのかしら。

 蝶がいなければ鳥で遊ぶ。でも、蝶も鳥もいなくても、猫さえいれば楽しい猫さんぽ。
 というわけで、ここでも猫と遭遇です。

170428ねこねこ


 河原に放置された軽自動車をねぐらにしているらしい、野良さんご一家です。
 近所の方が餌をあげているようで、餌のお皿が近くに置かれてました。

170428ねこ1


 片方の耳の先っぽが欠けてますが、もしかすると地域猫として避妊処置をしましたよ、というマークかも。桜の花びらのように見えるので、このカットをしてある猫を「さくら猫」と呼んでます。野良猫を地域猫として、地域の人達が共同で面倒をみる運動の一環で、その猫一代限りにする為に避妊手術をしてから、耳の先をマークとしてカットします。つまりこのカットがある猫は、地域の人達が可愛がっている「地元のマスコット」。皆さんも可愛がってくださいね、という印ですね。
 繁殖を制限する他にも、決まった場所で餌をやり、食べ残しなどはすぐに掃除するなど、猫たちが迷惑猫にならないよう、地域の方々がきめ細かく管理して、猫たちが穏やかに命をまっとうできるようにしていらっしゃいます。

170428ねこ2


 この子も耳の片方が欠けてますね。耳の先は喧嘩で欠けてしまうこともよくありますが、さくら猫の場合は必ずV字にカットされるので判別できます。この子はちょっと微妙かな〜 ↑
 
170428ねこ3


 いずれにしても、ここの猫さんたちは、人が通ってもおびえて逃げる素振りもなく、人間との関係が良好であることがわかります。

 都市部では、猫も外に出さずに飼う室内飼いが一般的になって来ました。町中を闊歩する猫の姿も減りましたね。野良猫はいろいろと住民の迷惑になることが多く、トラブルのもとにもなるので仕方ないことですが、この河原の隅っこのように、人と地域の猫とがなんとなく楽しく暮している空間、ちょっと羨ましいなぁ、と思った午後でした。
 

 
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