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 交友録16人目は、作家の松村比呂美さん。
 お写真の通り、穏やかでふんわりとした雰囲気の奥様です。
 でも作風は、なかなか怖い(^^;;;
 心理サスペンス、今流に言えば「イヤミス」の書き手でいらっしゃいます。

 松村さんとは年に一度程度しかお会い出来ないんですが、パーティの二次会でいろいろお喋りするのが楽しみ♪

 では松村さんに、10の質問まいります(^^)

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Q1. 松村さんは現在福岡県にお住まいですが、ご出身も福岡ですか?

A1. 出身も福岡県北九州市です。夫が転勤族だったので、各地を転々としていましたが、6年前に福岡に戻ってきました。

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Q2. 作家になろうと思ったのはいつ頃でしょうか。

A2. 中学校の卒業文集に、作家になるのが夢、と書いていたくせに、小説の投稿を始めたのは30代後半からで、コバルト短編小説新人賞の佳作をいただいたのが始まりでした。
 大賞受賞作がなかったので、作品がCobaltに掲載され、気をよくして、その後も、投稿を続け、九州さが大衆文学賞の佳作など、いくつかの地方文学賞を受賞しました。
 でも、その頃は、自分がプロになれるとは思っておらず、選評と賞金をもらえるのが嬉しくて応募を続けていた感じです。
 岐阜から東京に引っ越したのを機に、山村教室(現、山村正夫記念小説講座)に通い始め、本気でプロの作家を目指すようになりました。

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Q3. デビューして「思っていたのと違う!」と感じられたのは、どんなこと?

A3.  書き続けたいと思ったら、本が売れなければならないという当然のことが、デビュー前にはわかっていませんでした。
 「デビューするより作家であり続けるほうが難しい」というのは、いろいろなところで耳にしていましたが、その厳しさを身をもって体験しています。
 なんとか7冊目まで出してもらえたのは、いろいろな方に編集者を紹介していただいたり、声をかけていただいたお陰だと思っています。

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Q4. 心理サスペンスは、一時期あまり読まれなくなっていたように思いますが、最近またブームが来ているのかな? とも感じます。心理サスペンスというジャンルを書いていらっしゃるいちばんの理由はなんでしょうか。

A4. 心理サスペンスのブームが来ているとしたら嬉しいです。
 表に出てこない部分を見るのが好きですし、平凡な日常もサスペンスに満ちているので、誰かの一言でストーリーが浮かんでくることが多いです。

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Q5. 愛読書を教えてください。

A5. 心理サスペンスの名手、新津きよみさんの作品は全て読んでいます。
 逢坂剛さんの『水中眼鏡の女』も、してやられた感がたまらず、何度も読み返したものです。サイン本も持っています。最近、再読して、色あせない面白さを再確認しました。

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Q6. 一週間、自由に過ごしていいよと言われたら、どこで過ごしたい?

A6. 水泳を始めて一年になりますが、今は、水の中にいるのが楽しくて仕方がないので、ハワイのハナウマベイで、魚と一緒に泳いでのんびり過ごしてみたいです。

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Q7. 今いちばん欲しいものはなんでしょう。

A7. 自著の装画の原画です。どれもとても好きなのですが、自分には贅沢なことなので我慢しています。

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Q8. これから書いてみたいジャンルがあれば教えてください。

A8. 時代小説のお話をいただいているので、挑戦してみたいと思っています。あとはいつか警察小説も書いてみたいです。両方ともハードルが高いですが。

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Q9. 最後の晩餐には何を食べたい?

A9. 子供の頃からずっと卵焼きが好きなので、卵10個を使った甘めの卵焼きを作って、全部食べたいです。
 結婚したら実行するぞ、と思っていたのに、健康のことなどを考えて6個までしか挑戦していません。

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Q10. 透明人間になれたとしたら、まず何をします?

A10. 「関係者以外立ち入り禁止」と書かれたところに次々に入って、『立ち入り禁止』というタイトルの短編集を作りたいです。

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 ありがとうございました(^^)

 卵10個の甘い卵焼き!!! うわー、カロリーとかコレステロールとか大変なことになりそうですが(笑)、でも焼き上がったのを見てみたい! お砂糖を入れた卵焼きは黄色が鮮やかになって、下のほうは少し焦げて香ばしくて、素敵なんですよね〜 我が家は夫も息子も甘い卵焼きが好きじゃなくて、だし巻き派なので、結婚してからほとんど食べてません、甘い卵焼き。
 卵10個で焼いたらぜひ、はじっこ食べさせてください。って最後の晩餐までつまみ食いするつもりか>じぶん

 そして『立ち入り禁止』! ある意味、作家はいつだって「透明人間」。壁の向こう側の出来事も、立ち入り禁止の立て札の奥も、想像力でずんずん入って行けます。
 この際、書いちゃってください、ぜひ!

 では最後に新刊のご紹介です。

「2月6日に幻冬舎文庫より『キリコはお金持ちになりたいの』が出ました。
 『みんな死ねば全部わたしのもの。イヤなのに、共感! 欲望炸裂ミステリ』(帯より)
 悪女の看護師の物語です。よろしくお願いします」


 タイトルがいいですね〜、欲望全開!
 ほんと、作者本人のイメージとの落差がすごい(^^;;;;

 また上京したら、お喋りたくさんしましょうね(^^)