DSCN4570

 交友録もあっという間に19人目。
 ともだちの皆様、ご協力ありがとうございます(^^)
 目標は死ぬまでに100人、なんですが、始めて一ヶ月で20人に届きそうな勢い!
 目標を上方修正して、死ぬまでに1000人にしようかな(笑) 死ぬまでにそんなにたくさんともだちが作れるかしら(^^;;;;

 さて19人目、猫を膝にのっけてご満悦の、優しい笑顔のこの方は、作家の柄刀一さんです。謎解きミステリファンなら皆さんご存知の、トリッキーで緻密な作風で知られる柄刀さん。作品から受ける印象は、マニアックで生真面目で厳格そう、なんですが、その実とってもとっても温かくて、親切な方。作品の中にも時たま溢れる慈愛を感じることがあって思わず涙してしまうのですが、そんな柄刀さんも10の質問に答えてくださいました(^^)

--------------------------------------

Q1. 柄刀一(つかとうはじめ)、というペンネームの由来を教えてください。

A1. 私は、不可能犯罪の巨匠、ディクスン・カーが好きでして、柄刀一は横書きにすると、カーが盛り込まれています。カではなく刀で、頭がもう一つ出ていないというあたりは柄刀らしいと思います。
--------------------------------------

Q2. 柄刀さんは現在、札幌にお住まいですが、お生まれも北海道ですか?

A2. 夕張で生まれました。生粋の道産子(どさんこ)です。黒いダイヤ、石炭産業が下火になる頃に札幌に移りました。夕張は今では、メロンと映画祭で有名ですね。
--------------------------------------

Q3. 作家デビューされる前に、いろんなお仕事を経験されたとうかがっています。たとえばどんなお仕事でしょう? 特に印象深かったお仕事は?

A3. バイトですけどね。ハウスクリーニングなどの清掃作業、配管業、引っ越し業者、輸入雑貨卸業、ペット販売等々。投稿生活をメインと考え、そうなると机に向かっていることが多くなるので、バイトはなるべく身体を使う業種を選びました。ペット販売をしていたのは〈金魚屋さん〉といった感じのお店で、金魚すくいのあるお祭りシーズンの前は忙しくなります。昆虫や小鳥も扱いました。死、を多く見なければなりませんでしたね。他に印象深かったのは、ログハウス造りの仕事でしょうか。二、三人の規模で、えっちらおっちら造りました。
--------------------------------------

Q4. 柄刀さんの作品は、本当に密度が濃いというか、一つの小説にトリックがぎっしり詰っているというか、とにかく溢れんばかりのアイデアにいつも驚かされます。あれだけのトリックを考え出すのは本当に大変だと思うのですが、どんな時によく思いつくんでしょうか。

A4. 当たり前と思われるかもしれませんが、頭脳と心に刺激を受けた時ですね。皆さんの面白いミステリー作品を読んでいる時は、やはり発想を刺激されます。でも、刺激の材料は、雑事や雑学すべて、とも言えます。見るもの聞くもの、なんでもトリックに結びつけようと、不健全なほど(笑)思考の網を広げておきます。最先端テクノロジーの世界も魅力的と考えるタイプです。
--------------------------------------

Q5. 作家になろうと決心されたのは何歳くらいの時ですか?

A5. 高校を卒業し、美術の専門学校に通っている頃でしょう。同時に漫画家になる夢も持っていたと思いますが、それは夢というより、漠然とした憧れでしょうか。投稿したのは小説の原稿だけです。
--------------------------------------

Q6. 本格ミステリ以外のジャンルも書いてみたいな、と思うこと、あります?

A6. ほとんどないですね。筋が閃く時はありますが、それを作品として書きあげようとはしません。ただ、猫と女性作家が紡ぐ長編アイデアを得まして、これはまったくミステリーではないのに書こうと思っています。それがらみで、かつてサイトエッセーとして掲載していた実話、『ねこ話(わ)』も出版できたら、と望んでいます。
--------------------------------------

Q7. サイトエッセーでの「ねこ話」ぜひ出版してください! 本当に柄刀さんも大変な猫好きでいらっしゃいますね。おたくの猫さんたちをご紹介していただけますか。

DSCN4192


A7. 母猫クロのもと、五匹の子が誕生しました。そのうち二匹はもらわれ、今は写真のようなメンバーに。向かって左端が、母猫にそっくりなのでジュニア。女の子だけど! 次がクロちゃん。その次は、ロンちゃん。右端が、唯一の男の子、ヤマトくんです(クロネコ 笑)。ここに新加入の野良が加わり、総勢五匹。それぞれの性格など詳細は、『ねこ話』が出版されれば、ぜひ。
--------------------------------------

Q8. 札幌の町を、誰かを案内するとしたらまずどこに行きます?

DSCN4265

A8. いらっしゃるのは大抵、作家さんか編集さんなので、大型書店とか。つまらない?
 屋外の展示スペースが悠々としている芸術の森美術館が好きですが、ちょっと郊外なので、まず連れて行くという感じではないか……。モエレ沼公園も……。テレビ塔展望台は、私が高所恐怖症だし……。
 ……おまかせします。









--------------------------------------

Q9. 最後の晩餐には何を食べたい?

A9. 何を食べるかより、誰と食べるかの問題かと思ったりしますねぇ。一緒に食べてくれる人……。私は未だに独身だしな……。
 メニューとしたら、肉料理ですね。ジュージューと熱いステーキとか。
---------------------------------------

Q10. 透明人間になれたとしたら、まず何をしますか?

A.10 鏡を見ます。服を着ていたとしたら、すべて脱いでみます。
---------------------------------------

 ありがとうございました!
 しばたも柄刀さんに市内を案内していただいたことがあります(^^)
 動物園でキリンや雪豹を観て、書店さんでお互いの作品が並んでいるのを確認し(笑)、パーラーでおやつもいただきました。それに札幌ドームでナイターもご一緒しました(^^)
 やはり地元ですから、柄刀さんはファイターズのファン。今年は優勝できるかな?

 そして、透明人間になったら「まず鏡を見る」!!!!
 これは、すごーく感心してしまいました。さすがというか、論理と思考の本格ミステリの名手!
 そうですよね、透明になっているのかどうか、自分ではわからないかもしれない。目に見える手足は確認できても、顔は? 鏡でまず確認する。そして服の下も確認する。すべてはそれから。
 素晴らしい。

 ところで柄刀さんからは、もう二枚、猫さんの画像をいただいています。

DSCN4840

          ……ん?
 
 「これ、わたしがモデル?」




     
          



            わあ、そっくり!!!
        「……わたし女の子だけど……」

DSCN4842


          

 並べていただいた本は、拙作の猫ミステリー、正太郎シリーズです(^^)v
 ほんとに似てるなー、正太郎に(笑)
 
 前回の笹川さんといい柄刀さんといい、本当に猫を愛していらっしゃいますねー。
 なんかこの交友録、猫ちゃんワンくん紹介企画にもなりつつあるなあ(^^;;;

 では最後に、柄刀さんから新作のお知らせでーす。

「久々の長編、『密室の神話(ミサロジー)』(仮)を文藝春秋さんから夏の終わり頃には出させてもらいたいと、執筆中です。もたもたして、「いいかげんにしてください!」と怒られないようにしなくては」

 いやいや、怒りませんけど早く読みたい(笑)
 夏の終わりですね、今から楽しみにしてまーす。

 また札幌ドームで野球観戦、そして動物園お散歩いたしましょう!