大崎4


 アイス、美味しそう!
 トルコの街でアイスを楽しむこの方は?!

 しばたの交友録、37人目は、作家の大崎梢さんでーす(^^)

 大崎さんは、書店員ミステリー、という新鮮な作品でデビューされたミステリ作家さん。現在も、ごくごく身近な人物たちが元気に一所懸命に働いたり恋したり、親しみやすくて心に染み込む、そんなミステリーを得意としていらっしゃいます。

大崎3 カッパドキア


 たまたまトルコ旅行から帰られて間もないとのことで、想い出の写真をいただきました。
 ↑ カッパドキアですね!
 トルコ、とっても楽しかったみたいで羨ましい。

 ではそんな大崎さんに、10の質問です。

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Q1. 作家になったきっかけ、経緯などよろしかったら教えてください。

A1. 東京創元社の元編集者さんが、カルチャーセンターにて講座を開くというのを聞きつけ、申し込んだのがきっかけです。
 その名もずばり、「推理小説作家をめざして」という短期集中講座。短編の原稿を事前に送るのが受講の条件でした。残念ながら講座そのものは定員に満たず開かれなかったのですが、原稿を読み、出版社への橋渡しをしてくださいました。

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Q2. 書店員ミステリー、というジャンルが出来てしまったくらい、大崎さんの書店員シリーズは新味がありました。やはり、もともとご自身が書店員さんだったことが、作品にリアリティを与えていたことが大きかったですよね?

A2. 私が働いていた頃はまだ書店員同士の、店の垣根を越えた交流はほとんどありませんでした。なので本を出して初めて、感想という形でよその本屋さんの声が聞けて、とても嬉しかったです。刺激的でした。
 自分の店のやり方やエピソードを手探りで書いたのですが、共通点がたくさんあるというのも後で知りました。

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Q3. ミステリー というジャンルはもともとお好きなのでしょうか。

A3. 好きです。
 読者としての私は真犯人がさっぱりわからず、最後の最後まで騙され、翻弄されるのですが、それもまた快感。鮮やかに謎を解いてくれる名探偵はヒーローです。

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Q4. 児童向け小説も書いていらっしゃいますが、児童向け作品の難しさってどんなところにあるのでしょうか。

A4. ファンタジー要素のないミステリでは、途中で起きる怪現象まで、現実に即した形で解き明かされるべきだと思っています。この説明が児童向けではむずかしい。
 くどくなってはいけない。わかりにくくてもいけない。けれど途中の「あっと驚く」は大げさな方が面白い。いろいろジレンマがありました。
 それと小学六年生男子の一人称で書いていたので、語彙についても気を遣いました。
「仏頂面」「苦渋の選択」「目処が立つ」「舌を巻く」、こういったなんてことのない言葉でも、小学生が使うか使わないか、いつも意識していました。

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Q5. 作家以外で、なりたかったものってありますか?

A5. 無趣味な人間なので、なりたいものがみつかるといいなと思っていました。
 みつからずに、ぼんやり日々を過ごすのが似合っていた気もします。

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Q6. 今、こだわっているもの、夢中になっているものなどあれば教えてください。

A6. 恥ずかしながらアプリのゲームです。何かは内緒ですが、女の子の着せ替えごっこみたいなの。
毎日せっせとやりまくってます。
 そしてついについに、課金もしちゃいました。

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Q7. どこかの町で一週間、ぼんやり暮らしたい。どの町を選びますか?

A7. 今浮かんだのは函館です。
 函館山の坂道を上って古い建物の間を散歩し、足を止めて海を見下ろす。路面電車に乗り、煉瓦倉庫にある喫茶店でひと休み。たまには大沼まで出かけ、駒ヶ岳を眺めながらボートの上でぼんやり。市内には湯の川温泉もありますし。
 現在住んでいるのは横浜ですが、港町としての情緒は函館の方が色濃く、そこはかとない物寂しさも含めて惹かれます。

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Q8. 大崎さんは猫派? それとも犬派?

A8. どちらも飼ったことがないのですが、犬派なのかも。
 つぶらな瞳に見つめられたい。
 猫の良さはまだまだわかってない気がします。
 どちらも飼ってみたい。具体的なプランはないのに、名前はよく考えます。

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Q9. 最後の晩餐には何を食べたい?

A9. お出汁の美味しい、おうどんが食べたい。

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Q10. 透明人間になれたとしたら、まず何をします?

A10. 業界のパーティに出かけ、お料理をゆっくり食べたい。

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 わははは(^^;;;
 確かに、我々パーティに出ても、何か食べてると編集者さんに見つかって、あれまだですかこれどうですか、と……わたしはそんな時「ご、ご飯まだなんで食べさせて〜」と逃げますが(笑)
 でも大崎さん、業界の、というところがらしいですね。わたしなら業界のではなく、他の業界のパーティにもぐりこみます! (笑) スワローズが優勝したらビールかけにもぐりこみたい……(関係ない)

 最後に、大崎さんから新刊のご案内です。

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 「『クローバー・レイン』ポプラ文庫です。
  どうしても書いてみたかった話で、ラストシーン、この話にもっともふさわしい終着点はなんなのだろう、というのを連載中盤、担当編集者と話し合ったのもいい思い出です。
 一冊の本が出るまでと、出るにあたって望むことを書きました。
 近刊としては‘リクエストアンソロジー’と銘打った『本屋さんのアンソロジー』もあります。
いろんな本屋さんの詰まった楽しい短編集になりました。ぜひ」

 ありがとうございました。
 もう一枚、大崎さんのトルコの想い出写真です。

大崎5 イスタンブール


 イスタンブールの市場でしょうか。
 なんて美しい陶器の数々!
 
 大崎さん、素敵な写真をありがとうございました(^^)