月と地震の関係について

1. 大地震は満月(新月)の時に起きやすい?
2. 月が赤いと大地震が起きる?
といったウワサを聞いた事があると思いますが、これらは本当でしょうか?

1. の大地震は満月(新月)の時に起きやすい?ですが、
これは月の引力によって地球に歪みが発生するので、
地震を引き起こす最終的なトリガーになる・・・ という事のようですが、
この説はまったくのでたらめ。

月の1サイクル(満ち欠け)は29.5日なので、
満月(新月)になる日はひと月に最低3回はあり、
多い時はひと月に4回もありますが、大地震と重なる事は滅多にありません。

人は大地震が起きた時に、何が原因だったのか探しますが、
見つからないので物言わぬ月に責任をなすりつけているだけ・・・ というのが真相です。

2. の月が赤いと大地震が起きる?ですが、
これは阪神・淡路大震災をきっかけに出来た都市伝説のようです。
たまたま前日の月が赤かったので責任をなすりつけているだけ・・・ というのが真相です。

月が赤くなるのは夕焼けや朝焼けと同じ原理で、
低い位置にある時や、大気にチリが多いと赤が目立ちます。
高度が上がれば上がるほど白っぽい色に変化して行きます。
ちなみに月以外の星も、高度が低ければ必ず赤く見えます。

ただし例外として皆既月食の時、
大規模な火災が発生した時などは、大気中のチリが増えるので、
高度が上がってもいつもより赤みが強い時がありますが、こちらも地震とは何の関係もありません。