こんにちは。すっかりご無沙汰しておりますがお元気ですか?
私は元気です。たぶん
前回の投稿からもう1年。早いですね。月日が経つのは。

よく考えると月と日というのが単位になっていところに昔の人にとっての月や太陽の偉大さを感じますね。
昔に限らず現代の人類にとっても月を目指したり、太陽光や太陽熱でエネルギーを生み出そうとしたりという感じはありますし、偉大な存在ではありますが。

あ、ご紹介が遅れました。丸山です。こんにちは。
最近は140文字の字数制限と格闘していますので、ご興味おありの読者の方はぜひこちらからフォローをお願いします。喜びます。

2021年の最初で最後のブログの更新となりますので、渾身の一撃を書くかどうか悩むところですが、12月30日に更新するとほぼ読まれないので、今年チャレンジしたデカ盛りの話でも書いてもいいのですが、それだと毎年恒例の年末のご挨拶感ないのですね。

ちなみに過去の年末ご挨拶は
そろそろ「合成の誤謬」の話をしよう~2012年の締めくくりにかえて~

正解らしきものが溢れる世の中で生きるには~2013年の締めくくりに変えて~」

どこが資金調達するとかIPOするとかより、インターネットの可能性や未来について語りたい~2014年の締めくくりに変えて~

私的な2016年のちょっとした展望 ~2015年のしめくくりにかえて~

風向きはだいたいいつも突然に変わる~2016年の締めくくりに変えて~

日本と日本のボクらに残されている時間はあと僅かしかない~2017年の締めくくりに変えて~

2018年と19年はお休みしてて去年は
あの日常とはどの日常なのか

という感じでしたので読んでもらえると嬉しいです。

さて、そんなこんなで前置きがいつもどおり長くなりましたが、2021年はいろいろと資金調達動向やM&Aの動向などを見ていると世界的な資金の供給過剰がついに日本の未上場にもやってきた気配がしたという1年でした。

2021年は若者たちと世界スタートアップ展望という仰々しいタイトルの勉強会をやっていたのですが、それで世界の資金調達動向を見るにつけ、米国もインドも東南アジアもスタートアップ投資は過去最高くらいの盛り上がりであって、中国への投資が抑制されたことや資金が過剰に供給されていることで欧米投資家などの資金が米国やインドや東南アジアなどへ振り向けら、その流れが周縁にも染み出していったんじゃないかなと。

これがどのくらい続くのかは水晶玉でも覗かない限りわからないのですが、あいにく家に水晶玉がないのでここでは書けません。

しかしこの流れも含めてより一層変化の速度が上がっていることを実感する2020年代です。しかも加速度的に。
先日、中堅キャピタリスト向けにお話をする機会があり、そこでもいろいろと話をしたのですが、こうした不確実で先が見通せない時代にベンチャーキャピタリストとして生きるためにはどうしたらいいのか。つまり

2020年代をベンチャーキャピタリストとしてどう生きるのか

というところを考えていかないといけないなと。

まず不確実で先が見通せないというところにVCとしてのα(アルファ)があると捉えることが大事かと。
予測可能で確実なものはみんなが投資できるのでαは縮小しリターンが下がることになる。
だからむしろ不確実で先が見通せないことにこそキャピタリストとして生きる醍醐味があるということです。

そして、キャピタリストとして投資に際しての考えるべきは

秘めたる可能性を見出すこと、価値を発掘すること

であると。

そして、キャピタリストとしての最大の投資先支援とは

この発掘した価値をより多くの人に認知してもらい、秘めたる可能性の発現を後押しすること

であると。

誰も認識していなかったモノに価値を見出し投資して、そのあととにかく喧伝くらいなレベルで広めていくことで多くの人が価値や可能性を見出してくれるようになれば価値もあがり、リターンも出やすくなるのが世の常かなと。その原則を心に刻んでおくのがいいのではないかと。

そのうえで、WORLD MARKETZの昨年の年末特番

で渡辺一美キャスターが言っていたことですが、

Adjust!Adjust!Adjust!

が大事かと。

地球という惑星に生きるものすべてにとっても、そして人間社会にとっても、常に生き残るのは強者ではなく適者である。
だからこそ、芯というか軸は持ちつつも社会の変化に常に適応していく必要があると。

大きな成功体験はそれ自体は素晴らしいことでもあるけど、それは様々な要素が織りなしその時機だからこそ成し得たものであり、常に変化し続けている状況下において、自分なりの見通しを持ちながらその変化に適応した投資をしていくか。ということかなと。

以前にとある人と「5年くらい前ならシリーズAでPre10億円とかが普通だったけど、いまやPre30億円とか出てきても驚かなくなってきた」という話をしていたけど、EXITの環境も変わっているし、投資家層も変わっているし、起業家自身もスタートアップ自体も変化しているなかで、過去の成功体験に縛られずに目の前と未来を見据えて価値を発掘できるかが大事なんだろうなと。

過去の成功体験という意味では、そこに縛られるとポートフォリオを組んでいるようでいてそうでない状況に陥りやすくなることがあり、気づけば同じような傾向の投資が集中していることになる。
集中することはリターンの極大化が図れる一方で、ダウンサイドリスクも極大化していることになるので、それは自分のお金であれば投資戦略の1つではあると思うものの、預かった資金で投資をしているプロの立場であればちょっと考える必要はあるのかなと。

だからこそ、投資格言にある「卵は一つの篭に盛るな」を意識しつつ、好調なときこそ

自分のなかに揺らぎを持つ

ことが大事なのではないかなと。

そして資金調達額が増えれば増えるほど、日本というフィールドだけではやれることに限りがあり、また成長できる限界もあることから、いかに日本予選を勝ち抜いて世界と戦うか。本気で世界と戦うための構想力を投資家も持つことが大事だろうなと。

スニーカーダンクが競合サービス「モノカブ」を買収

という出来事が2021年を、そして2020年代の日本のスタートアップ投資におけるエポックメイキングな出来事になったのかもしれないなぁとか思ったりするわけです。

日本でスタートアップして、いずれは世界を席巻できるかどうか

1.25億人と可もなく不可もない人口があり世界第3位の経済規模を誇るものの、人口は減少し、経済規模の成長は僅かというこの国だけでできることは限られている。
しかし、その後の世界という巨大な市場にステップアップするための孵化するための場と考えると、適度な規模感はあるのではないかと。

もちろん商習慣や独特な価値観を持つユーザー、そして日本語というところはあるものの、それでも世界大会を見据え、サービスを磨き上げながら日本予選を戦っていくことが重要であろうと。

世界の潮流を見ていると、米国では毎週数社がユニコーンとなり、インドや東南アジアでも毎週のようにユニコーンが出現している。この流れが続くならば2023年くらい(場合によっては2022年後半くらい)には日本でも毎週とはいかないまでも毎月のようにユニコーンが出現していくんじゃないかという気配はなくはないです。

そうしたときに大事なことは、その企業価値で調達した大きな資金をいかにより大きく成長するために使えるか。そのときにはいつかの世界大会を想定して、いかに日本予選を戦うかという構想力が大事になってくるかなと。
全日本選手権制覇でなく世界大会での優勝を本気で目指していく、その視座を持つためにも日々より多くの情報にふれるための研鑽が必要になっていく時代。それが2020年代なのかもしれないです。

なんとなく大きな話で結んでしまってますが、個人的には2022年も新たな挑戦をしていきたいと思ってますので、またそのあたりもときどき発信できるといいなぁと。

今年も、過去の記事が参考になりましたと言われることがありましたが、ときどきでも読んでいただけて大変ありがたいです。

読者のみなさまにとって2022年が素晴らしい1年となりますよう祈念しております。
よいお年をお迎えください。

それでは。また来年