昔ながらの製品には昔ながらのお手入れが必要です。
お手入れし、長く大切にしようとする心が愛着を生み、暮らしに豊かさと奥行きを
もたらしてくれるように思います。

今回は「南部鉄器のお手入れー鉄瓶編②-1 サビ取り体験レポート」です。

日々のちょっとした気遣いで錆びずに使えるのですが、
つい、水分が残ってしまった部分に赤錆が出ます。

「サビ」そのものの健康への影響は気になるところですが、
亜鉛などを含まない純度の高い鉄の酸化によるサビは全く害はなく、むしろ必要な分の鉄が
摂取できるということなので、気にしなくて良いようです。

「サビ」の安全性についての記事はこちら>>>
とはいえ、
鉄瓶などで沸かしたお湯にサビ色が出る場合は風味も損なうのでサビ取りが必要です。


今回は体験レポートの為に1週間毎朝一回使用し、使用後空焚きせず、濡れたまま放置しました。
サビの出る過程レポートが必要だったのですが、
「こんなに簡単にサビが出るとは!(個人的印象です)」思っていなかったというのもあり、
残念ですが、データをとっていませんでした。

ただ、油などは使わない「鉄瓶」に言えることは、
水気が残っていたり、沸かし残しのお湯そのものを入れっぱなしにすると瞬く間にサビだらけ!
正直なところこれは『要注意』です。


蓋周りのこんなサビや、
RIMG0003

RIMG0014 のコピー


水を残して放置したために出た内部のかなり酷いサビ、
RIMG0010

これに対処してみます。

この画像の状態では沸かしたお湯は「サビ」色です。
無害と言われても飲める代物ではない、という感じです。

内部が赤茶色に変色していても沸かしたお湯が無色透明で綺麗なら
そのまま使っていただいて大丈夫。むしろ使い込んだ良い鉄瓶と言えるようですので
ご安心ください。


では。

用意したのは、茶殻、シュロたわし、柄のついたナイロンブラシ。

RIMG0005

スチール系のたわしはNGということです。
「サビ」を強く掻き落とすと鉄瓶に傷がつき、そこからさらにサビが出やすくなるそうです。
また、柔らかいスチールウールでも良くなく、まして洗剤などのついているタイプのものは
絶対NGだそうなのでご注意ください。


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シュロたわしで優しくこすり洗い。

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すすぐとこんな茶色に濁った水が出ます。
3度ほど繰り返しすすぎます。

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赤錆が少し落ちてこのような状態に。
かなり深い「サビ」だったので表面が傷ついているように見えます。

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茶殻をダシ袋に詰め、8分目程度の水と一緒に煮ます。

茶殻のタンニンが膜になり「サビ」を防ぐ効果があるということです。
その詳細は別の回でご案内したいと思います。

RIMG0017

RIMG0024
お湯が多め、茶殻が入っているのですぐ吹きこぼれました。

RIMG0025
改めて中火で3分煮詰め。

火を止めて一昼夜置きます。
(今回38時間ほど放置しました)

 
「南部鉄器のお手入れー鉄瓶編②-2サビ取り体験レポート」に続く。
こちら>>>

体験レポートはこちら>>>

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