2018年02月02日

道具

 2月に入りました。まだまだ寒さも続きますが,日差しに少しずつ春っぽさを感じるようになりました。春はそう遠くないですね。
 先日,お友達どうしでテイクアウトしに来た男の子達がいました。そのうち一人がコーヒー豆を買って行くと言った時のこと。その子が「豆のままでいいです。」と言うと,友達が「えっ,お前挽くやつ持ってるの?」と。あるよと答えると,「そうなんだ...。」と言いつつ友達の表情がある種の尊敬ような顔に変わりました。コーヒーの道具には何となく特別感みたいなものがあり,こういう時ってよくありますね。だから買う時は,とってもワクワクします。彼らのやり取りを見て,私も若い時のことを色々と思い出しました。
 大学生になり一人暮らしを始めた時に,コーヒーのドリッパーが欲しくなりました。当時は円錐型のは売っておらず,カリタの三つ穴のもので,白い陶器製のドリッパー。それ程高いものではないのですが,なぜか買う時にためらって何度も売り場を行き来したのを覚えています。きっとそれを買うことが何か大人な感じがして,自分が買っていいのかな?と変な戸惑いがあったのでしょう。
 大学3年生の冬には,広瀬通りにあったドトールでコーヒーメーカーを買いました。雪の降る寒い日でした。これでコーヒーを淹れておけばいつでもすぐにコーヒーが飲めると,大喜びで家に帰りました。次の朝学校へ行く前にコーヒーメーカーをセットして,保温ボタンを押してから出かけました。その日は「家に帰ればコーヒーがある!」と一日中ワクワクが止まらず,急いで家に帰りました。が,コーヒーを飲んだ瞬間に思ったことは,残念ながら「不味い」でした。それもそのはず,一日中保温状態になったままので味が変わってしまっていたのですから。生まれて初めて,煮詰まったコーヒーの味を知った瞬間でした。
 社会人になり,初任給で買ったのは手回しのミル。これもカリタの物で,今でも現役です。買ったのは千葉そごうでした。帰りに初めてコーヒーを豆のままで買い,すぐに家でゴリゴリしたのを覚えています。ただ,自分一人で飲む分だとあっという間にゴリゴリが終わってしまうので,友達を呼んで半強制的にコーヒーを振舞いました。その時にもドトールのコーヒーメーカーが活躍しました。
 あの頃からすると今はだいぶ大人になり,ワクワクしてコーヒーの道具を買う事も少なくなりました。でも最近は,三洋産業さん(CAFEC)のビーカー・サーバーを気に入って使っています。お勧めです。

cafederyuban at 17:43コメント(0)季節 | 徒然日記 

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Ryuban

”Ryuban” って?
「Ryuban」というのは,私の幼い頃のあだ名。杜の都仙台でコーヒー店を営む現在は,その店名として使っています。いつかこの名前がおいしいコーヒーの代名詞になれば・・・と思いつつ。
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