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「河童は実在したのか?」を確かめたくて、バイクで日本一周中に立ち寄った伊万里の『松浦一酒造』。
ここ最近【地酒】にハマっているMALさんは、前回バイクに乗ってきていたので、飲めなかった「あの酒蔵の大吟醸の味」が知りたくなって、15年ぶりに『松浦一酒造』を再訪してみる事にしました。

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バイクならバビューンと一っ走りだったのですが、公共交通機関を使うと松浦一酒造へのアクセスはすごく不便でした。博多から一日に数本しかないバスに片道2時間以上揺られ、伊万里駅に到着したら、日本最西端の私鉄【松浦鉄道】に乗り換えて4駅先の楠久駅へ。因みに、1時間に1本しか列車がありません。

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楠久駅からさらに15分歩いて、ようやく松浦一酒造に到着です。
シンボルの煉瓦の煙突が国道からも見えるので、場所は比較的すぐわかりました。
いかにも老舗ってカンジで、味のある建物です。

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やっとかめに河童と再会です。
前来た時よりも恭しく祀られていて、近寄りがたいオーラに包まれています。

なんでも、半世紀ほど前、屋根の葺き替え工事をした際、屋根裏の柱に括りつけられた木箱が見つかりました。その中から、正体不明の生物のミイラが出てきたのです。
木箱に”河伯”と書かれていた事から、ミイラの正体は河童と推測されました。
”河伯”とはもともと【黄河を守る神】とされていて、1500年ほど前、中国から泳いで日本に渡ってきて、”河童”と称される様になったという伝承が熊本県の八代市に残っています。

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さて、河童の正体って何だと思いますか?
宇宙人やUMAなど突飛な説から水棲動物の見間違え説まで、様々な説が飛び交っています。
その中で最も有力な説として、【水死体説】が挙げられます。
溺死して長い時間が経過した遺骸は、皮膚が緑色に変色し、ふやけた頭頂部が割けて頭蓋骨が露出するそうです。何となく、河童の特徴に似てますよね。
そのうえガスで膨張しているので、これが河童の甲羅に見間違えられた可能性があります。
川で遊んでいて、いきなりそんなモノが浮かんできたら、「ウギャ~、出た!化け物!」ってなりますよね。そういった話に尾鰭が付いて、妖怪【河童】は誕生したのではないでしょうか?
なんか全く夢がない話になってしまいましたが、真相ってそんなものなのかも知れません。

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では、いったいこのミイラは何なのでしょうか?
見れば見るほど奇奇怪怪な姿をしています。
自分はこのミイラの正体は、水掻きがあることから【カワウソ】ではないかと推測します。
【カワウソ】の骨格に、他の動物のパーツを貼り付けて、細工してあるように見えます。

むかし、動物と鳥や魚を合成してミイラを造る【造形師】と呼ばれた人たちが居たと聞いたことがあります。彼らが造ったミイラは【妖怪】と称され、主に見世物小屋の出し物として使われていました。
また、お寺などでは、「仏を信じないと、来世ではこんな醜い姿に生まれてきてしまうぞ!」と、庶民たちに手っ取り早く仏教を信じさせるための小道具としても使われていました。
それらの【妖怪】のミイラは、土産として外国人たちに人気で、高い値で飛ぶように売れたそうです。

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お待ちかね、日本酒の試飲タイムです。
そういえば、今回はこちらの方がメインでした。
はじめはやはり大吟醸から…。トロリと濃い米の味、やや甘口で香りが華やかです。
つづいての吟醸酒は、キリッと来る辛口。スッキリ感はありますが、もう少し味わいが欲しいところ。

帰りの電車の時刻が迫ってきたので、ピッチを上げて飲んでいたら、ゲホゲホと咽てしまいました。
それを酒蔵の女将さんらしき御婦人に見られてしまい、ものすごく恥ずかしかったです。
願わくば、時間に捉われず、もっとゆっくり楽しみたかったです。
とりあえず、純米大吟醸を買いました。
帰宅してから、長崎産のカラスミで一杯やるのが楽しみです。

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カッパッパルンパッパ~ ポンキリピン 呑んじゃった!ちょっといい気持ち~ ♪



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