2006年03月11日

あ1「アスパラガス」

 子供の頃、嫌いだったんだな、アスパラガス。なぜかというと、缶詰の白いヤツしかなかったんだ、あのころは。
 だいたい野菜のくせに白いってのが気に入らない。歯触りはふにゃっと頼りないし、味はほとんど上に乗せたマヨネーズだし。そもそもマヨネーズもあまり好きじゃなかった。
 それがいつだったか、フレッシュアスパラガスが日本でも普通に売られるようになった。アレをさあ、バターで炒めて、ちょっと醤油を垂らすと旨いんだよね。あのバターが決め手なのだ。
 硬いときは筋を取って軽く茹でる。あくまでも軽く。茹ですぎると、缶詰のヤツみたいにふにゃっとなるからね。で、バターで炒める。バターを焦がさないように、弱火で。又は強火で炒め解いて、最後にバターを加える。
 これが!ビールによし、ウイスキーによし。
 最初はそんな料理法しか知らなかったけど、そのうちにサラダにするとか、ベーコンを巻くとか、いろいろバリエーションを覚えた。そしてそんなのを食べつけていたら、あれ?あの白い缶詰のも美味しいじゃない。
 そうやって、今ではアスパラガス、好きなんである。


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