2006年03月20日

え1「越の一」

 ベトナム中部で作られている日本酒に越の一がある。10年以上前に初めて登場したときは結構衝撃的だった。だって、それまでの日本酒はすべて輸入で、つまり値段が凄く高かったのだ。そこに日本より安い一升瓶が現れたんだから、こりゃ飲むっきゃない。
 そして、越の一はそこそこ旨い酒だったのである。今でこそ、ベトナムで作られている日本酒も多くなり、好みでいろいろと選べるようになってきた。そうやって他の酒も安く手にはいるようになって、比べれ見れば越の一が旨い、とは言い難くなってきたけれど。
 それでも越の一はいまでもコストパフォーマンスに勝るので、愛飲する人も多い。特に日本酒のなんたるかがわかっていない外国人にが熱燗で一杯、なんて時には、やっぱり越の一なんである。
 そんな越の一を作っている酒造から、いも焼酎いも一というのが発売された。濃いブルーのボトルに赤いラベルがなかなかオシャレな装いだ。
 日本酒ではベトナムで先行したが、焼酎ではむしろ後発組になるが、味も値段も先発のいも焼酎をしのぐモノがある。これはときどき飲んでもいいカナ、と思わせるイモの風味が濃い焼酎だ。


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