2006年04月29日

こ1「コーンビーフ」

 最近はぜんぜんお目にかからないな。ていうかベトナムにあるのだろうか?見たことがない。
 日本では良く買った。缶詰だから保存できるし、サンドイッチに挟んでもいいし、1cmくらいの厚さに切ってさっと焼けばつまみにもなる。ポテトサラダに混ぜ込んだり、カレーに入れたり、重宝するのだ。
 キャンプにもよく持っていった。朝、もし雨に降られたりして、もうコーヒー涌かすのも面倒だ、ってな時には、パンを囓りつつコンビーフと牛乳で立派な朝食になる。残ったらラップで包んでザックに突っ込んでおけば、夕方また食べられるし。
 そんなわけで、初めて北海道に行ったときも持っていたのか。いやあれば青函連絡船で知り合った連中が持っていたのか。
 とにかく、連絡船で北海道のバイク乗りたちと知り合って、大沼で一緒にキャンプをすることになったのだ。こいつら、連絡船の2当船室(つまり大部屋です)備え付けの1辺20cmくらいのステンレス貼りの灰皿を持ち出して、その中にキャンプストーブを入れて、コーヒーを涌かしてくれた。なかなかやるじゃないか。
 で、キャンプ場は凄く混んでいて入れず、我々は道路脇の適当な空き地にテントを張った。日は落ちであたりは暗いけど、照明は懐中電灯しかないのだ。そんな中でビールを飲みつつ、夕食になったんだけど、コンビーフ落としちゃったのである。
 たっぷりと土の付いたコンビーフ。オレはそれをさっと払って、ほおばった。当然口の中は土でじゃりじゃり言ってる。それを見て、北海道の連中は唖然。東京の人ってのは、もっと気取ってる、と思ってたんだそうだが、その東京人のイメージぶち壊しだ。
 その事件で一気に彼らと仲良くなって、その後何度も釧路に行くたびに泊めてもらったり、一緒にキャンプをするようになったのでありました。


Posted by cafesiesta at 15:25│Comments(0)