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ガレリア カフェ ユー オーナー なおきがカフェで使っている素材や知り得た情報などについて徒然と綴るブログです。

TVシリーズのおかげで日本でも大人気の「大草原のローラ」。
その著作の中でも名作と名高いのが「長い冬」です。
この「長い冬」の中には、とうさんがローラに語るカタチで「アメリカにおける“自由”の考え方」が顕著に出ている場面があります。

長い冬

その部分を要約しますと
「神さまは人間を自由な生き物としてお創りになった。
神さまは、わたしたちが正しいことをしている限りは守ってくださる。
神さまは何が正しいかを知る良心と知恵をわたしらにくださった。
しかし、何をするかを決めるのは、わたしらの自由にまかせてくださっている。
そこが人間とほかの創造物とのちがいなんだよ。」



進化論を唱えたダーウィンは、
「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」
という考えを示した、と言われています。

ですが、じつはこれはダーウィンの言葉ではなく、またダーウィンの考えでさえない、と言われています。
科学史家の調査によると、これは元々1960年代に米国の経営学者レオン・メギンソンがダーウィンの考えを独自に解釈して論文中に記した言葉であったそうで、それを他者が引用を重ねるうち少しずつ変化して、最後にダーウィンの言葉として、競争を生き抜くためのビジネス界の呪文として、誤って使用されるに至ったものだそうです。


人間にはたしかに、環境を変える知恵と力を与えられているのかもしれません。
ですが、それはあくまで、「自然の摂理に添った範疇」でのこと、だと思います。

自然の摂理

自然界のいろいろな生き物たちが織り成す生態系の法則も「自然の摂理」のひとつです。
自然界の掟、というと「弱肉強食」が思い浮かびますが、強者でもお腹が空いた時だけ自分の空腹を満たすためだけに食料としての弱者を取るだけで、必要以上の殺戮はしません。

植物も、お互いに助け合いながら生命を維持しています。いろいろな植物が混在している森があると、昆虫がいて、昆虫を食べる鳥がいて、小動物がいて、それを食べる大型の動物がいるという食物連鎖が起きる、生き生きとして豊かな生態系が営まれます。

人間も縄文時代までは、この自然の摂理に従い、または利用して生きていたと言われています。そのおかげで縄文時代は13000年も続いたと、最近の研究では言われています。生態系の法則に従った生活をしていると、持続可能な生活ができるという証ではないでしょうか?

縄文時代にできた焼き畑農業などは、いろいろな自然の摂理の法則を知ったことで、その法則を利用してより豊かになる方法として見つけられたようです。森をそのままにするより、木を切って、太陽光を入れたほうが、より森の生産性が上がり、生物の多様性も高くなる。そのため、より多くの食料を得られるとわかり、人間の生活に必要な物を作るのに、その植物の生育を整えて、多様な環境を作り生育を早めた、と。

自然の摂理の法則を利用する生活のために、いろいろな掟を作り、そしてその掟を守れるように、神さまを登場させて、掟を破ると神さまに怒られて、祟られるということにした。それが自然神道なのだそうです。

しかし、徐々に、この自然神道を蔑ろにする人間が出てきて、「非科学的」として完全に返り見られなくなってしまったのが現代社会ではないでしょうか?

しかしながらいくら人間が無視し、軽視しようとも、それでも大きな自然の摂理は絶えず働いているので、自然の摂理に反するような人間の貪欲な富の追求に対して、大きく覆すことような摂理が常に働くようになっているのだと思います。

13000年も安定して続いた縄文時代の生活は、「環境をより豊かに繁栄するように手をかけることで、その豊かさの恩恵を人間が授かる」という生活です。環境を我がものとし搾取するだけ搾取し、さらには良い環境を我がものとせんがために奪い合うという生活とは違います。

わたしたちは、今一度自然の摂理を理解して、その範囲で豊かでありながら、持続可能な生活が維持できる方法を真剣に追求する、それが必要な時代が来ているのだと思います。

自然物に対して畏怖するのではなく、自然の摂理に対しての畏敬の念を思い起こし、行き過ぎた人間ヨガりな生活習慣から、地球とも和する生活習慣に変わる。それが改めて求められているのだと、私は思います。



 

【追記】
今一度、“New Normal”の記事を添記します。

この世界規模のパンデミックの最中、5月6日、フランスの高級紙「ル・モンド」に、女優のジュリエット・ビノシュと物理学者オレリアン・バローが発起人となり、政治家や市民に抜本的な生活スタイルの変革を訴える投書が載った、というニュースを友人から教えてもらいました。
その宣言には日本の映画監督も含めて俳優や、映画監督など200人以上が賛同しているそうです。
Une_Le_Monde

その宣言を友人がしてくれた意訳を紹介致します。

■ ■ ■ ■
「non à un retour à la normale le monde」
「Please, let’s not go back to normal」
「 元通りにノンを」

パンデミックがもたらした禍は本当に悲劇です。ですが、この出来事のお陰で、我々は何が本当に必要なものか考える機会を得ることができました。我々が考えることは極めてシンプルです。もう「微調整」では足りない、問題は「根本的なシステム」の変革にあると。

今、多くの分野で、地球上の生命が危機に瀕しています。それは、多くのデータから分かるでしょう。パンデミックが起こる前から、この地球では、生態系の破壊は進んでいました。

そこで我々は、世界のリーダーや人々に心から訴えたいと思います。もう、世の中で持続できない事は止め、人生の目標や価値、お金についてもう一度深く考えてみることを。

経済優先の考え方は、植物や動物、そして人間の尊厳を認めていません。公害や気候変動、自然環境の破壊で、もう地球は限界です。

これらの理由から、社会を急いで改善する必要があるのです。もう「コロナ前に戻そう」とは考えないでください。あらゆるレベルで大きな変化が求められます。勇気を試されるでしょう。犠牲を伴うかもしれません。しかし、行動するのは今です。それは、人間としての魂品位に関わる重要な問題なのです。
■ ■ ■

CMを見て、そっくりに真似したい
と思ってトライしたことってありませんか?
私はいくつかあって、そのひとつが「グリコアーモンドチョコ」のCMです。

カリッと青春

歯で、アーモンドチョコの真ん中部分を囓ったら、「カリッ」という音とともにキレイに半分に割れる・・・
なんどもトライしましたけれど、あんなにかっこいい音も鳴らなければ、チョコもキレイな断面になることはありませんでした・・・


前回、16穀米を使用しているご飯メニューの「美腸カレー」を「完全菜食メニュー」にリニューアルしました際に、牛乳ではない植物性の“あるミルク”を使った話の前振りをしました。

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そのミルクとは、「アーモンドミルク」です。

2016年に日本初のヴェジタリアンマガジン「Veggy」とのコラボレーション企画に参加した時に、私たちに割り振られた健康食材のひとつがこの「アーモンドミルク」でした。(記事はこちら


カリッと青春!
がキャッチコピーだったアーモンドチョコレート。
ナッツの中でも栄養価が高く美容や健康にいいと言われているアーモンドは、実際、「若返り成分」いっぱいの健康食材なのです。

まずは、腸の掃除屋さんである「食物繊維」
アーモンドに含まれる食物繊維は100g中に10.1g。これは同じ重さ比でレタスの約9倍、 ごぼうの約1.6倍になります。

次に、コレステロールに嬉しい「オレイン酸」。
オレイン酸は善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールだけを増やさない効果があるといわれている、「酸化されにくい」脂質として注目されている栄養素です。
アーモンドのオレイン酸含有量は100g中に35gで、同じ重さ比でゴマの約1.8倍、 ピーナッツの約1.5倍です。

そして、美容維持に不可欠な「ミネラル」。
アーモンドはミネラル分のバランスがよいという面もあります。
骨を作るために必要なカルシウムとマグネシウムもしっかり入っていますし、細胞分裂するために重要な亜鉛の量も実はアーモンドは多いのです。そのため、美肌や美髪のためのターンオーバーにも効果が期待されます。

そして、若返りのビタミンこと「ビタミンE」。
ビタミンEは、様々な害を与える活性酸素からカラダを守ると言われています。アーモンドに含まれるビタミンE(α-トコフェロール)は100g中に30.3mgで。同じ重さ比でゴマの約300倍、 ピーナッツの約3倍。
ビタミンEは抗酸化力が高いだけでなく、血行の改善効果もあることから、冷え症の方にも嬉しい栄養素です。


このように、栄養素たっぷりのアーモンドですが、骨粗しょう症の予防に良くても、シニア層の方にはアーモンドは硬くて、噛み砕けなかったり、歯に詰まったりするとして、摂りにくいと倦厭されがち。
そんな悩み解消としてアーモンドミルクが開発されました。

アーモンドミルクはアレルギーが出ないという面からも、牛乳に変わって愛飲される方がいます。
海外セレブも積極的に美容と健康のために取り入れている飲み物「アーモンドミルク」。そのアーモンドミルクも食材として取り入れた「完全菜食美腸カレー」。どうぞ、お召し上りください。

ミックスビーンズの“美腸”カレー

16穀米を使用しているご飯メニューの「美腸カレー」はカレーを作る段階で“豚バラ肉”を使用していました。

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ヴェジタリアンの方にもヴィーガンの方にも相性がいいはずのご飯メニューに「完全菜食メニュー」がない・・・
ということで美腸カレーを「完全菜食メニュー」にリニューアル致しました。
それがこちらです。

ミックスビーンズの“美腸”カレー

具材につかっているのは3種類のミックスビーンズ。豆は皮に含まれる食物繊維と実の部分の炭水化物の組み合わせが、腸内フローラにとって理想的な食材、と言われています。またカレー粉の主成分であるターメリックは腸壁を修復する効果があります。

そして、リニューアルした美腸カレーの主材料は、以前の美腸カレーの隠し味に使っていた野菜です。
それは「トマト」です。

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トマトにはグルタミン酸やアスパラギン酸などのアミノ酸が豊富に含まれています。グルタミン酸やアスパラギン酸は、うまみの素として知られていますので、薄味でもおいしく食べられて、減塩に役立ちます。
しかもグルタミン酸とアスパラギン酸は小腸ではたらき、栄養吸収を助けるという機能がありますので、トマトを料理に使うと、ビタミンやミネラル、たんぱく質などの栄養成分の吸収を助けてくれます。

また、トマトにはビタミンCや、カリウムなどのミネラルも豊富で、さらに生活習慣病を予防する成分が多く含まれています。トマトに含まれるセルロース、ペクチン、ヘミセルロースなどの食物繊維は、腸内細菌を増やして便秘を改善する効果があります。そのほか満腹感を促して食べ過ぎを抑え、血糖値の上昇を抑えて糖尿病を予防、血圧を下げて冠動脈疾患のリスクを軽減させる効果も期待されています。


そして、トマトの栄養素の代名詞、とも言える成分が「リコピン」です。
トマトには抗酸化力の強いリコピンと数種のリコピン類似成分が含まれています。

リコピンは、植物などに含まれる赤色やオレンジ色の色素成分「カロテノイド」のひとつ、βーカロテンなどの仲間です。カロテノイドには、老化や病気の元凶である活性酸素を消去する、強力な抗酸化作用があります。
リコピンはカロテノイドの中でも抗酸化作用が高く、抗酸化作用を持つことで知られるビタミンEの100倍以上とも言われています。

リコピン類は前立腺ガンなどさまざまなガンのリスクを減らしたり、白内障の発症を遅らせ、皮膚を紫外線から守る効果があると考えられていて、健康や美容の面からもさまざまな効果が期待されています。


リコピン類は油に溶けやすい性質がありますので、油と一緒に料理すると体内への吸収されやすくなります。
またリコピンは、加熱によっても吸収されやすくなります。
トマトをたっぷり使った美腸カレーでは、オリーヴオイルで炒めてから煮詰めています。


そしてトマトたっぷり美腸カレーは、ある液体成分も加えています。

ただ水を加えただけでは味が薄まってしまいます。かと言って、トマトジュースでは、トマトだけの単調な味になってしまいます。
リコピンは牛乳との相性がいいことは知られています。ですが、牛乳を使うと「完全菜食メニュー」ではなくなってしまいます・・・。
そこで私が使ったミルク、それは・・・
次回、紹介いたします。

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