「神の雫」という漫画があります。
ワイン好きの方はご存知の方も多いと思います。
漫画の中に登場する主人公たちは、ワインを口に含むと従来のワイン表現方法に則らない独自の表現を発し、それがこの漫画の見せ所となっています。
ワインを口に含んで風景が見える。
これは漫画だけの世界・・・と思っていた私にも、そんなことが起きたのです。
それが今回紹介しますハーブティーを口に含んだとき、でした。
そもそもそのハーブティーは前回紹介しました「薫風」のためにブレンドされたサンプルのひとつでした。
そのブレンドハーブティーを口に含んだとき、脳裏に浮かんだ風景。
正確には“風景写真”。
それがこちらでした。
この写真も、2018年6月にガレリア カフェ ユーで開催しました藤木 晴行さんの写真展『山のささやき Ⅱ』で発表された作品です。
若々しい草原のような香りの奥底に、ほのかに薫る大地の匂い。
それは湿地の香り。でもそれはむせ返るような強さではなく、柔らかなもの。
その香りが、まさにこれから山の端から昇ろうとする朝陽で明るくなった高層湿原にある池塘を撮した作品を想起させたのです。朝露をたっぷり含んだ草から薫り立つ蒸気、これから始まる朝の元気漲るイメージ。
それがこちらのハーブティーです。
このハーブティーに付けた名前は「かはたれどき」。
私の好きな古語を付けました。
映画「君の名は」で、三葉の生きている場所、岐阜県 糸守で使われている方言「カタワレ時」の語源として出てきた言葉ですね。
私が高校の古文の時間に習ったのは「タソカレ時=誰そ彼時」は“夕方”、「カハタレ時=彼は誰時」は“明け方”でした。
その時習った私の記憶は・・・
「たそかれ時」
は、「人の気配は感じるけれども人の輪郭さえもはっきりしないほどに暗い」状態で、「(そこに居るのは)誰ですか?あなたは」から発生した言葉。
一方「かわたれ時」
は、「人の輪郭はわかるほどの明るさはあるものの、人の顔を識別するほどではない」状態で、「あなたは誰ですか?」とはっきりと人の存在を認識した表現から派生した言葉。
というものです。
“たそかれ時”から派生した黄昏とは違って今はあまり使われない言葉「かはたれどき」。
まさに日が昇らんとし、万物が眠りから覚め活動を始める静かなる活気に満ちた時。
一日の始まりに飲んでいただきたいハーブティーに名付けました。
※こちらのハーブティーをお愉しみくださる方には、このハーブティーの元となった藤木晴行さんのモノクロ写真のポストカードをプレゼント致します。
※こちらのハーブティーもガレリア カフェ ユーのオンラインショップでお買い求めいただけます。
ワイン好きの方はご存知の方も多いと思います。
漫画の中に登場する主人公たちは、ワインを口に含むと従来のワイン表現方法に則らない独自の表現を発し、それがこの漫画の見せ所となっています。
ワインを口に含んで風景が見える。
これは漫画だけの世界・・・と思っていた私にも、そんなことが起きたのです。
それが今回紹介しますハーブティーを口に含んだとき、でした。
そもそもそのハーブティーは前回紹介しました「薫風」のためにブレンドされたサンプルのひとつでした。
そのブレンドハーブティーを口に含んだとき、脳裏に浮かんだ風景。
正確には“風景写真”。
それがこちらでした。
この写真も、2018年6月にガレリア カフェ ユーで開催しました藤木 晴行さんの写真展『山のささやき Ⅱ』で発表された作品です。
若々しい草原のような香りの奥底に、ほのかに薫る大地の匂い。
それは湿地の香り。でもそれはむせ返るような強さではなく、柔らかなもの。
その香りが、まさにこれから山の端から昇ろうとする朝陽で明るくなった高層湿原にある池塘を撮した作品を想起させたのです。朝露をたっぷり含んだ草から薫り立つ蒸気、これから始まる朝の元気漲るイメージ。
それがこちらのハーブティーです。
このハーブティーは、カルダモン、ペパーミント、ローズヒップ、オレンジピール、ハニーブッシュ、レモングラス、タイム、セージをブレンドしたハーブティーです。
ミントをベースにした青々しさもある爽やかな香り。
味はスッキリした若葉のような味の奥に感じるほのかなスパイスの温かみ。
味はスッキリした若葉のような味の奥に感じるほのかなスパイスの温かみ。
できあがったハーブティーの効能は「エネルギーチャージ・スッキリ爽快・カラダの芯からの温め」。
登山に挑むように、これからひと仕事やるぞ!という時に飲んでいただきたいハーブティーです。
このハーブティーに付けた名前は「かはたれどき」。
私の好きな古語を付けました。
映画「君の名は」で、三葉の生きている場所、岐阜県 糸守で使われている方言「カタワレ時」の語源として出てきた言葉ですね。
私が高校の古文の時間に習ったのは「タソカレ時=誰そ彼時」は“夕方”、「カハタレ時=彼は誰時」は“明け方”でした。
その時習った私の記憶は・・・
「たそかれ時」
は、「人の気配は感じるけれども人の輪郭さえもはっきりしないほどに暗い」状態で、「(そこに居るのは)誰ですか?あなたは」から発生した言葉。
一方「かわたれ時」
は、「人の輪郭はわかるほどの明るさはあるものの、人の顔を識別するほどではない」状態で、「あなたは誰ですか?」とはっきりと人の存在を認識した表現から派生した言葉。
というものです。
“たそかれ時”から派生した黄昏とは違って今はあまり使われない言葉「かはたれどき」。
まさに日が昇らんとし、万物が眠りから覚め活動を始める静かなる活気に満ちた時。
一日の始まりに飲んでいただきたいハーブティーに名付けました。
※こちらのハーブティーをお愉しみくださる方には、このハーブティーの元となった藤木晴行さんのモノクロ写真のポストカードをプレゼント致します。
※こちらのハーブティーもガレリア カフェ ユーのオンラインショップでお買い求めいただけます。
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