アロマテラピー”をご存知でしょうか?

アロマセラピー

アロマテラピー”とは「植物が持っている香り成分を使って、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法」です。
この考え方の歴史はとても古く、古代エジプトの壁画に香油の壺や香炉が描かれるように、数千年前の歴史を持ちます。

アロマテラピーは狭義の意味では、「植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って行う自然療法」のことを指しますが、広義の意味ではコーヒーの香りで目覚めたり、ショウガの香りで食欲が湧いたりすることが含まれます。


空気中に漂う香りの成分は人の呼吸と共に鼻に入り、その香りの成分が鼻の嗅粘膜に溶け込み、香りの成分を情報として嗅細胞にキャッチされます。その情報は、嗅神経・嗅球・嗅索を通り、大脳(大脳皮質や大脳辺稼系)に伝えられ、“香り”として感じられます。

香りの刺激”は、人の集中力を高めたり、人に鎮静効果をもたらしたりします。
また、アロマテラピーによって、免疫力に関係するNK細胞活性値が上昇したり、女性ホルモンの一種であるエストロゲン濃度が増加したり、メラニン産生を抑制したり、副交感神経の高まりによって動脈機能が改善したりなど、多くの身体への効果が報告されています。


精油抽出にも使われる“ハーブ”は、種類によってさまざまな香りの効果をもたらします。

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ハーブティのカタチにすると、香りによる“アロマテラピー効果”に加えて、ハーブの栄養成分・薬効成分も身体に摂り入れることができます。


ハーブに限らず、カフェ・ユーにはさまざまな“香り成分”があります。

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目覚めを促すコーヒーの淹れ立ての香り。
しあわせな氣分をもたらしてくれるミルクやバター、フルーツの甘い香り。
食欲を刺激してくれるスパイスの香り。
などなど・・・


そしてカフェ・ユーの一番の香り成分は“木の香り”です。

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森を散歩すると気分がいいのは、木から出る“フィトンチッド”という成分のためといわれています。
“フィトンチッド”は、絶えず侵入してくる虫や細菌から身を守るために、樹木が自ら作り出し発散している物質で、木の香り・色などのもととなっている成分です。

他の植物や細菌などを撃退する働きをもつフィトンチッドですが、血圧を下げたり、脈拍の乱れを少なくするなどの自律神経を安定させる効果が実験で確認されているなど、人間にとっては“癒しをもたらす効果”があるとされています。木の香りのする部屋で就寝すると疲れが早く取れるともいわれています。
特にマツやヒノキといった針葉樹はフィトンチッドの発散量が多く、免疫力向上に寄与するとの研究報告もあります。 

カフェ・ユーは店内にいるだけで、“木の香り”の恩恵を受けることができます。
そこに、ドリンクやフード、スイーツで、さまざまな香りをプラスできます。

カフェ・ユーで、“飲む or 食べる アロマテラピー”をどうぞお愉しみくださいませ♪



余談ですが・・・
カフェ・ユーはありがたいことに“文化の香りがする”と言われることがあります。
でも・・・、文化の香りってどんな香りなのでしょう?
いつかハーブティで表現することができるのでしょうか? (笑