“Enjoy Home”の時間を利用して、ご自宅にいる時間でいろいろと挑戦を試みる方もいらっしゃるかと思います。
「ハンドドリップコーヒーをやってみよう」という方のために、今回から3回にわけてお伝えします。
「コーヒー」は一部の国では“煮出し式”を用いていますが、広く浸透しているのは“お湯をコーヒー豆に浸透・通過させて抽出する”方法です。その方法が故に、お湯に一定時間浸して淹れるティー系(茶、ハーブなど)に比べると、個人差がとても出やすいです。
また同じ個人であっても、お湯の注ぎ方ひとつで味が変わってしまいます。
それが故に、「おいしい淹れ方」を習得する面白さもあるかと思います。
私のお店でも使っている方法で、一般的に馴染みのあるハンドドリップコーヒーの淹れ方は「ペーパードリップ」です。

今回から3回に分けて、「ペーパードリップの淹れ方のコツ」をお伝え致します。
その第一弾は「ドリッパーを選ぶ」です。
紙のフィルターをセットしてコーヒー豆を入れてお湯を注ぐ器材を「ドリッパー」と呼びますが、このドリッパーには主に2つのタイプがあります。
その大きな違いは、コーヒーが抽出されて落ちる穴の数です。

抽出穴が1つのものが「メリタ式」、抽出穴が3つのものが「カリタ式」です。
「メリタ式ドリッパー」は、1908年、ドイツのドレスデンに住むメリタ・ベンツ婦人によって考案されました。

その夫を想う深い愛情から、メリタ・ベンツは小さな穴をいくつか開けた真鍮製の容器(後のフィルター)に1枚のろ紙とコーヒー粉をのせ、お湯を注ぐ方法を考え出しました。この方法なら、コーヒー粉がカップに入ることもなく、ゴミ捨ても簡単。しかも余計な雑味をろ紙が吸うので味もおいしくなったのです。
その後、メリタ婦人の息子にその意思は引き継がれ、1960年代に今の「ひとつ穴スタイル」のドリッパーとなりました。
「カリタ式ドリッパー」は、日本のメーカーです。

では、苅田なにがしさん、もしくは某 カリタさんが発明したかと思いきや、ドイツ語の「Kaffee(コーヒー)」と「Flter(フィルター)」の組み合わせた造語によってつけられた名前です。
創業は1958年、喫茶店ブームの折に生まれた、日本のコーヒー文化の草分け的存在です。
穴の数の違いは、お湯の落ちる速度に、ひいてはコーヒーの味に影響してきます。
特徴としては
「カリタ式ドリッパー」はお湯が順調に落ちるようになっているので、抽出が早く、あっさりとしたコーヒーも淹れることができます。
このあたりは味の好みとなってくる部分ではありますが、私から言えることは、
「濃く入れたドリンクはお湯で薄めることができる」
ということです。
また「メリタ式ドリッパー」は、ポットからお湯を注ぐスピードにかかわらず、ドリップのスピードが一定なので、だれが抽出しても大きくブレないという特徴もあります。
実際には、ドリッパーへのお湯の注ぎ方によって味は大きく変わるのですが、抽出時間による味の誤差は「メリタ式ドリッパー」はさほど影響がないので、味のブレる要素をひとつ減らすことができます。
【余 談】
ペーパーフィルターは底と横が圧着して作られています。
今の技術では圧着部分が剥がれたり破れたりといったことはほぼないですが、昔はよく起きていたそうです。
その名残から、今でもコーヒー学校卒業生は昔ながらのペーパーの折り方を習います。
その折り方は、「底と横を違う方向に折る」という方法です。
ひねりが入ることで、折りが安定すること、さらにはドリッパーの中でも中心位置に留まること(片一方に寄らない)という利点もありますので、ぜひ、この折り方もご活用してみてください。

「ハンドドリップコーヒーをやってみよう」という方のために、今回から3回にわけてお伝えします。
「コーヒー」は一部の国では“煮出し式”を用いていますが、広く浸透しているのは“お湯をコーヒー豆に浸透・通過させて抽出する”方法です。その方法が故に、お湯に一定時間浸して淹れるティー系(茶、ハーブなど)に比べると、個人差がとても出やすいです。
また同じ個人であっても、お湯の注ぎ方ひとつで味が変わってしまいます。
それが故に、「おいしい淹れ方」を習得する面白さもあるかと思います。
私のお店でも使っている方法で、一般的に馴染みのあるハンドドリップコーヒーの淹れ方は「ペーパードリップ」です。

今回から3回に分けて、「ペーパードリップの淹れ方のコツ」をお伝え致します。
その第一弾は「ドリッパーを選ぶ」です。
紙のフィルターをセットしてコーヒー豆を入れてお湯を注ぐ器材を「ドリッパー」と呼びますが、このドリッパーには主に2つのタイプがあります。
その大きな違いは、コーヒーが抽出されて落ちる穴の数です。

抽出穴が1つのものが「メリタ式」、抽出穴が3つのものが「カリタ式」です。
「メリタ式ドリッパー」は、1908年、ドイツのドレスデンに住むメリタ・ベンツ婦人によって考案されました。

メリタ婦人はペーパードリップシステム(ろ紙でコーヒー粉をこしてコーヒーを抽出する方式)を世界で初めて実現した人です。
メリタ婦人が発明するまでは、家庭でのコーヒー抽出は布や金網によるもので、手間がかかる上に不衛生、さらには粉がカップに入ってしまうなど、「誰でも手軽においしいコーヒー」というわけにはいきませんでした。
「もっと手軽においしいコーヒーをいれて、最愛の夫に飲ませてあげたい。」その夫を想う深い愛情から、メリタ・ベンツは小さな穴をいくつか開けた真鍮製の容器(後のフィルター)に1枚のろ紙とコーヒー粉をのせ、お湯を注ぐ方法を考え出しました。この方法なら、コーヒー粉がカップに入ることもなく、ゴミ捨ても簡単。しかも余計な雑味をろ紙が吸うので味もおいしくなったのです。
その後、メリタ婦人の息子にその意思は引き継がれ、1960年代に今の「ひとつ穴スタイル」のドリッパーとなりました。
「カリタ式ドリッパー」は、日本のメーカーです。

では、苅田なにがしさん、もしくは某 カリタさんが発明したかと思いきや、ドイツ語の「Kaffee(コーヒー)」と「Flter(フィルター)」の組み合わせた造語によってつけられた名前です。
創業は1958年、喫茶店ブームの折に生まれた、日本のコーヒー文化の草分け的存在です。
穴の数の違いは、お湯の落ちる速度に、ひいてはコーヒーの味に影響してきます。
特徴としては
「カリタ式ドリッパー」はお湯が順調に落ちるようになっているので、抽出が早く、あっさりとしたコーヒーも淹れることができます。
「メリタ式ドリッパー」は、布を使ったネルドリップなどヨーロッパで好まれるしっかりした味を再現することを試行錯誤して生まれたため、深い味わいと豊かなアロマを持つコーヒーを淹れることができます。
このあたりは味の好みとなってくる部分ではありますが、私から言えることは、
「濃く入れたドリンクはお湯で薄めることができる」
ということです。
実際には、ドリッパーへのお湯の注ぎ方によって味は大きく変わるのですが、抽出時間による味の誤差は「メリタ式ドリッパー」はさほど影響がないので、味のブレる要素をひとつ減らすことができます。
【余 談】
ペーパーフィルターは底と横が圧着して作られています。
今の技術では圧着部分が剥がれたり破れたりといったことはほぼないですが、昔はよく起きていたそうです。
その名残から、今でもコーヒー学校卒業生は昔ながらのペーパーの折り方を習います。
その折り方は、「底と横を違う方向に折る」という方法です。
ひねりが入ることで、折りが安定すること、さらにはドリッパーの中でも中心位置に留まること(片一方に寄らない)という利点もありますので、ぜひ、この折り方もご活用してみてください。


コメント
コメント一覧 (2)
私のドリッパーは自分で焼いた陶器のもの。
穴の数の意味知らなかったので、なんとお花のように4っつの花びらと真ん中にひとつ、5つも空いている!
よっし、今度は一穴のドリッパー作ろうっと。
濃ーく入れて、お湯でその日のお相手の菓子に合わせて濃さを決めるのが私流。
うん、一穴の方が理にかなってる。
オーナーのブログ時々のぞいています。
こんなひとりごとみたいなことを投稿してもいいのかなぁ〜
ブログ読んでくださってありがとうございます♪
参考になって嬉しいです♪
濃く淹れて、あとで調整する
すばらしい方法です!