東京、日本のみならず、世界規模で起きている事象。
そのため、「テレワーク」を実施している企業、人が増えていますね。
※「テレワーク」とは「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語で、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと。

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カフェ・ユーのお客さまでも「テレワーク」で日々の業務を行っている方がいらっしゃるのですが、そんな「テレワーク」を行っていらっしゃる方にお役に立てているカフェ・ユーのサーヴィスがあります。
それは「テレカフェサーヴィス」。
みなさまのご自宅に、カフェ・ユーのドリンク素材など、お届け可能なものを「オンラインショップ」にて受注発送しているサーヴィスです。 

オンラインショップ
 外出もままならない状況ではテイクアウトも難しい。
そんな状況でも「テレカフェ」であれば、日本全国津々浦々、ご提供できます。 
そして、このたび、カフェ・ユーのオリジナルブレンドコーヒー粉の販売も開始いたしました。

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「Enjoy home」の時間が増える中、「カフェ・ユーのおいしいコーヒーが飲みたい」との嬉しい声を寄せていただきまして、販売することといたしました。ありがとうございます!


ここで少し、「ブレンド」について余話を致したいと思います。

コーヒー豆はエチオピアから広がり、今では大きくアフリカ、中南米、アジアの3地域で生産されています。
コーヒーベルト
ある地域で生産された豆だけを使ったコーヒーを「ストレート」、複数の産地のコーヒー豆を、割合を決めて配合したものを「ブレンド」といいます。
ブレンドすることで、様々なコーヒー豆の持ち味を活かしながら、ストレートでは味わうことのできない新しい風味、好みにあった「おいしい」コーヒーを創造することができます。その可能性は無限に広がります。


ブレンドの方向性大きく「個性」を強調するか、「コク」を強調するか、または「全体のバランス」を強調するか、で考えます。ブレンドするときは大体3~5種類、ベースとなる味を4~7割にすると組み立てやすいです。

カフェ・ユーのブレンドの方向性は「全体のバランス」、その目指す味は「日本人好みのヨーロピアンスタイル」です。欧州のドリップコーヒーに感じられるような「コク」と「香り」を求めつつも、日本人が「ストレートで飲んでおいしいと感じる」味を創りました。

ベースには、香味バランスの良い焙煎度合によりミルキーなコクと爽やかなパッションのような酸味がある「コロンビア」を使っています。コーヒーの魅力のひとつが酸味で、コーヒーの酸味が弱いとミルクアレンジの時に負けてしまうのですが、日本人はどちらかというと、“酸味が強いドリンク”が苦手です。そして、そんな日本人にとって一番受け入れられているのが実は「コロンビア」豆です。

ベースにブレンドしているのは2種類。
まずコーヒーの魅力のひとつである「香り」のために「ドミニカ」をブレンドしています。
「ドミニカ」のコーヒーは伝統的なティピカ種によるクリーミーな口当たりとマイルドな酸味がバランスよい質感で、その香味はブルーマウンテンにも匹敵する最高級品と称され、とても香り高く飲みやすいコーヒーです。

そしてもうひとつが「ブラジルの深炒り」です。
「ブラジル」のコーヒー自体は、全てにわたってバランスがとれていて、やわらかな口当たり、くせのない偏らない味で、甘味を伴なった柔らかな渋味が特徴な中庸なコーヒーです。
コーヒーの焙煎は、基本的には苦味を作り出す作業ですが、コーヒーは焙煎していくなかで、酸味が生まれ、その酸味が甘味に変わり、苦味へと変化していきます。
ブラジル豆を深炒りにすることで、ブレンドに「甘味」をもたらし、ひいては「後味」をもたらしています。 

みなさまの“#enjoyhome”のひとときにどうぞ、ご検討ください。



【余 談】
コーヒーの生豆には. アラビカ種の場合12-19%程度の脂質があり、大豆(20%)、ゴマ(50%)、カカオ(50%)には及びませんが比較的多いといえます。
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コーヒーの場合75%前後はトリアシグリセール(油脂)で、その脂肪酸組成の多くがリノール酸、パルミチン酸です。
コーヒーを保存する場合は、密封した状態で“冷凍保存”することがお勧めです。 淹れる時には冷凍庫から密閉状態のまま出して、自然解凍で室温まで戻してからお使いください。