「500年の歴史を誇る麦焼酎の本場」でも紹介しました長崎県 壱岐島で造られる「“麦”焼酎」。
古代より稲作が盛んで、豊富な穀物と良質な地下水を原料に清酒文化が発達し、多くの農家ではどぶろくが造られていた歴史を持つことから、麦を蒸留した自家製の焼酎と、米麹を融合させたものが、壱岐の麦焼酎の原型となっています。
同じ九州の麦焼酎と比べて、日本独自の酒づくりの特徴である米麹を使い続けたところが、壱岐の麦焼酎の特徴となっています。
米麹の甘みと麦の香りが広がる壱岐の麦焼酎。
この500年の歴史に磨かれた伝統的な製法が認められ、1995年にはWTO(世界貿易機関)のトリプス協定によって「地理的表示(※GI壱岐)」の産地指定を受けています。

これで同じ原料や製法であっても、壱岐でつくられたものでなければ「壱岐焼酎」と名乗ることができないのです。
この500年の歴史に磨かれた伝統的な製法が認められ、1995年にはWTO(世界貿易機関)のトリプス協定によって「地理的表示(※GI壱岐)」の産地指定を受けています。

これで同じ原料や製法であっても、壱岐でつくられたものでなければ「壱岐焼酎」と名乗ることができないのです。
ウィスキーはスコッチ、バーボン。ブランデーはコニャック。ワインはボルドー、シャンパーニュなどと、世界的に見ても産地指定を受けた酒は数少なく、壱岐焼酎は世界に認められた、日本を代表する蒸留酒となっています。
ちなみに、GI壱岐は
■ 原料として
● 穀類は大麦のみを用いたものであること
● こうじは米から製造された米麹のみを用いたものであること
● もろみに用いる麹と穀類の重量比が概ね1:2となっていること
■ 製法として
● 長崎県壱岐市内で採水した水のみを用いたものであること
● 長崎県壱岐市内で原料の発酵、蒸留、貯蔵及び容器詰めが行われていること
● 米こうじ及び水を原料として発酵させた一次もろみに、蒸した穀類及び水を加えて更に発酵させた二次もろみを、単式蒸留機をもって蒸留したもの
と指定されています。
そんな世界にも認可された壱岐の麦焼酎。
その中から「壱岐ゴールド 22」を、お店のラインナップに加えました。

「壱岐ゴールド 22」は、昭和35年から樽貯蔵焼酎の製造に取り組みんだ、玄海酒造渾身の熟成麦焼酎です。
減圧蒸留で蒸留された原酒を、シェリー酒に使用したホワイトオーク樽で熟成。琥珀色の輝きが素晴らしく、味わい深い焼酎に仕上がっております。樫樽独特の色と香り、ほんのりとした口あたりと甘みが特徴の逸品で、壱岐焼酎の中でも人気の一品とのこと。
平成2年2月に発売されたことから、アルコール度数は22度に調整されているそうです。
こちらの焼酎も、ぜひ、ご堪能ください
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