カフェ・ユーでは、
カフェに、ライヴで、サローネで
カフェに、ライヴで、サローネで
いろんなカタチでカフェ・ユーに集ってくださるみなさまの交流の機会として、カフェテーブルをみんなで囲み、世界の色々な場所の食事や飲み物を愉しむサローネ「U_Uらん倶楽部」を開催いたしております。
11月2日には、「文化の日スペシャル」としまして「落語を愉しむ」をテーマに開催いたしました。

「落語を聴く場所」、というと「寄席」と思う方も多いと思いますが、実際は「寄席」は落語を中心に、講談、浪曲、漫才、奇術(手品)、太神楽といった大衆芸能を演じる劇場のことを言います。
とはいえ、落語が寄席の中軸を担っている大衆芸能であることは間違いないと思います。
その「落語」とは、日本の大衆芸能の一つで、おもしろおかしい話で聴衆を笑わせ、終わりに「落ち」(サゲと言います)をつける話芸です。
落語家は、扇子と手ぬぐいだけを小道具にして、会話と動作のみで話を展開していきます。言葉だけで観客を物語世界へいざなうという、非常に高度な技術・話術が必要で、落語家として一人前になる(江戸落語では「真打ち」と呼ばれます)には、師匠について長い年月をかけて下積みや修業を重ねる必要があります。
その落語の起源は実は戦国時代の「眠気覚まし」、だと言われています。
もともと落語は、「落とし咄(ばなし)」などとも呼ばれ、「落語(らくご)」と呼ばれるようになったのは 1887(明治 20)年ごろからとされます。
その起源には諸説ありますが、近世文学と落語の研究家だった興津要・早稲田大学名誉教授によれば、安土桃山時代(16 世紀末)、武将の側近として彼らの話し相手でもあった「御伽衆(おとぎしゅう)」の夜話が起源だと考えられるそうです。
御伽衆は、普段は武将の政治や軍事の相談相手役で、武芸や趣味の指南役を担っていました。
彼らは戦の際にも帯同し、特に話のうまい人物が味方の兵に向かって夜通しさまざまな話を語りました。将兵らは敵の夜襲に備えるために夜通し起きている必要があり、彼らの眠気を覚ますために御伽衆は士気を高める武勇伝や武功話を語って聞かせていました。いわゆる“おとぎ話”です。
御伽衆は、普段は武将の政治や軍事の相談相手役で、武芸や趣味の指南役を担っていました。
彼らは戦の際にも帯同し、特に話のうまい人物が味方の兵に向かって夜通しさまざまな話を語りました。将兵らは敵の夜襲に備えるために夜通し起きている必要があり、彼らの眠気を覚ますために御伽衆は士気を高める武勇伝や武功話を語って聞かせていました。いわゆる“おとぎ話”です。
それでもやはり眠気は迫ってくるもの。そこで、御伽衆の中には思わず笑ってしまう「オチ」をつける工夫をする人が出てきます。この笑い話が、落語の起源だと考えられています。
(考えようによっては、ラジオの深夜番組のパーソナリティの起源、でもありそうです。)
(考えようによっては、ラジオの深夜番組のパーソナリティの起源、でもありそうです。)
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