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ガレリア カフェ ユー オーナー なおきがカフェで使っている素材や知り得た情報などについて徒然と綴るブログです。

タグ:空のはじまり

イメージング・ハーブティ「空のはじまり」は、繊細な感性と美しい音楽性を湛えた歌心溢れるサックス・プレイヤー/コンポーザーのヤマカミヒトミさんのオリジナル曲「空のはじまり」から私がインスパイアされて創ったハーブティです。(誕生秘話はこちら


夕日のうつくしいスポット、福岡県糸島の夕日を眺めていた時に、ふと、
「あのうつくしい夕日に染まる“空”と、今私の肌に触れている空気と、境目はどこにあるのだろう?」
と思われたヤマカミヒトミさんの感性。

糸島サンセットロード


そこから受けたハーブティのイメージは、「沈みゆく夕景のうつくしさをハーブティで表現したい」でした。
加えて、「夕景のうつくしさにまどろみ、自分と空との境界線を意識することさえ忘れるような"究極のリラックス"」まで表現できたら、と考えました。

ハーブティは自然のものだけを使っていますので、茶色は限られています。
そこで、ハーブティで可能な色出しとして、夕日によって「青空から黄金色に変わる海と境目の空の色」 を表現することにしました。

できあがりましたイメージング・ハーブティ「空のはじまり」 の色の変化はこのようになりました。

空の始まりグラデーション

お湯を注した瞬間の発色は紫紺のような色。
そこから時が経つにつれて青の要素は薄まり、金色が全体を占めるようになります。
時間が経って茶漉しを引き上げると、やや茜色を帯びた茶色に。
日が海の向こうに沈んだ後に、空に残された茜色のような茶色になったのは嬉しい悦びです♪

 
イメージング・ハーブティ「空のはじまり」のブレンドに使用したのは、レモンマートル、エルダーフラワー、レモングラス、マローブルー、ラベンダーです。

DSCN5564


イメージング・ハーブティ「空のはじまり」に印象的な"青色"を与えているのは「マローブルー」です。

マローブルー

うつくしい色彩と、その時々で色が異なるマローブルーは、人々を色彩で魅了するハーブです。
澄みきったブルーはお湯の温度やハーブの量によっても変化し、どんな色彩が登場するのかも愉しみのひとつとなるハーブです。


リラックス&リフレッシュはハーブがもっとも得意とする心理的作用です。
その中でも、"究極のリラックス"として採用したのは、リラックス&リフレッシュの代表格、シトラス(レモン)とラベンダーの香り。
レモンの香りとしては"レモンよりもレモン"と言われる「レモンマートル」を使いました。

レモンマートル


イメージング・ハーブティ「空のはじまり」をご注文くださいました方にはもれなく、ヤマカミヒトミさんの「空のはじまり」が収録されているアルバム「As we are」のジャケットイメージと同じイラストと、裏面にはヤマカミヒトミさん手書きの「空のはじまり」の譜面がレイアウトされているポストカードをプレゼント致します。

DSCN5579

3分間のグラスの中の沈みゆく夕景を、そしてその後の深いリラックスをどうぞお愉しみください♪


青空と漆黒の闇の境界。そこは、地球と宇宙がせめぎ合う境界領域。
その領域を高度400kmの国際宇宙ステーションから、NHKが開発した宇宙用超高感度ハイビジョンカメラを使ってその領域で展開するさまざまなスペクタクル、オーロラ、流星、雷、スプライト(宇宙に放たれる閃光)、地球の夜景など、これまで宇宙飛行士しか見ることができなかった現象が、世界で初めて鮮明な映像として紹介されました。
その領域をNHKは「宇宙の渚」と名付けました。

宇宙の渚

その大気側の「空」。
宇宙との境界領域はわかりました。
では地球側で「空」のはじまるのはどこからでしょう?


福岡県にうつくしい夕日を眺めるスポットが数多くある場所があります。
それは「糸島市」。
泉川(雷山川)河口の弁天橋から桜井二見ヶ浦までの33.3kmの間には、美しい夕日が見られるスポットが数多くあります。そこで名付けられたのが「サンセットロード」。

糸島サンセットロード

夕日を浴びる糸島の海を眺めながら食事やドリンクを楽しむのに絶好のオープンテラスのあるカフェも数多くある、夕日のスポットになっています。
その福岡県糸島市の芥屋海水浴場で毎年8月末から9月上旬に大規模な音楽フェスティバル“糸島サンセットフェスティバル”が開催されます。


繊細な感性と美しい音楽性を湛えた歌心溢れるサックス・プレイヤー/コンポーザーのヤマカミヒトミさんが、この糸島サンセットフェスティバルに出演したのがきっかけで、作った曲があります。
その曲のタイトルは「空のはじまり」。

ヤマカミヒトミ as we are

その曲はヤマカミヒトミさんのジャズ、ワールドミュージック・テイストのオリジナル曲を中心に、トニーニョ・オルタのカヴァーを含むセカンド・アルバム「As we are」にも収めれています。
空のはじまり」はライブではフルートで演奏されていたそうですが、アルバム収録時はピアノでメロディを弾いて、カウンターラインをアルトフルートで演奏されています。
そして、カフェ・ユーでのライヴの時も“ピアノ”で演奏されます。


とってもうつくしくステキな曲で、私も大好きな曲のひとつなのですが、そのことをヤマカミヒトミさんにお伝えしましたときに、ヤマカミヒトミさんが「空のはじまり」の曲が生まれた秘話を語ってくださいました。


糸島の夕日を眺めていた時に、ふと、
「あのうつくしい夕日に染まる“空”と、今私の肌に触れている空気と、境目はどこにあるのだろう?」
と思われたそうです。

“空”というと、手の届かない高く遠い場所にある、そんな感じがありますが、その空と自分の肌に触れている空気は実は繋がっている。

そんなことを思い浮かべていた時に、「空のはじまり」は生まれたそうです。


ヤマカミヒトミさんが発する楽器の音は、空気を伝わって私たちの肌に、鼓膜に伝わり、“音”に変わります。
ヤマカミヒトミさんの言葉を借りれば、音楽は“空”を伝わって私たちに届くもの。
私たちの肌は“カラダと空の渚”。


ヤマカミヒトミさんからそのような曲が生まれたエピソードをお聞きして、改めて、「空のはじまり」の演奏を聴いたときに、私の頭に「空のはじまり」のイメージング・ハーブティが浮かびました。

そして、実際にブレンディングをしまして、ヤマカミヒトミさんにも試飲していただきましたところ、とても気に入っていただけました。


このイメージング・ハーブティ「空のはじまり」は、10月1日のカフェ・ユーでのヤマカミヒトミさんと佐藤 直子さんのライヴにてお披露目致します。
「空のはじまり」のイメージング・ハーブティを、ヤマカミヒトミさんと佐藤 直子さんの「空のはじまり」の生演奏を聴きながら味わっていただけます。
 
それがどんなハーブティか?
ブログでのご紹介は、次回、ヤマカミヒトミさんと佐藤 直子さんのライヴ後にご紹介致したいと思います。

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