2014年06月27日

情報理論に精通すると

たとえば、次のような記事がすらすらと(深いところまで)読み取れるようになります(多分)。
現在の私では、ごく表面的な事柄しかわかりません。

http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2013/0214-e.html

2013年2月14日開発No.1308
国際通信の高速大容量化に貢献
世界最高性能の光通信システム用誤り訂正技術を開発

従来は、光通信では、誤り訂正符号は、Reed-Solomon符号が標準的に使われていたのが、今回は、LDPC符号+BCH符号の合わせ技で改善強化されています、ということ、などなど。


伝送距離が3倍以上の9000キロに増えると、ノイズに対する耐性も強化されてないと使い物にならないと思いますが、そのところも考慮してますと書いてあります。

現存するどの符号方式を組み合わせて使うと誤り訂正能力が高くかつ効率的なのか、というのはかなり実験したんでしょうね。

こうやって、符号理論はICTの土台を支えていることがわかります。  

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2014年06月26日

情報理論関連の小項目一覧

以下、岩波数学辞典 第4版の3項目に関して、それぞれの小項目一覧です。
優先順位および重みづけ目的の一覧でもあります。

191.情報理論 4H

A.情報理論の基本的構造
B.情報源
C.通信路
D.情報理論の基礎概念
E.情報源符号化定理
F.通信路符号化定理
G.多元情報理論


399.符号理論 4H

A.符号化概論
B.誤り訂正の基礎
C.線形符号
D.巡回符号
E.積符号と連接符号
F.バースト誤り訂正符号
G.たたみ込み符号
H.代数幾何符号
I.その他の符号


011.暗号理論 2H

A.現代暗号とは
B.公開鍵暗号系のモデル
C.離散対数問題に基づく公開鍵暗号系
D.素因数分解問題に基づく公開鍵暗号系
E.デジタル署名
F.暗号学的に安全な疑似乱数
G.共通鍵暗号系  
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2014年06月21日

最近のお勉強

勉強ネタでも。

写経+が一段落したとはいえ、空いている時間で以下のテーマを勉強しています。

情報理論

理由は、シャノンの情報理論が翻訳されていたのを読みたかったのと、情報そのものを見直すことでブログ記事に生かしたかったので。

昔(数学辞典の項目を)読んだときには何も感じなかったけど改めて読み返すと大変勉強になります。

それにしても、関連理論がなかなか理解できずに難儀した。

ひさびさに大数の法則を勉強した。やはり、かなり忘れてる。

1949年ごろに、ここまで見通していたシャノンの偉大さを痛感しました。  
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2004年11月05日

今日の一冊

今日は、「パラドックス」(日本語では、逆理 または 逆説 とも書く)を解説した本を。

ただし、この本、アマゾンでは発見できませんでした。

林 晋 編著 パラドックス 日本評論社 2000

有名なのは、「ゼノンのパラドックス」「ラッセルのパラドックス」「嘘つきのパラドックス」などなど。一度は見たことや聞いたことがあるのではないかと思います。

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あとは、自分で調べて読んで考えて下さい、という冷たい突き放し方もできるのですが、少しだけ補足を書きます。  続きを読む
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2004年09月24日

相対性理論

数学を中心にしたブログですが、天動説つながりで数学的香りのする相対性理論の話を少し。

と言っても、私は高校での物理が大嫌いで、それ以来極めることはしなかったので、あまり詳しいことは書けません。あくまでも、表面的なことだけ。

地動説(天動説)を少し勉強すると、

プトレマイオスーケプラーーガリレイーニュートンーアインシュタイン

という歴史的発展の流れが見えてきます。

これは、一方では、

・ケプラーの惑星運動法則と、ガリレイの落体運動法則を統一するものとしての、ニュートン力学がある。天空と地上の運動が、統一的な法則で捕らえられた。

・電気の法則と磁気の法則を統一的に捕らえたマクスウェルの電磁気学が確立した。

・ニュートン力学と、マクスウェルの電磁気学を統一的に捕らえるものとしての、特殊相対性理論がある。ここでは、時間と空間とは不可分なものとして扱われた。

・万有引力を含む力を空間に取り込む方向で、物質と時空間を統一的視点のもとで扱う一般相対性理論がある。

という、「統一」の歴史でもあるわけです。

この辺は、学校で教わらなくとも、独学でも学習可能です。ただ、数学的にやろうとすると、

ニュートン力学ー微積分
一般相対性理論ーリーマン幾何学

が、道具(記述言語)として必要です。

せっかく、「天動説」の件で、今、理科教育に注目が集まったのですから、

「プトレマイオスからアインシュタインまで」(仮称)

というタイトルで、誰か本を書いてくれませんか。天動説から一般相対性理論までを。

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2004年09月20日

天動説

9/22 22:50 に反論を見つけました。

指導要領に問題ないと反論 天文知識崩壊で文科省


家庭や大人達にも何らかの責任がある、と言わんばかりの言い方をしています。それは、いくらかは正しいのですが。
あい変わらず、自己には甘く、他人には厳しい文部科学省ですね。


Yahoo!ニュースを巡回していて、書きたいネタ発見。

「天動説」の小学生4割=月の満ち欠けと月食も混同−国立天文台調査

これを読んだとき、私自身はびっくりもしませんでした。それよりもこの記事の中で、

......学習指導要領を改善するよう訴える。 

という言葉が少し気になりました。

念のために言っておきますが、「天動説」のニュースが無視していいことだとは言いません。
が、子供の頃に、もっと教えることで大切なことがあるだろうに、ということを言いたいのです。

一方、「天動説」は小学生に対して単なる”知識”として教えるよりも、中学・高校以降に教えてもいい事柄(大学生になって、微積分+ニュートン力学から、ケプラーの惑星運動に関する3大法則が導かれることを実際に見たとき、「世界は調和に満ちている」と感激したのは私です!)なのではないかと。

この助教授が提言したからと言って、すぐに学習指導要領は変わらないと思うけど、日本人は生真面目だから、過敏に反応するかも。きっと、他のブログでも取り上げているのでしょう。

久々にトラバしよう。
その方がどのような視点で取り上げているか、その論調を見るのが、半分楽しみです。この記事で書かれているのと同じ論調で取り上げていること、私のような視点で取り上げているところ、他の視点で取り上げているところ。

9/23 10:10 追加

大人のための地動説講座
物理院生さんより教えていただきました。ありがとうございました。

理科教育におけるJava実演集

私の母校のページです。



補足:このニュースとはまったく関係ありませんが、次のニュースも気になりました(爆)。
“スイカップ”古瀬、迫力減のスーツ姿

これを取り上げようかとも思ったのですが、”迫力減”という言葉で、魅力半減となりました(苦笑)。
これについて書くには、このブログのスペースは狭すぎる(ある有名な言葉のモジリです!)  
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