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前回、ヤギのお話で出てきたミネラル、塩分が、動物にとってどうなのか調べてみました。
以下、(財)ソルト・サイエンス研究財団専務理事  橋本壽夫  動物飼育と塩の役割 引用させていただきました。

人間にとって塩が必須なように、動物にとっても塩は必須なものである。技術開発によって人間は塩を自由に摂れるようになったが、動物はそうではない。野生動物のように自ら塩を求めて彷徨(さまよ)うか、飼育動物のように人間から与えられるかのどちらかである。したがって、人間には塩飢餓はないが、動物にはある。

動物栄養における塩の役割

 動物における塩の生理的役割は、人間と同じように体液の浸透圧の維持、体液量の調整、食べ物の消化吸収、神経伝達などである。餌となる植物にはナトリウムや塩化物があまり含まれていないので、塩の補給が動物の栄養で重要な要素となる。このようなことから動物では明らかな行動として塩欲求が現れる。塩を求めて彷徨し、岩を舐め、木をかじり土を食べ、汗や尿を舐めるようになる。塩欠乏が続くと、食欲を失い痩せて、乳牛では乳が出なくなり、やがて死んでしまう。このようなことから飼育動物では動物の健康管理、生産性向上の観点から塩を飼料に混ぜ、あるいは自由に舐めさせるようにし、塩と一緒に不足しがちなミネラルを強化して与える。以下、個別の動物について述べる。

・動物は自然に塩を欲しがる

・塩欠乏は健康に大きく影響

肉牛
 経済的な損失を被る
 肉牛の総生産費の約70%は飼料代である。塩が不足した飼料では、塩欠乏症が現れる前に大きな経済的損失を被る。生産性が半減することがある。塩欠乏の最初の兆候は異常な塩欲求を示すことである。牛は石、木材、土、他の牛の汗を舐めるようになる。そのような兆候が見られなくても餌を食べなくなり、毛並みが悪く元気がなくなる。痩せてやがて死んでしまう。
乳牛はより多くの塩を必要とする。乳の中に約0.06%のナトリウムを含むからである。成長期の牛では餌の中に約0.2%、乳牛では約0.25%の塩が必要である。自由に塩を舐められるように与える方がよい。塩を摂り過ぎれば水をよく飲むようになるし、それにより腎臓結石や尿道結石を減らせる。


羊でも牛と同じように塩欲求を示す。塩摂取量が不足すると、餌を食べなくなり栄養の利用効率が悪くなる。その結果、乳の出が悪くなったり、羊毛の生産量が低下したり、繁殖率が低下する。ひどい欠乏では死に至る。
塩を与えると飼料効率が増加し飼料代が減り、羊毛の生産量も増加する。牛と同じように塩の塊を舐めさせるようにすると良い。
餌の中に0.66%から12.8%まで4段階のレベルで塩を入れた試験では、特段の影響はなかった。

山羊 動画に出てきたヤギです!
兆候は食欲が衰える
山羊の塩欠乏の兆候は絶えず舐め回り、落ち着きがなく毛につやがなくなり、食欲が衰え成長が悪くなり、授乳期ではやつれがひどくなる。塩の与えかたは牛や羊と同じである。餌に0.5-1.0%の塩を加え、放牧されておれば自由に塩を舐めさせる。
販売しているアニマルソルトです。
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乳牛
塩欠乏はすぐ現れる
乳の中に塩化ナトリウムは排出されるので、牛乳の最適生産には塩化ナトリウムが重要な栄養素となる。その上、乳牛はナトリウムが少なくてカリウムの多い飼草を沢山食べるので、塩欠乏はすぐ現れる。
 塩欠乏は次のようにして現れる。最初の兆候は2週間以内から4週間までに塩を欲しがる様子が見られる。2ヶ月後には、牛舎の世話をする人の手や衣服を舐めたり、尿や厩肥から流れ出た液が浸みている土を食べ、牛舎の壁を舐め、他の牛が放尿している尿を飲むようになる。この時には食欲はなくなり体重は減り、食べなくなる牛も出てくる。食欲が低下するに連れて乳の出も減ってくる。牛はやせ衰えてもの憂げになり、皮膚(特に首周り)はかさかさになり、毛はバサバサになる。最終的には震えが来て後ろ足がもつれ、弱って心臓が異常になり、体温が下がって死ぬ。
 
するということになります。牛と同じように塩の塊を舐めさせるようにすると良いです。
 

塩欠乏は飼料効率低下
塩欠乏は飼料効率を低下させ、塩を求めて建物を舐めまわす。飼料に0.2%の塩を加えることで塩欠乏は解消される。
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食欲低下成長不良に
塩欠乏になると、かいば桶、垣根、排泄物、岩などを舐めたり、かじったりするようになる。食欲低下から成長不良を起こし、毛並みが荒れてくる。他の動物よりも大量の汗(約0.7%の塩を含む)によって塩は失われるので、運動や暑さに対して塩の要求度は高くなる。飼料に0.5-1.0%の塩を加える。自由に舐めさせるのも良い。

家禽 
体重減り産卵が低下
塩欠乏は餌の摂取量を低下させ、体重が減り、産卵が低下し、卵の大きさが小さくなり、ブロイラーでは成長が遅くなる。免疫系を抑制し病気になりやすくなる。

塩は微量元素の運び役
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動物に塩を与える場合、塩と一緒に必要な微量元素を与える。これはアメリカの場合であるが、動物の飼料に補給する微量元素は7種類である。すなわち、鉄、銅、亜鉛、マンガン、コバルト、ヨード、セレンである。飼料となる草や穀物が育つ土壌中にこれらの微量元素があるかないかで補給すべきかどうかが決まる。動物は自然に塩を欲しがる。舐めさせる塩ブロックの中に微量元素のミネラルを入れておけば、もっとも効果的な方法で供給でき、それらミネラルの欠乏症を起こすことはない。以下、個別のミネラルの役割と欠乏症について簡単に述べる。

塩ブロックにミネラルを


欠乏症は成長不良など
鉄欠乏症は成長不良、食欲低下、元気のなさ、毛並みの荒れ、無酸素症、皮膚のしわ、粘膜の赤味喪失、低色素性貧血、心臓・脾臓肥大、脂肪肝・腹水の増大、荒い息づかい、感染に対する抵抗性低下などである。
銅 
欠乏症は鉄の移動を抑制
下痢や乳生産低下、産卵低下、成長阻害や体重低下、毛並みの荒れを起こし、足が弱くなり、湾曲したり歩行リズムが取れなくなる。ひどくなると小赤血球性貧血、低血色素貧血、大動脈破裂、心臓肥大を起こし、急性心不全や貧血で突然死する。

亜鉛
食欲不振
動物に見られる亜鉛欠乏症の症状は、疥癬の状態、鼻や口の粘膜炎症と出血、食欲不振、元気のなさ、毛並みの荒れ、脱毛、歯ぎしり、体重低下、成長不良、多量のよだれ、性機能不全などである。
ヨード
甲状腺を正常化
ヨード欠乏症の母親から生まれた子供は皮膚が厚く、首が太く、甲状腺が肥大しており、毛がなく、膨れたように見える。死産か数時間内に死ぬ。
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ということで、人間と同じく、塩、ミネラルが、とても大事であることがわかりました。だからこそあれだけの危険を犯して、塩分ミネラルを補給している事がよくわかりました。飼育なさっている方も、このように補給をして育てていたのですね。

動画で出てきた塩は、やはりミネラルも含んでいるとのことです。

ある販売されているアニマルソルトの説明に書かれていました。
天然採掘鉱床で採掘された岩塩は、塩分・ミネラルがそのまま!アニマルソルト(飼育、家畜用動物の塩) 約4億年前インド大陸とアジア大陸の地殻変動で海底が隆起し地殻変動により海水がヒマラヤ山脈に閉じ込められ大岩塩層となりました。
岩塩産地は、ヒマラヤ山脈を中心に数カ国ありますが、中でもパキスタン北東部に広がるソルトレンジと呼ばれる高度3,000m付近全長200kmにも及ぶ岩塩層は世界最大級の岩塩埋蔵量を誇っています。
数億年前の海水が結晶化した純粋な岩塩ですので、海洋汚染とは全く無縁の塩分・ミネラルを含んでいます。

屋久島のサルはまさに「塩分」を取るために海水を飲んでいるらしいです。
鳥や草食動物は、カルシウムというより主に塩分補給の為に、それらを含んでいる泥や砂を食べるという行動をしています。小鳥の飼育用の売られている「塩土」は、正にその習性を満足させてやるために用意されています。塩分補給のため、尿を飲むことも有るようです。


Tのヤギ飼い奮闘記で、ヤギのことが色々書かれていました。Tのヤギ飼い奮闘記
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