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「論文捏造事件」の主役が所長
ただ、この研究所のクローンには、懐疑と好奇の目線も途切れない。大きな理由の一つは「所長がファン・ウソク博士」だからだ。博士はソウル大学の教授だった時代、「論文捏造事件」を引き起こし、韓国のみならず、世界の科学界に衝撃を与えた人物だ。

論文はヒトの胚性幹細胞(ES細胞)に関するもの2本で、2004年と2005年、米の科学雑誌「サイエンス」に発表された。「世界レベルの研究者」「韓国の英雄」などと言われながら、2005年末にこれらの論文が捏造だったとされ、翌年3月、博士は教授職を追われた。さらに研究費の横領、実験に使うヒト卵子の売買による生命倫理法違反などの刑事事件にも問われ、2014年には韓国の最高裁判所で懲役1年6カ月(執行猶予付き)の判決を受けている。
そんなトップが指揮するクローン技術は、本物なのだろうか。

「リフ」のクローンは本当に「リフ」なのか。
取材班のそんな質問に対し、研究所は「証明書」を提示した。DNA鑑定の結果だという。研究所は、第三者機関としてソウル市内の民間企業「韓国遺伝子情報センター」に委託し、STR型(短鎖縦列反復配列)検査という手法で鑑定している。「リフ」の結果欄には、「一致」の文字。研究所の研究員によれば、リフが正真正銘のクローンであることを示すのに十分な証拠だという。

河野教授「生き物には生と死があるのに…」
東京農業大学の河野友宏教授東京農業大 動物発生学研究室は「(スアム研究所のやっていることは)サイエンスではなくビジネスです」と言う。河野教授の研究室では、クローンのマウスを作るなどしてこの分野の研究を続けている。
河野教授によると、ほ乳動物であれば体細胞核移植によってクローンが作れることは2000年初めごろには分かっており、犬のクローンを作ったところで、科学的な目新しさはない。
「(スアム研究所は)異質だと思いますよ。人の治療で治療費を取るのは分かるけど、ペットの再生で(高額を請求する)というのは医学としての重要さでもないし、はっきり言えばビジネスですよね。生き物には生と死があるんだから、それをどう受け入れて乗り越えていくか、というのが人間性。安易な複製は、あまりいいと思わない。(クローンで人が)癒されるはずもありません」

既に800匹 依頼は世界中から
論文捏造事件で大学を追われたファン博士は2006年にこの研究所を設立し、これまでに800匹超のクローン犬を生みだしてきたという。現在は約60人の研究員がいる。「注文」は日本も含め、世界中から届くという。
「人間や社会に必要であり、利益をもたらす分野であれば、有用な方向へと技術を求めていく。それは、科学者にとって最低限の社会への道理だと思います」とファン博士は力説する。研究所では、クローン犬以外のプロジェクトも進行中だという。顧客リストには世界の王族やセレブ、富豪などの名が並ぶ。スアム研究院は愛するペットを失った人々に、クローン技術によって完璧な「代替ペット」を提供して悲しみと喪失感から守ると約束する。犬だけではなく、ペットの猫やヘビ、チンチラのクローンを求めてくる顧客もいるという。だがワン氏は、そうした動物の需要は少なすぎるため、投資に見合わないと語っている。5階建てのスアム研究院の壁には、クローン犬と笑顔の飼い主たちの写真が何十枚も飾られている。それらの写真には、顧客たちの出身国の国旗も添えられている。米国、メキシコ、ドバイ、ロシア、日本、中国、ドイツなどさまざまだ。


スアム研究院の顧客には著名人もいる。2015年に愛犬のクローンを作ったドバイ 王女シェイカ・ラティファ王女は、乳量の多い品種のラクダのクローンを作るための共同研究の立ち上げにも協力した。だが同研究院の顧客や資金面での支援者たちはほとんどが匿名を希望している。

 スアム研究院は、医学研究目的で、遺伝子を操作してアルツハイマー病、糖尿病、ある種のがんを発症しやすくした「疾患モデル動物」も作っている。

 2006年以来、スアム研究院はペットの飼い主や、優秀な麻薬探知犬や救助犬の複製を求める国の機関からの依頼を受けて、800匹近いクローン犬を誕生させてきた。2009年時点でクローン1匹あたり卵子提供犬と代理母犬12匹が必要ですが、これらの犬は、韓国では食肉になる運命にあるだろうとしています。

韓国では2000年から口蹄疫が度々発生し、大量の牛が殺処分された。これに関し、スアム研究所は京畿道政府の依頼を受け、優れた遺伝形質を持つ母牛をクローンで大量に複製する計画だ。雌のクローン「韓牛」を年間80頭生産する目標があり、それぞれが成長して子牛を産めるようになったら、クローン牛から生まれた子牛の肉が市場に出回るようになる、という。ファン博士はさらに、絶滅の危機に瀕しているエチオピアオオカミやリカオンなどの動物をクローンによって救いたい、とも語る。



警察犬や探知犬も「複製」
「スアム」の名前を知らしめたクローン犬がいる。2007年春、韓国・済州島で9歳の女児が誘拐され、約40日後に遺体で見つかるという痛ましい事件があった。警察はその間、延べ3万人超の態勢で大捜索を続けたが、遺体を見つけたのは「クィン」という名の探知犬だった。しかも、クィンはわずか30分間で少女を見つけたという。
研究所はそのクィンのクローン5匹を作りだした、というのである。韓国メディアの報道によると、そのうち4匹が仁川国際空港などで警備の任務についている。優れた嗅覚を持つ警察犬や探知犬を複製してほしいとの依頼は、国外からもあるという。研究所が示した書類によれば、これまでに米国やロシア、ミャンマー、中国、アラブ首長国連邦などから要請があったとされている。
他に、有名な例としては、2001年の米同時多発攻撃で崩壊した世界貿易センタービル(World Trade Center)のがれきから多くの生存者を救出した救助犬「トラッカー(Trakr)」のクローン犬が5匹作られたことが挙げられる。

探知犬などのクローンは、ソウル市内の「フォーシーズンズ愛犬訓練所」で1年間ほどの訓練を受ける。この訓練所は2016年4月に法人化された株式会社で、7人の社員がいる。施設の代表、ハン・ユンチャンさんは「クローン犬は(一般の犬と比べて)スタミナと集中力が優れています」と言う。
研究所のチョ・ヨンソク行政局長によると、普通の犬は、訓練を重ねても探知犬などとして活躍できるようになるのは2割程度。これに対し、クローン犬は8割程度になるという。ファン博士も「優れた遺伝の能力を持つ個体を選んで複製し、大量に生産して訓練を行うと、治安維持や社会の安全に貢献できます。テロや犯罪を未然に防ぐ効果もあります。(そうした面でもクローン技術を社会に生かす)時代が始まったと思います」と話した。

「複製」はどこまで許されるか
クローンは基本的に複製技術だ。生命と倫理の関係に加え、宗教観なども複雑に絡み合う。そのため、ヒトのクローンについては日本でも2000年に「人クローン技術規制法」が出来ている。では、犬ならいいのか? 牛は? ほかの動物は? 東京農大の河野教授は「最終的にどうしてもこの形質は残したいという時にクローンは良い技術になる可能性はある。けれども、一般的にそれですべてを作ればいい、というわけではない」と話す。
そもそもクローン技術によってDNAが100パーセント一致する動物が生まれても、その動物の形質までもが全て一致するとは限らない。DNAのどの部分が発現するかは、後発的に決まるからだという。そうした点を踏まえつつ、東北大学の種村健太郎教授(動物生殖科学)は、クローンの実用化は「まだ早い」と指摘する。
「夢の技術を身近なものにするためには、(今は)さらに基礎研究を充実させることによって科学的なエビデンスを集積させる段階ではないでしょうか。基礎があって応用にいくわけですから、まだ早いのかなと思います」

「クローンが死んだらまたクローンを」
研究所での取材中、シンガポールから来た20代の女性に会った。最後にこの女性の話を紹介しよう。

彼女は現在、8匹の犬を飼っている。その中でのお気に入りは「サム」。研究所を訪ねたのは、サムのクローンを作りたいからだと言う。サムはまだ元気に生きている。それなのにクローンを?
「ただの犬じゃないか、と言う人がいるのは分かります。でも、私には家族同様。絶対にクローンを作ります。1匹だけのつもりですが、お金に限りがなければ何匹でもほしい」。サムのクローンが死んだら、またクローンを? 「今は分かりません。でも、彼には私の兄弟として生涯一緒にいてほしいんです」
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