NPO法人 建設スクエア北海道

平成25年1月にCALSスクエア北海道からの名称変更に伴う新法人は、建設産業の持続的発展に資することを念頭に、建設技術者の施工技術力及びITリテラシー向上のための支援活動を行う特定非営利活動法人(NPO)として再出発します。

活動を再開します!

んと、実に2年半ぶりの記事となります。

令和2年(2020年)2月頃より突如として新型コロナに襲われてしまったのはまだ記憶に新しいところですが、当会もそれにより活動停止を余儀なくされておりました。

もともと当会は常任の職員が不在であり、メンバーのボランティアにより運営されているNPOです。一人一人が新型コロナと戦う毎日で、テレワークをはじめとしたビジネスの進め方も大きく変化した中では、当会の活動が出来なくても致し方がありませんでした。


ですが、医療機関等、関係者の皆様の尽力のお陰で、長かったコロナ禍がようやく終わりそうな状況ですので、そろそろ活動を開始したいということで、まずは時間に都合が付く札幌在住メンバーにて、さる5月13日(土)に約2半年ぶりの理事会を開催致しましたのでお知らせ致します。

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まだ何をするのかまでは纏まってはおりませんが、今後数度のミーティングを実施していく中で、これからのCSHの新しい活動内容が定まっていくものと思います。


ということで、会議の後は再開を祝しての一献でした。

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今後の活動にご期待ください。

10/11ウポポイ(民族共生象徴空間)の見学会を実施しました

10月11日(日)に当NPOのメンバー6名にて、7月12日に開館した国立のウポポイ(民族共生象徴空間)の見学会を実施いたしました。今は新型コロナ禍の中で事前予約が必要となっておりますが、多くの来館者で賑わっておりました。予約不要であれば、おそらくは大混雑したのでは無いかと推察されます。

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駐車場からの入り口前にある表示板

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入口です。

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大人1200円、子供600円 団体割引は20名から。

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当面の間は予約制。体温測定もあります。

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コンクリート壁に施されたアート。この手法は今後の建築で流行りそう。

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おしゃれな壁です。裏手の木と位置を合わせて撮影。

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コンクリート壁を抜けるといよいよ博物館本体が目に入ってきます。

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入口前にある土産ショップ。

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円形に作られているフードコート。

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良心的と思える料金設定で安心です。

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エントランスが見えてきました。立派な建物です。

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チケット売り場。

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入口の自動ドアにアイヌ紋様。

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音声ガイドアプリの案内。我々は借りませんでしたがじっくり見たい人にはおススメ。

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展示室は2階。入口から出口にあるショップを見たところ。

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2階の展示室に向かうエスカレーター。

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2階につくと目の前にはポロト湖が。紅葉が少し始まっていた。

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展示室。人数制限のおかげで非常に見やすかった。

展示室の内容はこれから行く人のことを踏まえて写真の掲載はやめておきます。ぜひご自身の目でお確かめください。個人的な感想は、博物館というよりは美術館に近い印象を受けました。

外にでますと、大きなチセが建っています。
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内部の見学が出来るチセ。

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チセの内部。本当は土間だったのでは?と疑問に思います。
昔のままを展示しないとアイヌ文化の紹介にはならないのでは?

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ウポポイのゆるキャラ「トゥレッポん」が居た。なぜ「ん」だけひらがな?

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丸木船が二艘置いてありました。

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ちょっとした映像体験が出来る別棟の「KAMUYEYES」。

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カムイ(神)の目線で見る知床(?)の美しい景色が楽しめます。

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プロジェクターの映像を曲面鏡でパノラマ風に映し出す仕組みです。

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博物館のメイン棟の写真。屋根の形状が面白く窓に反射するポロト湖も美しい。

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ランチで食した特製ウポポイラーメン。ヒンナヒンナ(笑)。

大変簡単ではありますがウポポイをざっとご紹介いたしました。本当は展示内容やアイヌ舞踊なども紹介したいところですが、それはまた別に機会にと思います。

展示内容については上でも書きましたが博物館というよりは美術館のような印象です。アイヌのことをもっと知りたければ、ウポポイよりも平取町の二風谷アイヌ文化博物館と萱野茂 二風谷アイヌ資料館の方が内容も濃くて良いと感じましたがこれも受け取り方の問題かも知れません。
また、お土産でアイヌ紋様入りのものを購入しようと思いましたが、どれも非常に高価で簡単には手が出せませんでした。やはり中国などから来る富裕層を顧客にしたいとの思惑が透けて見えるようでした。

色々な意見が飛び交うアイヌ関係ですが、同じ日本人としてはあまり政治的にならず、波風を立てずに美化しすぎない、ありのままのアイヌの歴史を見せていくほうが望ましいように感じています。

ということでウポポイを見学しての感想でした。色々な意見があると思いますが真実がベースとなっているのが前提でそれぞれの意見をしっかりと聞いていくことこそ真の民族共生なのだと思います。ウポポイのこれからの発展を、道民の一人として見守っていきたいと思っています。

文責:CSH 柿崎

旧夕張川、千歳川の探訪調査を行いました

先月7月18日(土)に、CSHの有志5名にて旧夕張川千歳川における渡船場跡などについて探訪調査を行いましたので報告したいと思います。

この日は天候にも恵まれ、とても気持ちの良い青空の中での行動ではありましたが、3密を防ぐために車2台に分乗しての移動といたしました。感染者はひとりも居ないとは思われましたが、念には念を入れ、全員でマスクを着用し感染予防をしっかりと行いました。

それでは探訪したところを順番に紹介していきたいと思いますが、たくさんの場所を訪問しましたので、記事を分けて記述することにします。下記のリンクからご参照ください。

※リンク先は当NPOのホームページとなります。

その1 南幌リバーサイド公園の保原 元二像(ほばらもとじ)

その2 旧夕張川の第一種側帯と夕張川切替え跡

その3 妹背牛渡船場跡

その4 渡船場・小林渡し跡

その5 渡船場・藤田渡し跡

その6 土木学会選奨土木遺産 舞鶴橋

その7 ランチタイムの長沼ジンギスカン3種盛

その8 コーヒーブレークの長沼あいチュらんど

その9 南幌郷土資料室

その11 夕張太渡船場跡

その12 北広島河川防災センター

その13 舞鶴遊水地タンチョウ観察小屋

全体の位置関係を示すマップはこちらとなります。

運営会議を行いました

6月20日(土)にCSH運営会議を開催いたしました。

新型コロナ禍で3月20日以降は活動を自粛しておりましたが、緊急事態宣言が解除されたことで3か月ぶりの開催となりました。全員がマスクを着用して参加する等、細心の注意を払っての会議運営でしたが、活発な意見交換等が行われました。

また、今回より新たに強力なメンバーが加入しましたので、CSHのパワーは確実に向上したと言えましょう。これからの活動にぜひご期待ください。

国交省の電子納品要領・基準等が更新されました

国交省の電子納品に関する要領・基準が更新されています。
気になる方はアクセスしてください。


<内容>
1.情報共有システム活用ガイドラインの機能要件が掲載されています。
・今後オンライン電子納品をおこなうべく情報共有システムへの機能追加が要求されました。


2.工事完成図書の電子納品要領が更新されました。
・着手前写真、完成写真をREGISTERフォルダ(台帳フォルダ)に格納すると記載されました。
 ファイル名:PRE-PIC.JPG、POST-PIC.JPG(各1枚づつ固定)


勉強会及び運営会議を開催しました

2月15日(土)、NPO法人建設スクエア北海道の勉強会及び運営会議を雨竜町のゆき・ふる・さとにて行いました。
勉強会では、江別市大麻にある北海道立図書館より映像資料としてDVDを4点借受し、北海道の開拓時における農業の模様や石炭で栄えていたころの夕張市、空知の中核都市であった滝川市の発展の模様、そして本州をトンネルで結んだ青函トンネルの工事が始まる前夜の貴重な記録映像等を上映しました。
また、運営会議では停滞しつつあった当会の活性化に向けて議論を行い、これからの活動方針を策定致しました。


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樽前ガローの調査を実施しました(その2)

「樽前ガロー」は、樽前山が噴火して、堆積した溶岩や火山灰が川に浸食されて幻想的な景観を作り出したものです。

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入口付近に設置されている案内板

そもそも、私たちがこの場所を見に行こうと思ったのは、昨年発生した北海道胆振東部地震の原因に樽前山の噴火によって火山灰が降り積もり、それが崩壊したことにあります。ならば、樽前山そのものを知り、そしてそれに立ち向かっている人間の知恵を学ぼうというのがきっかけでした。

場所は、国道36号を苫小牧から白老に向かう途中です。森の中を進むと橋があり、その近くに川へ降りていける場所があります。川によって浸食された岩肌と、苔が幻想的な景観を作り出しています。鳥のさえずりや水の流れる音が心地よく、地球の呼吸を感じられる気がします。

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このような道を100mくらい歩きます
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苔むす切り立った岩
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苔がこんなに綺麗だとは・・
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流れている川は「樽前川」
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クルマを降りてわずか100mくらいの距離でこの秘境感

苫小牧市民はよく「うちの街には観光名所が何もない」と言うそうです。実際、レジャーランド的な施設は昔あったものの、どれもこれも潰れてしまっています。そんなことも苫小牧市民には観光に自信を失っている原因なのかもしれません。

しかし、今回見た「樽前ガロー」はとても大きな可能性を秘めている場所だと感じました。 四季を通じて楽しめる場所とのことなので、是非一度お立ち寄りください。

※急斜面を降りたりしますので、長靴と軍手を持参ください。ロープが張ってあるので、水辺まで下りて行けます。

マップ

樽前ガローの調査を実施しました(その1)

7月7日(日)に、苫小牧市にある樽前ガローの視察を行いましたので紹介いたします。これは当NPOが企画運営をする道内の土木インフラ工事見学会の実施に伴う事前調査として行ったものです。

樽前ガローとは


樽前山の南麓に位置するガリ地形である。1667年の樽前山の噴火で起きた 火砕流による火山灰が弱く溶結し、川の浸食作用によって削られてできたものである[1]
ほぼ垂直に近い切り立った斜面には、コケが一面に張りついており、緑のカーテンを拡げているような奇観を呈している。コケの種類はエビゴケ、オオホウキゴケなど60種類以上に上る。またヤマセミキセキレイなどの野鳥も見られる。ガローとは、切り立った崖という意味。1979年に苫小牧市の自然環境保全地区に指定された。

wikipediaより

火山から守る

樽前ガローは、過去の樽前山の噴火による溶岩や火山灰等によって出来ていることが大変よくわかる地形となっています。また、樽前山はいつ再び噴火してもおかしくはない活火山として知られており、万一噴火するような事態になった際には、人命はもとより、鉄道も高速道路も遮断されてしまい、ただでさえ脆弱な北海道経済に甚大な影響が出ると考えられています。そのため、被害を最小限に留めるべく「砂防ダム」の建設が各所で続けられていいます。

国土交通省北海道開発局による 「樽前山直轄火山砂防事業 」の説明資料

https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/ki/chousei/ud49g7000000xt9n-att/ud49g7000000xu88.pdf

北海道開発局より

砂防ダムとは、文字通り山の斜面を落ちてくる岩や土砂を食い止めるためのもので、躯体のみならず監視カメラ、ワイヤーセンサー、振動センサー等が各種設置されています。24時間体制で住民の安全を守っている大変重要な土木構造物なのです。

企画の断念

今回CSHでは、この砂防ダム工事を学ぶための見学会を企画するに伴い、この樽前ガローも併せて見学しようと考えたのですが、昨今の「働き方改革」による現場の週休二日制により、土曜日での実施が難しいことが判明したため、本企画を中止ペンディングすることといたしました。
大変残念ではありますが、せっかくのお休みの日に現場をわざわざ動かして頂くことはできませんし、またCSHメンバーもボランティア活動ですから、平日の実施というのはなかなか出来ませんので、今回は企画は断念せざるを得ないと判断したものです。 

今後の予定

CSHでは、今後の活動についてもメンバー間で議論を行い、建設業者の皆さんを応援する立場で新たな企画を検討して参ります。
現場の社会貢献、イメージアップ等で実施したいプランや計画がありましたら、ぜひ気軽に当会までご連絡を頂ければ幸甚です。もしお手伝いが可能であれば、積極的に協力させて頂きたく考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ここまで樽前ガローの写真を一枚も貼っていませんので、次の記事にてご紹介します。ぜひご覧ください。
その2)に続きます。

運営会議を行いました

5月18日(土)10時より運営会議を開催しました。
議題は、かねてより企画していた現場見学会の実施についてでしたが、実施予定日の土曜日が、現場が休みということで、残念ながら対応不可として中止となってしまいました。
非常に良いプランではありましたが、平日の実施となりますとメンバーはそれぞれ本業がありますので断念した次第です。

引き続き次の企画立案を進めて参ります。ご期待ください。

運営会議を行いました

昨日(4月13日土曜日)は、CSHの平成30年度の決算報告、そして平成31年度の事業運営会議を行いました。今年度の活動計画ですが、京都で開催される建設関係者の会議への協力、現場見学会の開催、勉強会などが計画されました。

平成時代の会議は、これが最後となりましたが、新元号を迎える5月から具体的な行動の策定に取り組みます。見学会については一般参加者を含めて企画します。7月には発表したいと考えていますので、少々お待ちください
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