百人一首の映画「ちはやふる―結び」が上映中で人気になっているようです。私の知人たちは皆いいオジサンですが、映画館に行って感動しています。

 北海道人にとって、百人一種といえば木札の下の句カルタです。本来の上の句を詠んで下の句を取るというものではなく、直接下の句を詠んで取ります。
plate

 戦いは3人がチームとなり攻め(突手)、中間(中堅)、守り(守備)と役割分担します。持ち札は突きは5枚、中堅は5枚、守りは40枚です(中堅と守りの枚数は異なる地域もあるようです)。
 私も子供のころから下の句カルタに親しみました。中学校の時には町の大会に出たり、学校のクラブ活動にも所属していました。

 ただ、残念なのは映画ちはやふるのシーンにあるような歌の意味に感動するようなことをしなかったことです。ただ早く取るということだけに専念して、歌への入り込みが浅かったのでした。下の句しか読まないので、余計にそうした傾向が強かったのでしょう。コミックのちはやふるにも、北海道の下の句にたいしては否定的に描かれています。

 それにしても千年前の景色、感情などを31文字で切り取り、現代の伝える百人一首は何と素敵な文化なのでしょうか。当時にしてみれば自己表現とコミュニケーションツールの手段ですから、今風にいえばツイッターなどのSNS的役割も果たしていました。
 今一度、百首をしっかり覚えて上の句カルタにも挑戦してみたいものです。

eigatihayafuru_n