明治11年、北海道平取町のアイヌ民族に会うため日本を訪れたイギリスの旅行家イザベラ・バード。その足跡はフットパスコースとなり平取町で再現されている。「イザベラ・バードの道を辿る会」の平取部会はスマートフォンやパソコンで情報が得られるストリートマップを作成し公開している。


イザベラバードのストーリーマップ

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https://rakuno-gis.maps.arcgis.com/apps/MapSeries/index.html?appid=7259c8437cef47e6b9aca2b47018c77b

 イザベラ・バードは140年前、はるばるイギリスから日本を訪れ、東北や北海道を探検。そのようすは「日本奥地紀行」として残されている。当時の庶民の生活を外国人の目を通して表現されている。とくにアイヌ民族の生活ぶりや風俗の記述は、アイヌ文化の研究が本格化する前の状況を詳細に紹介しており、文献の価値も高い。2020年には白老に国立アイヌ民族博物館がオープンすることもあり、バードは再評価されている。

 今回作成されたストリートマップはフットパスの各地点ごとに日本奥地紀行の記述のほか、平取の開拓や沙流川の歴史、バードが利用した渡船場跡地や主要農産物のトマトなどを紹介。地域の歴史と産業の変遷を知る地域ツーリズムにも役立つアイテムとなっている。