2017年4月30日、東京ドームで行われたポールマッカートニーのライブレポートです。


 開演前のDJパフォーマンスは、ビートルズの初期の作品などを中心に、重低音が響いて心地よい空間でした。

 観客層はやはり中高年が多かったですが、なかにはおじいちゃんとお孫さんのお客さんも複数目にしました。

 オープニングはこの日もA HARD DAY'S NIGHT!この言わずと知れたビートルズの名曲。

 出だしの

 
ギャ〜〜ン!

 から早くもボルテージが上がってきます。

 そしてこの後、時折ウイングスやソロの曲も混じえながらも、何より感激させられるのは、ライブで初めて披露してくれるビートルズナンバーの数々。
 
 74歳という年齢にもかかわらず、約2時間半アンコールの前以外は全く休息を取らないほど驚異的な体力があってこそ、レコードかCDでしか聴けなかった往年の名曲をライブで聴くことができます。本当に元気でいてくれてありがたいと思います。


 今日の公演はザ・ビートルズ1964年の大ヒット曲【A Hard Day's Night】でスタート。会場に集まった4万8千人の興奮は一気に爆発しました。

 そして「コンバンワ、ニッポン!コンバンワ、トーキョードーム!」と挨拶。会場を埋め尽くしたファンから割れんばかりの拍手を浴び、ポールはじめ黒い衣装で統一したバンドのアツい演奏がつづきました。

 ポールは、ビートルズ、ウイングス、ソロの各楽曲を、ベース、エレキギター、アコースティックギター、ピアノと演奏楽器を次々に変えてプレイ。日本語で「ツギハ、ビートルズ、ハツレコーディング」と曲を紹介し、クォリーメン時代の曲【In Spite Of All The Danger】を演奏するなどサービス満点のステージを展開しました。

 また「ザ・ビートルズ」と日本語風に発音するのがお気に入りのようで、何度か「ザ・ビートルズ」と繰り返し、また、なぜか「ゴールデンウィーク」を連発して観客を大いに和ませました。

 その後、1962年に本国イギリスで発売されたファースト・シングルの【Love Me Do】、さらにアコースティック・ギター1本で【Blackbird】、「ジョンニササゲマス」と【Here Today】を続けて披露すると大喝采を浴び、コンサートのハイライトのひとつになりました。

 さらにソロ作品からから【NEW】、その後ビートルズの【Fool On The Hill】など武道館では演奏しなかった曲を続けざまに演奏。ほかにも最新作【Four Five Seconds】(リアーナ、カニエ・ウエストとのコラボ作品)、【Eleanor Rigby】などを演奏してくれました。


 後半に入ってもポールの勢いは衰えず、「コノキョクハ、トーキョードーム、ハツコウカイ」と【I Wanna Be Your Man】を披露。「彼氏になりたい」の日本題でも知られる同曲は、ポール・マッカートニーとジョン・レノンの2人がローリング・ストーンズに提供し、ストーンズの2枚目のシングルとして1963年に発表された曲だそうです。
 この曲は1966年のビートルズの日本公演では、リンゴ・スターのヴォーカルで演奏されました。4万8千の観客とコール&レスポンスを楽しんだ後、「サージェント・ペパーズから50年、信じられないよ」と語り、同アルバムから【Being For The Benefit Of Mr. Kite!】を演奏しました。


 楽器をウクレレに持ちえたポールは「ジョージに捧げる」と語り、【Something】を披露した後、今度はベースに持ち替え「イッショニ、ウタオウヨ」と【Obla Di Obla Da】を大観衆と共に熱唱。その後【Band On The Run】、【Back In The USSR】【Let It Be】と大ヒットパレードで観客の興奮を急上昇に!後半のハイライトである【Live And Let Die】ではステージ上の爆発、火炎放射器の熱がますます観客を熱狂させ、続く【Hey Jude】で本編終了しました。

 アンコールは【Yesterday】で始まり、【The End】まで計7曲を演奏。合計約2時間半に及ぶショーは大盛り上がりで終了しました。とても素晴らしい夢のようなライブショーでした。
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