憲法記念日の夜に思う…。
日本が世界に誇る、この平和憲法は、太平洋戦争以降70年以上も、我が国の主張を世界に示してきた。
そんななかにあって、北朝鮮の指導者は、世界の平和への標準に歩み寄ってくる。
今回の、北朝鮮の行動を額面どおり受け取っていいかは、まだ判断が難しいものの、いままでおこなってきた一定の圧力の成果は得られているのかもしれない。
朝鮮半島の懸案事項が、このまま良い方向に歩を進められれば、平和への道筋は決して険しいものではないと思う。
ところが、まだ昨今の世界情勢、とりわけ、身近な臨国には海洋進出を目論む大国も存在する。
東南アジア諸国とも、実際に衝突を繰り返しているともいう。
もし、最悪の事態が起きれば、我が日本が巻き込まれない可能性は、少なからずあることを忘れてはいけない。
さまざまな意見において憲法改正を反対するのも解るが、我が国を守ってくれる自衛隊そのものの存在を認めないというのもおかしい。
いよいよ熱を帯びている憲法改正に、いまこそ、国民の誰より平和を願う自衛隊を明記することは間違いではない、そう感じて止まない。
2018年5月3日 憲法記念日