こんなことがあった。

娘(大4)と息子(専2)のこと、 親として思ったこと、身のまわりのことを 書き留めておく場所。

電気を消そう

 私――椿でございますが。
 寝る前、布団の中で本を読む癖があります。
 最近では、疲れてるせいか、そんなに長い時間は読んでいられずに寝てしまうんですけど、小さいころからの癖なので、布団に本を持ち込むことは止められません。
 読んでいて眠気がさしてくると、リモコンで電気を消して本格的に眠るわけです。
 が。
 昨夜のこと、リモコンを押しても電気が反応しません。
 普段なら、ボタン一つで豆球だけになるはずの電気が点いたままです。
 そのボタンだけがおかしくなったのかと思って、全灯(文字どおり全部の電球が点く)や、お好み(好きな明るさに変えられる。私は若干、暗めに設定しています)のボタンを押してみても状況は変わりません。
 え〜どうしよう、壊れたのかなぁ……あ、リモコンの電池が切れたのかも!
 そう思って、電池を入れるところのフタを開けてみたら、なんと今どき単3電池4本を入れなきゃならない作りになっています。
 え〜どうしよう(こればっかや)、単3の買い置きなんてあったかなぁ。
 単4ならあったはずなんだけど……と思いながら、ごそごそと電池の買い置きの入っている引き出しをあさっても見つかりません。
 困ったなぁ、どうしよう……なんか電池さがしてたら疲れちゃったよ。
 と思って、ごそごそと布団に潜り込んで眠ってしまいました。
 で。
 今朝です。
 電気は煌々と点いたままです。
 当たり前ですよね、消せなかったんだから。
 あ〜、今日、単3電池を買ってこないとなぁ……と考えながら、何気なく電気のリモコンを手にすると、電池を入れるところのフタが思ったよりも小さい……?
 首をひねりながらフタを開けると、何のことはない、単4電池が1本、でんと鎮座しています。
 はい?
 というわけで……お察しです。
 たぶん私、電気を消そうとする夢を見てたんですよ。
 つまり、電気を消す前に寝落ちして、なのに電気を消さなきゃいけないって意識だけが残ってたもんだから、そんな妙な夢を見たんじゃないかな、と。
 よく奇妙な夢を見る私ですが(シリーズ物の夢とか、いつも同じ中世っぽい街を舞台にしているけど全然ストーリーが違う夢とか)、こんな現実に密着した夢を見たのは初めてです。
 夢の中でまで現実世界を気にしてるっていうのは、疲れてるのかなぁ……などと思いながら、朝食のヨーグルトを食べた椿さんなのでありました。


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スリッパ

 日に日に冷え込むようになってきました。
 夏場は藺草を貼った、要は畳敷きみたいな感じのスリッパを履いていた私ですが、流石に足元が涼しくなってきたので、布でできたスリッパに履き替えようと思い立って、買いに出かけました。
 どことは言いませんが、某○印良品へ行って、スリッパのコーナーに行くと、いろいろな種類のスリッパが広い価格帯で置いてあります。
 そんなに立派なのは要らないし、モヘア貼りとかあっても仕方ないしなぁ……と思いつつ見ていたら、わりと履く部分がしっかりしているのに柔らかく、暖かい感じのものを見つけました。
 お値段1290円。
 あったかそうだし、これぐらいはするかなぁ、と思った私の視線が、ふとその下に置かれたカゴの中へと向けられました。
 そこにも似たような感じの布製のスリッパが山と入ってて、お値段は599円。
 触ってみた感じ、手触りは1290円のものと、たいして変わりませんし、こっちのほうが安いし、こっちにしちゃえ〜、と思って599円のスリッパを買ってきました。
 買ってきて早速、履いてみて――早速、後悔しました(涙)
 何に後悔したって、底(?)が薄いんです。
 履いて歩いてみると、床の感触がダイレクトに伝わってきて、スリッパ履いてんだか履いてないんだか。
 こういうのを「安物買いの銭失い」と云うのか……としみじみ思いました。
 でも、買っちゃったし、自分で選んだんだから文句を言っちゃいけないよね、と思いつつ、相方に愚痴ったら、履いてみた相方が一言。
「高いの、買ってきなさい」
「え? いいの?」
「だって、これスリッパじゃないじゃん。履いてるのに、裸足で床を歩いてるみたいじゃん。こんなの、何の意味があるの」
「私も、そうは思ったんだけどさ……買っちゃったしさ……」
「それで一冬、寒い思いをしたら、何のためにスリッパ買ったか判らないでしょう。いいよ、ぼく、出かけるから、ついでに買ってきてあげる」
 ということで、私は1290円のスリッパを手に入れ、やっぱり履き心地が違うなぁ、と感動。
 安いほうのスリッパは、あっても仕方がないということで、敢えなく葬られました……ごめんよ。
 あまりに安い物には迂闊に手を出さないほうがいいんだなぁ、ということを身をもって知った椿さんでありましたとさ。


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順番の問題

 息子。
 朝は一番早く我が家を出ます。
 実習中である現在は6時半すぎに。
 普段、学校へ行くときでも7時半すぎには出かけていきます。
 相方。
 始業時刻が遅いこともあり、8時半ごろに出かけます。
 私。
 勤務先は歩いて5分くらいのところですが、9時の始業に対し、その前に準備しておきたいこともあるので、2〜30分早く着くようにしています。
 つまり、8時半前後には家を出るわけです。
 それが相方には面白くないようで。
 私が仕事に出る日は、意地でも8時20分くらいに家を出られるように準備を始めます。
「そんなに急がなくてもいいじゃない」
 と言うと、
「だって急がないと、最後に家出ることになっちゃうじゃん」
 とのお言葉。
「別に最後だっていいでしょ。鍵かけて出るだけなんだから」

 ここで余談ですが。
 鍵を「かける」って、ひょっとして名古屋弁ですか?
「鍵をかう」と云えば「鍵を閉めること」で、「鍵かけといて」って云えば「鍵を閉めておいて」ってことなんですけど……
 なんか名古屋弁な気がしてきました(汗)

 閑話休題。
 とにかく、相方は鍵をどうこうするのが嫌だから、最後に家を出るのが嫌、ということらしいです。
 確かに、夜帰ってきたあとで見ると施錠されてない、なんてことが頻繁にあるので、自分が鍵を閉められるかどうか、自信がないという理由もあるんでしょうが、それにしたって、そこまで頑張って早く出ようとすることはないでしょう。
 先日など、私が病院へ行く日に、
「再診受付、8時からだから、7時50分には家を出るよ」
 と言ったら、「えぇ〜!?」(尻上がり)という表情になってから、ぱーっと顔を輝かせ、
「僕、その日は刈谷(名古屋の近郊都市)出向だから、7時半には家を出るもんね〜」
 とドヤ顔でぬかしやがりました。
 そこまで最後に出るのが嫌なんかいっ!
 これは、どうあっても最後に家を出すのは無理だなぁ……と、溜息をつく椿さんなのでありました。


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似てた

 私――椿でございますが。
 手が抜けるところは抜く主義です。
 なので、忙しくなれば、市販のおかずの素(材料を炒めて混ぜれば出来上がり、といった感じの調味料)でも何でも使いますし、濃縮つゆなんかも使います。
 そんなある日、仕事から帰ってきて、ぐで〜となってる私の代わりに、相方が麻婆豆腐を作ってくれると言いました。
 と言っても、レトルトになってる麻婆豆腐の素をあっためて、豆腐を切って入れて煮るだけ、という簡単なものです。
 それでも、麻婆豆腐が好物の息子は、わくわくしながら待っています。
 相方が小鍋を用意し、レトルトパウチの封を切って小鍋にあけました。
 そして、その直後、

「これ、カレーだわ……」

 どんがらがらがらがっしゃーん!

 いや、そりゃカレーの箱も麻婆豆腐の箱も、色が赤系で似てるけど!
 でも、パッケージの写真、全然違うじゃん!
 相方は、
「こんなミスするなんて、俺はもうダメだ……」
 とか言い出すし、息子は息子で、
「いや、俺カレーも好きだから! いや、むしろ食べたいから!」
 と必死でフォロー。
 私は私で、
「豆腐切る前で良かったなぁ……」
 と妙に冷静に考えておりました。
 まぁ要するに、相方も私も疲れてたんですね。
 その後、息子はカレーをもう1パック足して山盛りのカレーを食べ、相方と私は「すき焼き肉豆腐の素」というのを使って、もそもそと豆腐を食べました。
 本当は、仕事をしていても、毎日ちゃんとした料理を作るのが主婦の役目だし、やらなければとも思うのですが、もともと料理自体が好きではないため、毎日の献立を考えることすら、まともにできないんですよね。
 たまに作ろうとすると、池波正太郎先生直伝の酒の肴みたいなものしかできませんし。(つか、それなら作る気になるし、わりとまともな物ができる)
 そんなわけで、今日も我が家では「おかずの素」が活躍し、食卓に並んでいるのでありました。
 あぁ、ちょっとは改善せんとなぁ……

 
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腱鞘炎

 私――椿でございますが。
 最近、左手が痛みます。
 てのひらのあたりから手首、肘にかけてに鈍痛があり、ペットボトルなどのフタを開けるといった捻る動作が痛くてできません。
 症状自体は以前にも経験したことがあるので、
「あ、これは腱鞘炎だな」
 と判ったのですが、原因が判りません。
 以前、腱鞘炎になった時は仕事が詰まってて、それこそ1日に10時間ちかくPCのキーボードを叩いてたときで、そりゃ腱鞘炎にもなるわという状況だったのが、今回はそれがありません。
 そんなにキーボード叩かなきゃならないほどの仕事もしてないし、それ以外に誤って手をついたとか、無理な力をかけたという憶えもないんです。
 で、つらつら考えてみていて、はたと気づきました。

 これ、本の読み過ぎだわ。

 もちろん、普通に本を読んでいたくらいでは、腱鞘炎になんかなりゃしません。
 原因は、私が左手だけで文庫本を持って読む、という特技を持っていたところにあります。
 昔から行儀の悪い子で、左手で文庫本を持って読みながら右手で何かをしていました。
 左手だけで文庫本を読む技術そのものは、中学生ぐらいから習得していたのですが、磨きがかかったのは大学に入ってからです。
 一人暮らしで止める人がいなくなったので、四六時中――それこそ、ごはんを食べている間も、左手で本を持って読みながら食べてました。
 行儀が悪いことは重々承知なんですけど、読み出すと途中で止めるってことが、なかなかできないんですね。
 で、最近、私が読んでいたのは『境界線上のホライゾン』シリーズ(著:川上稔・電撃文庫)。
 これが長大なシリーズであるにも関わらず、1冊の厚さが半端じゃなくて、最低でも2.5cmほど、分厚いのになると4cm強あります。
 これが全巻通しで本屋に入ってくると、書店員が泣き崩れるぐらいには分厚い本です。
 さて、私が通常、左手で読める文庫本のサイズは、せいぜいが厚さ1.5cmです。
 人よりは手が大きいほうですが、あまり分厚い本になると片手では支えきれません。
 なので、ホライゾンを片手で読むなど自殺行為に等しいのに、ここんとこ読み返してたら面白くて、食事中はもちろん、お風呂にまで持ち込んで読んでました。
 しかも、最近寒くなってきて、両手を出してると寒いので、左手だけ出して浴槽につかりながら読んでる状態です。
 ちなみに、お風呂では普段より本を強くホールドしてないといけないので(浴槽に落っことしたら悲惨なことになりますから)、その分、手に力が入ります。
 そりゃあ、腱鞘炎にもなるわなぁ。
 というわけで、今は両手で持って読んでます。
 ただ、ごはんのときは、表紙側を机の上に置き、これから読む側だけを左手で持って、結局は読みながら食べてます。
 それでも、お風呂で読むのは止めたので、多少は負担が減ったのか、痛みもなくなってきました。
 もうちょっとしたら、また片手で読み始めそうですが、今度はちょっと自重しつつ読もうと思ってます。
 ……止める気がないあたり、つける薬がないです。
 行儀悪だって解ってんのにねぇ……
 

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息子の起床

 息子。
 ただいま絶賛施設実習中です。
 実際に施設に行って業務をする、というものですが、これがなかなか大変です。
 というのも、施設の場所が遠くて、朝6時半までには家を出ないと間に合わないんです。
 で、息子は、
「5時50分に起こして」
 と言いました。
 息子をその時刻に起こすためには、私はその時間に完全覚醒していないといけません。
 昔は、寝付きが悪くて寝起きが良い、という体質で、24時間電話でもメールでも対応していましたが、この年齢になると、寝付きが悪くて寝起きも悪いという、どうしようもない状況に陥っています。
 とは云うものの、相方なんかと比べれば、断然寝起きが良いです。
 なので、息子も私を頼ってきたんでしょうが、5時45分とかの丁度良い時間に、すっぱり起きる自信がありません。
 ということで、5時20分くらいから順次、身体を覚醒させていくことにしました。
 携帯のアラームを使って、だんだん目を覚ましていこうという計画です。
 音源(?)には、ため込んでる「着うた」を使うことにしました。
 普段使いの携帯は、いわゆるガラケーなので、個人に着信音を割り当てたり、アラームの音楽にしたり、と「着うた」大活躍です。
 アラームには「スヌーズ機能」という、いったん止めても5分後にまた鳴り出すという便利な機能が付いていて、特定のキーを長押しするとスヌーズが切れてしまうので、一つの時刻に設定しただけでは完全に起きられる保証がありません。
 というわけで、とにかく景気の良い音楽を何曲かピックアップし、アラーム音に割り当てようとしたものの、もともとヘヴィメタ聴きながら爆睡できる人です。
 よほどの曲でないと完全覚醒に至りません。
 そこでまず、5時20分に『THE IDOLM@STER SideM』のユニット「神速一魂」(CV:益山武明、深町寿成)が歌う『バーニン・クールで輝いて』が鳴るように仕掛けました。
 着うたっていうのは、大体がサビ部分が切り取られているものです。
 そして、この曲は、サビ部分に「オイオイオイ!」という景気の良いコールが入るので、本能的に反応して目が覚めるであろうという計画です。
 
 

 目が覚めたところで、しばらくは布団の上に座ったままでボーッとしてます。
 ほんと覚醒するまでに時間が掛かるようになってるんですよね。
 年老いたなぁ、と思ったりもしますが、そこで完全覚醒のために、5時40分に水樹奈々の『TESTAMENT』をぶつけます。
『神姫絶唱シンフォギア』というアニメ、第4期の主題歌で、アニメのタイトル通りの絶唱系です。

 

 これで、とりあえず動き出すだけの気力を補填して、ごそごとと起き出し、お湯を沸かしたり、息子の朝ご飯のための茶碗を用意したり、ということを始めます。
 そして、5時50分。
 ここまでに覚醒してないとマズいので、できてなかったときのことを考えて、元気いっぱいのアイドルソングを設定しました。『THE IDOLM@STER』の秋月律子(CV:若林直美)の『いっぱいいっぱい』です。

 

 もっとも、大体これが鳴るころには息子、自分で起きてきます。
 それからゴハンになるわけですが、6時30分より前には家を出なければならないので、そんなに余裕はありません。
 なので、それまでにラインを一本引いておきます。
 DA PUMPの『U.S.A.』です。
 
 

 多数の派生動画が作られているこの曲、息子にとっては、それらの動画と相まって、そこそこのインパクトがあるらしく、この曲を聴くと動作のスピードが上がります。
 そして、デッドラインの6時30分。
 この時間を越えても家にいるようだと、私が名駅まで車で送っていくことになります。
 スタートしてくださいよ〜というわけで、曲のセレクトは『THE IDOLM@STER』から『自分REST@RT』。
 
 

 この曲が鳴る1〜2分前、息子は無事に家を出ていき、あとには中途半端に早起きした私が残される、というのが、ここ何日かのルーチンです。
 あと3週間、こんな日々が続く予定なので、どこかでセットリスト(違)を変えないといけないでしょうね。
 慣れちゃうと起きなくなるので。
 どのみち「コール入れる系」でないと起きないのは判ってるので、『THE IDOLM@STER』系に頼るしかないかなぁ。
 ハロプロ系(モー娘。とか、つばきファクトリーとか)でも良いんですけど、そのへんのお気に入りの曲は個人の着信音に割り当ててあるのが多くて、使い回せないんですよ。
 ジャニーズやAKB、坂系はお呼びでないので使えませんし(そもそも聴いたことがない)、限られた範囲で遣り繰りするしかないのでありました。
 う〜、がんばろう……


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緊張MAX

 息子。
 来週から卒業前、最後の施設での実習が始まります。
 実習前にも顔見せに行かなければならないし、準備としてのレポートも書かなくではならないしで、かなり追い詰められているように見受けられます。
 しまいには、お昼の弁当は何とか食べるものの、朝晩の食事は喉を通らないような有様になってます。
 かと言って、食べずにいられるものでもないので、無理を言って少しづつでも食べさせてはいるのですが、それでも残してしまう始末です。
 一体どうしたのかと思って尋いてみれば、
「緊張しとるんじゃ〜!」
 とのこと。
 気持ちは解りますが、今から緊張してて、どうすんだって話なわけで。
 
息子「だって、どんなとこだか全然わかんないんだもん」
私 「そりゃ行ってみなきゃ判らんわなぁ」
息子「全然知らないところで三週間も過ごすんだよ?! 何があるか判らんやんけ!」
私 「だからって今からそんなんじゃ、身が持たないよ」
息子「行ってしまえば大丈夫!」
私 「要するに、今は何も判んないから緊張してるわけね」
息子「そう! そのとおり!(えっへん)」
私 「……いばるなよ」

 行ったら行ったで、毎日が緊張の連続になるだろうと思うのですが、息子、そちらはあまり気にならない模様。
 中学校3年間、不登校で、他人と接することなど本当に稀だった息子が、こうして他人様のお世話をする職業を目指すことになるとは夢にも思っていませんでしたが、緊張しながらも、実習に向けて前向きな姿勢でいてくれるのは良いことだと思います。
 人生、何がどう転ぶか判らないものだなぁ、と考える次第でありました。


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びっくり

 私――椿でございますが。
 表通りからは少し引っ込んだところ、細い路地に面した築40年超の一軒家に住んでます。
 路地の奥は行き止まりに広場のような場所があって、月極駐車場として貸し出されています。
 なので、路地は奥の駐車場と持ち主を同じくする「私道」であり、私や駐車場を借りている人たちは「必要時に通らせてもらっている」という立場です。
 そして、路地の端に植えられている山茶花の並木を整備しているのは我が家ですし、雑草の始末などをしに来るのは駐車場の持ち主から管理を委託されている不動産屋さんです。
 なので、路地については、我が家の猫の額ほどの庭の延長線上にあるような意識でいました。
 つまり、自分ちの一部のような感覚があったんですね。
 そんなある日、出かけようと家を出た私は、我が目を疑いました。
 犬を連れた人が路地を歩いていて、犬のほうは山茶花の周りを嗅ぎ回り、あまつさえフンまでしていたのです。
 しかも、飼い主も犬も、ものすごく慣れてる様子で、いつもここを散歩コースにしている様子。
 何故そう思ったのかと云うと、ちょうど小雨が降ってまして、飼い主も犬も防水のポンチョを着てたからです。
 そんな状態で、全く知らない路地へは入り込まないでしょう。
 路地の入り口には「月極駐車場」の看板があって、知らない人は入ってこないはずだし(宅配業者の新人さんは、絶対に我が家を一発で見つけられない)、そこに我が家が建ってるのは目に入るんだから、思いきり他人様の家の玄関先をうろついてることは判ると思うんです。
 それが堂々と犬を遊ばせてトイレにまでしているとは……!
「あの、ここは私道なので」
 と声をかけると、
「あら、そうなんですか」
 と何事もなかったようなお応え。
「奥の駐車場と無関係なかたは通るのを控えてほしいんです」
 と重ねて言ったところ、
「ああ、はいはい、わかりました」
 と返事をして、そのまま行こうとするので、思わず、
「片づけをお願いします!」
 と少し強い口調で言ってしまいました。
 そしたら、ポンチョのポケットから袋を出してフンを拾っていってくれましたから、まぁそれなりに礼儀は心得てる人なんだろうとは思うのですが、あんなところまで入り込んで散歩コースにしているという様子には驚きました。
 あの分だと、晴れてる日だったら、駐車場をドッグランにしているんじゃないかと思うぐらいです。
 奥の駐車場、企業で借りてるスペースが多くて、朝出ていって夕方帰ってくるパターンが多く、昼間はわりと空間が空いてるというか、ちょっとした遊び場くらいの広さにはなるんですよね。
 以前、中学生が入り込んで溜まり場にしていたこともあり、危うく警察案件になりかけたほどですから。
 なので、犬を散歩させる人が出現しても不思議はないわけですが、それにしても、あまりに物怖じしない態度にはビックリしました。
 路地の入り口に「関係者以外立入禁止」とかって看板を掛けてもらったほうが良いかもしれません。
 でも、そうすると、新人の宅配業者さんとかデリバリーのおにいさんは、いよいよ迷うことになるだろうしなぁ……
 悩ましい事案なのではありました。


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おやつ

 その日。
 私――椿は悩んでおりました。
 昼下がりの午後3時。
 昼食をきちんと摂れなかったので、おなかが空いてます。
 まぁ、ここで食べちゃうからダイエットも何もないという話なんですが、夕飯まで何も食べずに過ごすには、ちょっと飢えてました。
 で、おやつをつまもうと思ったんですが、候補が二つありまして。
 一つは「こわれあられ」という、文字どおり、割れたり欠けたりして売り物にならないあられを集めたもの。
 一缶1kgという重さで、先日届いたばかりなので、まだ封は開けていません。
 もう一つは「ブレッツェル」というクラッカーのようなドイツのスナック菓子。
 最近、これにハマってまして、もう一つのブログにも書きました。
 これも、ちょうど前の袋を食べきった後だったので、封は開いていません。
 どちらを食べるべきか。
 これ結構、迷う問題です。
 和風と洋風、方向性は全然違いますが、どちらも同じ、手軽につまめることに変わりはありません。
 どっちにしようか、悩みに悩んだ挙句、結局決められなくて、空腹のままで夕飯を作りました。
 ダイエット的には正解だったわけです。
 夕飯の後、今日はそんなくだらない事で悩んでたんだよ、という話をしました。
 そしたら、相方と息子が声を揃えて言ったもんです。

「「そんなもん、両方とも開けりゃいいじゃん」」

 ……へ?

 相方いわく、
「両方の味が楽しめて良いじゃん」。
 息子いわく、
「開けてから食べたいと思ったほう、食ったらええやん」。

 ……その発想はなかったわ……

 その後、1kg缶入りの魅力に抗しきれなかった相方が、あられの缶を開けて少し分けてくれました。
 本人いわく、1kg入った缶を抱えて食べるのが楽しいんだそうで……
 実際、ちょこんと正座して大きな缶を膝の上に乗せ、嬉しそうに食べてました。
 ……食べ過ぎだけが心配です……


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行きたくない

 ようやく秋の気配が感じられるようになりました。
 予報では、まだこれから30度越えの日もあるようですが、それにしたって、一時期に比べれば、ありがたい涼しさです。
 しかしまぁ、ありがたがってばかりもいられないのが世の常で。
 朝晩に少しづつ冷え込むようになって、喘息が出始めるようになりました。
 今のところ、軽い咳で済んでいるのですが、空気が冷えていると、咳が続いたりして鬱陶しいです。
 これを止めるには、病院で処方される吸入薬を服用すれば一発です。
 さいわい、一時ほど重い症状ではないので(数年前は結構ひどかった)、吸入薬だけで抑えられるんですね。
 なので、その吸入薬を処方してもらうため、病院に行かなければならないのですが……行きたくない。
 私の行く病院は幾つかの科を持つ総合病院です。
 その中の「呼吸器内科」というところへ行くことになります。
「内科」と付いてることからも判るように、この科は「内科」という大きな括りの中の一つの科なんです。
 で、この「内科」というのがですね、診察前に体重と血圧を測って受付窓口へ提出しなきゃならないんですよ。
 そのための体重計と血圧計が置いてあります。
 待合室の壁際、並んだイスが向いている方向のド真ん前に!
 つまり、体重を測ったり、血圧を測定したりすれば、その結果がディスプレイに出て、待合室の中に丸見えになるんです。
 これがもう、嫌で嫌で。
 普通は、人の計測結果なんて見ても仕方ないし、よしんば見えても見えない振りをするのが、日本人の慎ましやかさだと思うのですが、名古屋のおばちゃんは違いますね。
 行く度に絶対、一組はいるんですよ。
「あの人、見たとこ、そうでもないけど、えらい目方がある(=非常に重い)ねぇ」
「あれ見てぇ、あの人。えらいこと血圧が高いけど大丈夫なんかねぇ」
 と大きな声で会話していらっしゃりやがる人が!
 私、自慢じゃないけど、重いほうだと自覚はしています。
 でも、自覚してるのと、見も知らぬ人に体重について大声で論評されるのとでは、わけが違います。
 あんな人たちに話題を提供するなんて、まっぴらごめんです。
 なので、どうでも内科にかからなきゃならない時には、ちょっとズルをします。
 血圧のほうは計測結果がプリントされて出てきて、その紙に測定した体重を書き加えて窓口へ出すことになっているので、どうでも測らなければなりませんが、体重のほうは家で測っていって、その値を書くようにしているんです。
 あとは、予約時間が遅くても、すごく早くから行って見物人(違)がいないうちに測定しちゃうか、ですね。
 ほんと、あの体重計と血圧計、何とかしてくれないかなぁ。
 どちらの器具も待合室に背面を向けて設置することはできるでしょうが、そうすると、測定のためにわざわざ回り込まなきゃならなくなるので、お年寄りにはつらいと思います。
 なので、動かすことは無理にしても、ディスプレイ部分に囲いみたいなのを付けて、本人にしか見られなくなるようにするとか、できそうなものなんですが。
 あまりにくだらないと言えば、くだらない話なので、病院側に要望を出すこともできずにいるんですけど、何がくだらないって、こんな理由で病院に行きたくない自分自身が一番くだらないと思います。
 吸入薬なしで秋冬を過ごすことなど不可能だと解っているのに……
 覚悟を決めて行くしかないだろうなぁ……


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椿

電球ぴかぴか☆
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