こんなことがあった。

娘(大4)と息子(専2)のこと、 親として思ったこと、身のまわりのことを 書き留めておく場所。

行きたくない

 ようやく秋の気配が感じられるようになりました。
 予報では、まだこれから30度越えの日もあるようですが、それにしたって、一時期に比べれば、ありがたい涼しさです。
 しかしまぁ、ありがたがってばかりもいられないのが世の常で。
 朝晩に少しづつ冷え込むようになって、喘息が出始めるようになりました。
 今のところ、軽い咳で済んでいるのですが、空気が冷えていると、咳が続いたりして鬱陶しいです。
 これを止めるには、病院で処方される吸入薬を服用すれば一発です。
 さいわい、一時ほど重い症状ではないので(数年前は結構ひどかった)、吸入薬だけで抑えられるんですね。
 なので、その吸入薬を処方してもらうため、病院に行かなければならないのですが……行きたくない。
 私の行く病院は幾つかの科を持つ総合病院です。
 その中の「呼吸器内科」というところへ行くことになります。
「内科」と付いてることからも判るように、この科は「内科」という大きな括りの中の一つの科なんです。
 で、この「内科」というのがですね、診察前に体重と血圧を測って受付窓口へ提出しなきゃならないんですよ。
 そのための体重計と血圧計が置いてあります。
 待合室の壁際、並んだイスが向いている方向のド真ん前に!
 つまり、体重を測ったり、血圧を測定したりすれば、その結果がディスプレイに出て、待合室の中に丸見えになるんです。
 これがもう、嫌で嫌で。
 普通は、人の計測結果なんて見ても仕方ないし、よしんば見えても見えない振りをするのが、日本人の慎ましやかさだと思うのですが、名古屋のおばちゃんは違いますね。
 行く度に絶対、一組はいるんですよ。
「あの人、見たとこ、そうでもないけど、えらい目方がある(=非常に重い)ねぇ」
「あれ見てぇ、あの人。えらいこと血圧が高いけど大丈夫なんかねぇ」
 と大きな声で会話していらっしゃりやがる人が!
 私、自慢じゃないけど、重いほうだと自覚はしています。
 でも、自覚してるのと、見も知らぬ人に体重について大声で論評されるのとでは、わけが違います。
 あんな人たちに話題を提供するなんて、まっぴらごめんです。
 なので、どうでも内科にかからなきゃならない時には、ちょっとズルをします。
 血圧のほうは計測結果がプリントされて出てきて、その紙に測定した体重を書き加えて窓口へ出すことになっているので、どうでも測らなければなりませんが、体重のほうは家で測っていって、その値を書くようにしているんです。
 あとは、予約時間が遅くても、すごく早くから行って見物人(違)がいないうちに測定しちゃうか、ですね。
 ほんと、あの体重計と血圧計、何とかしてくれないかなぁ。
 どちらの器具も待合室に背面を向けて設置することはできるでしょうが、そうすると、測定のためにわざわざ回り込まなきゃならなくなるので、お年寄りにはつらいと思います。
 なので、動かすことは無理にしても、ディスプレイ部分に囲いみたいなのを付けて、本人にしか見られなくなるようにするとか、できそうなものなんですが。
 あまりにくだらないと言えば、くだらない話なので、病院側に要望を出すこともできずにいるんですけど、何がくだらないって、こんな理由で病院に行きたくない自分自身が一番くだらないと思います。
 吸入薬なしで秋冬を過ごすことなど不可能だと解っているのに……
 覚悟を決めて行くしかないだろうなぁ……


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闇のサイト

 息子。
 後期の実習先が決まりました。
 またも名古屋から電車に揺られて行かなければならない場所で、実習用の定期券なども用意しています。
 が。
 この定期券というのが問題でして。
 名古屋と施設最寄りの電車の駅なりバス停なりとの間で発行されるので、両方の駅名(バス停名)を書類に書いて提出しなければなりません。
 学校では施設の名前と住所を教えてくれるだけですから、どのような方法で通えば良いのかは、学生が自分で調べて書類に記入する必要があるわけです。
 で、施設のウェブサイトへ行ってみました。
 普通、そういうサイトへ行けば、アクセス方法の案内とかがあるじゃありませんか。
 それが無い。
 住所と電話馬号が書いてあるだけで、どうやって行ったら良いのかの案内が全くありません。
 おそらく、車を使って行く人ばかりで、書いてある住所をカーナビに入力して、それに従って来れば大丈夫だよ、ということなんでしょうけれど、うちの車カーナビないし(爆)
 それより何より、実習生がマイカーで通うわけにもいきません。
 さぁ、それからが大変で。
 住所を頼りに最寄りのバス停を探し、電車の駅からそこへのバスがあるかどうかを確認します。
 すると、なんかすごいローカル線のバスが施設に近いところにバス停を持ってるということが判明しました。
 近いったって、そこから施設まで(Google先生によれば)徒歩20分は優にかかります。
 それに、ローカル線だけあって、本数が少ない。
 1時間に1本あるかないかです。
 朝はかろうじて1本ありますが、それを逃したらアウトです。
 そして、ローカル過ぎて定期券の対象外だということも判明しました。
 なんかもう踏んだり蹴ったりです。
 おそらく息子は、往復するだけで全エネルギーを使い果たすことでしょう。
 実習なので、毎日レポートを出さなければなりませんから、それも大変だと思います。
 そのへんは息子に頑張ってもらうとして……この施設、どうにも怪しい気がしてなりません。
 アクセス方法を掲載していないこともそうですが、そのくせ入居お見積もり案内のページは、やたら詳しくて親切なんですよね。
 なんか、さぁ来いすぐ来いって感じで、なんというか闇を感じます
 医師常駐とか利用者何名につき看護師何名とか総合病院と提携してて安心だとか、とにかく色々と美辞麗句は並んでいるのですが、なんだか全体的に怪しい感じ……?
 息子が無事、実習を終えてくるのを祈るばかりです。


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なんか決まってた

 娘。
 大阪に就職を決めて、現在絶賛家探し中。
 満員電車が苦手なので、できれば歩いていける距離、よしんば電車に乗らなければならないとしても、できるだけ短い時間で済ませられる距離、という条件で探しているのですが、そもそも会社が大阪市内の中心地ちかくにあるので、娘の挙げている居住候補地は、いずれも家賃が高くて、新卒の給料では厳しいだろうという物件ばかりです。
 あと、不勉強で知らなかったんですが、賃貸物件の「共益費」って、あんなに高いものだったんですね。
 それとも、大阪が高いのかな。
 実家の父もマンション住まいで(ただし分譲)、毎月共益費は払ってますが、そこまで高いというイメージがなかったので、ちょっと困惑しています。
 共益費が1万円とか1万5千円とかで、そんなに掛かるのか……と溜息が出るほどです。
 でもまぁ、最近では免震工事などで大がかりな修復が必要なマンションもあるようなので、共益費も必要経費ということで理解するべきでしょう。
 
 息子。
 願書を出した施設に無事、合格しました。
 とりあえず、4月からの行き先ができたわけです。
 家から通うには少々距離がありますが、慣れたら相方の車を借りて通勤すると言っていることですし、そのへんは何とかするんじゃないかと思います。
 一人暮らしをしてくれれば、こちらも気楽なのですが、それでなくてもケチな(失礼)介護業界の初任給で、いきなり一人でやっていけと言うのも無理な話でしょう。
 しばらくは、働いてみて家へもお金を入れさせて、一人でやっていくには、どれぐらいのお金が掛かるのか、ということを教えてから手放すことになると思います。
 考えたら、娘のほうは、そんな段階を踏まなくても、とっとと一人暮らしを始めさせちゃいましたから、やっぱり私は息子に甘いのかなぁ。
 よく相方に言われるんですよね。
「きみは息子が大好きだから、娘と扱い違うよね」
 と。
 本人はそんなつもりもないんですが、相方や娘から見ると、息子びいきに見えるようです。
 まぁ、その分、相方が娘のケアをしてることだし、まぁ良いかと考えています。
 担当が決まってるという感じですかね。

 そんなわけで、何となく日々を過ごしているうちに、子どもたちは二人とも4月からの進路が決まっていました。
 親のほうも、少しは肩の荷が下りたように思います。
 あとは職場でどれだけ保つか、だよなぁ。
 なんだか嫌な予感しかしないんだけど……(汗)


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暑さのせいかな

 このところ、人に会う度に、挨拶が
「暑いですねぇ」
 になってる名古屋です。
 連日、体温に近い最高気温を記録し、先日など40度まで気温が上がりましたから、そりゃ暑いですよ。
 家でもエアコンつけたりして暑さを防いではいるのですが、外から抱きすくめられるように熱気が漂ってきて、うんざりします。
 そのせいなのか何なのか、最近は些細なことでイライラしてしまいます。
 本当に些細なことなんですよ。
 たとえば、飲み終わって放置してあるスポーツドリンクのペットボトル。
 私はスポーツドリンクって飲まないので、ボトルを空けたのは相方か息子です。
 なのに、洗って外側の包装を剥いでペットボトル用のゴミ箱に入れるのは私です。
 ついでに言うなら、スポーツドリンクを冷蔵庫に補充するのも私です。
 同じことが缶のドリンクにも言えて、缶コーヒーとかの空き缶が置いてあります。
 私は缶飲料って滅多に飲まないので、これも犯人は相方か息子です、
 それを洗って空き缶用のゴミ箱に入れるのは私です。
 あと、牛乳の紙パック。
 切り開いて束にしてから、スーパーの再利用ボックスへ持っていくわけですけど、その前に洗って乾かさなきゃなりません。
 キッチンのシンクの横に、紙パックを干す場所が作ってあって、3本ほどはそこに置けるようになってます。
 でも、何故かそこに4本5本と積み上がっていくんです。
 切り開いたパックを置いとく場所も決まってるんだから、干す場所がいっぱいになったら、次に置きたい人が、干してある紙パックを切ってそこへ置けば良いものを、延々と積み重ねていくんです。
 私も悔しいので、手を出さずにいるのですが、「山」が成長してくると耐えられなくなって、自分で切り開いて片づけてしまいます。
 こんなふうに、ほんと些細なことなんですが、最近、
「なんで私がやらなきゃならないんだろう」
 とイライラしてしまうことがたくさんあります。
 多分、暑さがストレスになって、こういうところへ出てくるんでしょうけれど、そんな細かいことを気にするのってどうよ、と思う程度のことばかりなので、自分がちっちゃい人間になったような気がして自己嫌悪です。
 もっと精進しないとなぁ……


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フリーダム

 娘。
 大阪のベンチャー企業に就職を決めてきました。
 親としては、性格上、院へ進んで研究職になるのかと思っていたのですが、インターンで行った会社の雰囲気が良かったらしく、そのまま決めてしまったようです。
 まぁ本人が納得しているなら良いかな、と思ってしまうあたり、いい加減な親ではあります。
 この先、引っ越しやら何やら、考えなければならないことは山のようにありますが、なんかルームシェアしたいと思ってる相手もいるようで、そのへんも合わせて一度ちゃんと話をしないとなぁ、と思っているところです。
 一方、息子。
 学校の実習先で行った施設が性に合っていたらしく、そこへ就職願いを出しました。
 来週、面接があるそうです。
 受かったところで、家から遠い場所にあるので一人暮らしをするのかな、と思っていたら、とりあえずは通いでやってみるとのこと。
 相方の車を借りて通勤するつもりでいます。
 娘にしろ息子にしろ、いたってフリーダムと云いますか、自分でどんどん決めていっちゃって、親の意見なんか二の次なんですけれど、まぁ仕方ないですね。
 そうやって、巣立っていくものなんでしょうし。
 私としては、孫の顔見せてくれれば、それで文句ないです。
 できたら、の話ですが。
 そして、子どもの世話がなくなる分、実父の世話をする年代になってくるのかな、と思います。
 こうやって、人生過ぎ去っていくものなんだなぁ、とちょっと感慨深くなったりして。
 それでもまぁ、私自身もできる範囲でフリーダムに生きていこうと思います。
 自分で自分にできることに縛りをかけてしまったら、つまらないですもんね。
 だから、アイドルの追っかけもするし、ゲームヲタもアニメヲタも止めるつもりはありません。
 相変わらず、相方と馬鹿話をしながら、本とCDとゲームの山を構築しつつ、暮らしていくのでしょう。
 一日一日を無駄にしないように、やっていきたいと思います。


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熱中症

 相変わらず、学区の公民館のようなところで受付兼雑用係をしています。
 毎度、窓口にいるせいで、だんだん知り合いのかたも多くなり、雑談などもするようになりました。
 そんな中に、Oさんというかたがいらっしゃいます。
 御年80代後半と云ったところでしょうか、足元は多少覚束なくなっていますが、いつも元気に歩いてこられるご婦人です。
 先日も、そのかたと窓口で雑談する機会がありまして。

Oさん「毎日、本当に暑いわねぇ」
 私 「本当ですね。どうぞ無理なさらないでくださいね」
Oさん「私はね、大丈夫よ。エアコンもかけてるしね、お茶なんかも、ちゃんと飲むようにしているし。とてもエアコンなしじゃ我慢できないのよ」
 私 「エアコンかけずに過ごしちゃうかたもありますからねぇ」
Oさん「そうそう。なんでそれで我慢できるのか不思議だわ。こないだもね、家の近くで救急車のサイレンが鳴ってね、あれも熱中症で運ばれちゃったんじゃないかと思うんだけど」
 私 「ああ、倒れちゃう人も多いみたいですもんね」
Oさん「そうなのよ。危ないわよね。私も、もうちょっと若かったら走って様子を見に行ったんだけど、この年になると出かけるのもしんどいから、やめといたのよ」

 どんがらがらがらがっしゃ〜ん!

 私 「さ、さようでございますか」
Oさん「それで家にいたらね、お友だちから電話がかかってきてね、
『今あんたの家の近くに救急車が来たみたいだけど、大丈夫?!』
 って心配されちゃってねぇ。様子を見に行ってたら、電話にも出られなかったし、大騒ぎになるところだったわ。行かなくて良かったわよ〜」
 私 「は、はぁ……暑いですしね、お家にいらしたほうが」
Oさん「本当にそうよ。あなたも若いからって油断しちゃダメよ。ちゃんとエアコンかけとかないと」
 私 「はい、ありがとうございます。そうさせていただきます」
 
 そんな会話があって、Oさん御機嫌で帰っていかれたのですが……
 元気だったら走って見に行ってたんだ(汗)
 外は茹だるほど暑いのに、好奇心のほうが勝ってしまうんでしょうね。
 でも、お家ではエアコンをかけて水分補給もきちんとしてらっしゃるようなので安心しました。
 お年を召したかただと、
「エアコンなんて、とんでもない。昔は使ってなかった!」
 と変な意地を張って、家の中で熱中症になってしまうかたもあるようなので……
 うちの父も、マンションの高層階に住んでいて、窓を開けておけば結構、風も入るし涼しいしで何かと手を抜きがちなので、エアコンつけて1時間ごとに水分補給をするように、口を酸っぱくして言ってます。
 週末には台風も来るらしくて、なかなか落ち着いた天候になりませんが、折り合いつけてやっていくしかないんだろうなぁ、と思うのでありました。


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死と隣り合わせの就活

 息子。
 就職活動のために、施設見学や説明会への参加など、いろいろと忙しいようです。
 しかし、それにつけても気の毒なのが、スーツで行かなければいけないということ。
 以前にも書きましたが、この暑さの中、スーツで行動するって、ハッキリ言って自殺行為ですよ。
 本日の名古屋、最高気温は39度です。
 この暑さが当分つづくそうですから、このまま真夏になっていくのでしょう。
 そんな中で、スーツ着て来いって、いくら雇う側といっても何様だって感じですよね。
 せめて、ドレスコードをオフィスカジュアル(半袖シャツにチノパンとか)まで下げてくれたら、随分と楽になるでしょうに。
 このままでは、就活のために移動している間に熱中症で倒れかねません。
 就活のため、持っているのがビジネスバッグなので、水分もそんなに携帯できませんし。
 できても、500mlのペットボトル1本がせいぜいです。
 そのうえ、飲んだすぐそばから汗になるのが嫌で、あまり水を飲まないようにしているようで、それも心配です。
 一方、娘のほうはと云いますと、同じく就職活動の前段階として、とある企業にインターンに入っています。
 こちらはベンチャー企業であるせいか、全体的に雰囲気がフリーダムで、普通に私服で行っても何も言われないそうです。
 今日も、最終面接を兼ねたプレゼンの日だというのに、ごく普通の服装で出かけたみたいですし。
 てか、これで合格したら、大阪で就職するのか?
 いや別に良いんだけどもさ。
 とにかく、いま気の毒なのは息子です。
 せめてもの抵抗として、就活先へ行くまでの間はネクタイをしない、などの対策を取ってはいるようですが、焼け石に水という感じです。
 雇用者のほうも、もっと考えてくれたら良いのになぁと思います。
 大体、営業だ何だっていうときに、スーツ姿で移動しなきゃいけないのがおかしいんですよ。
 Door to Door で暑いところを歩かなくても移動できるような偉いさんならともかく、下っ端は、相手に失礼のない程度の服装なら、少しでも涼しい格好をしていても良いような風潮ができたらいいのに。
 かく言う私は、Tシャツにデニムを履いて、首にマフラータオルかけて職場の床を磨いてます。
 いや、首にタオルとか、みっともないって言ってる場合じゃないんですって。
 外気温のあまりの高さに、建物の中にいても動けば汗をかくんです。
 湿度が高いせいか、気温は同じでも、アフリカよりも名古屋のほうが体感温度が高い、なんていうデータも出てきて、本当もう勘弁してくれって感じです。
 週末、また施設見学に出かける息子には、ペットボトルの他に塩飴とか持たせたほうが良いのかもしれません。
 こういう時こそ、お国が号令かけて、全国民的に涼しい格好をするようにさせてくれたら良いのにな。
 まぁ、この猛暑のなかでオリンピックを開催しようなんて考える国ですから、アテにはなりませんけれど。
 プレミアムフライデーとか寝ぼけたことを言うよりも、よほど現実的な話だと思うんですがねぇ……


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お上のすること

 相変わらず、公民館みたいなところで受付兼雑用係をしています。
 そこへ、NHKのかたが来られました。
 受信料云々の話ではなく、NHKの主催で認知症への対策や、認知症になってしまった人についてのパネルディスカッションをするイベントがあるので、その案内のチラシを置いてくれないか、という依頼です。
 主催がNHKですし、厚生労働省や名古屋市、愛知県なども後援に入っているので、どうぞどうぞと置いてあげたいところなのですが、そこは公民館という立場の悲しさ、お上にうかがってからでないと、お引き受けできないんです。
 で、まずは実質上ここの長である学区の協議会の会長さんに連絡を入れました。
 そしたら、区役所の係へ尋いてくれと言われ、そちらへ連絡。
 チラシを持ってきたNHKのかたが、随分と長く、イベントの内容や趣旨について説明していらしたんですが、結果は「市役所で協議の上」ということになりました。
 営利活動ではないし(参加は無料)、後援に名古屋市だの愛知県などが入っているというのに、この有様です。
 確かに、ここは公共の場所ですし、運営予算も区、ひいては市からも出てるわけなので、勝手なことができないのは承知しています。
 以前に、某宗教団体が会合(という名前の勧誘活動)を開こうとして問題になったこともありますし。
 しかし、当の市や県が後押ししている企画まで案内ができない、というのもおかしな話じゃないでしょうか。
 まして、ここの利用者にはお年寄りが多いです。
 認知症の問題などは他人事ではありません。
 一人でも多くのかたに、こういうイベントに参加していただくことに意義はあると思います。
 ……などと書いている間に、上では協議がされていたらしく、結果的にこの案件、「ダメ」になってしまいました。
 チラシ配布などもできないということです。
 チラシを持ってこられたのは、東京でこの企画をプロデュースされた係のかたで、地方を回ってチラシを置いてくれるように依頼して回っていらっしゃるそうで、遠いところをわざわざ来ていただいたのに……と何だか申しわけない気持ちになりました。
 しかし、四角四面というか何というか、おかしな話ですね。
 市や県が後援しているイベントの案内を、市や県が管轄している場所に置けないなんて。
 市民、県民に情報を還元しないのに、なぜ後援だけするのでしょう。
 本当に、お上のすることには謎が多いです。
 これが私企業の主催するイベントだったら、百歩ゆずってお上の態度も理解できないことはないです。
 私企業だと、どこに利害関係が発生するか判りませんし、集まったお年寄りに何か売りつけようとすることが無いともかぎらないかもしれません。
 でも、一応は国民から金銭むしり取ってるNHKがやることです。
 まさか壺や印鑑を売りつけるような真似はしないでしょう。
 となると、一体どこに問題があるというのか……
 自分の職場のこととは云え、なんとも納得しがたい気持ちになった椿さんなのでありました。


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人生の張り

 相も変わらず、公民館の雑用係をしています。
 部屋を借りるかたには「お稽古事」のため、というかたが多く、書道や詩吟といった和風のものから、エアロビクスやヨガなどの運動系まで、様々な種類のお稽古事に使われています。
 そのなかに「源氏物語に親しむ会」というのがありまして。
 タイトル通り、源氏物語を題材に古典文化の勉強をする会だそうです。
「だそうです」という伝聞なのは、私が直接にその勉強会に参加したことはないからですが、まぁそんなことはともかく。
 この会の講師の先生というのは、とてもお綺麗な老婦人です。
 いつも、きっちりと和服を着て、髪を結い、ぴんと背筋を伸ばしておられて、歩き姿も(速度こそ速いわけではありませんが)美しいかたです。
 すれ違うと、お香の香り(けっして香水ではない)がふわりと漂ってきて、源氏物語さながらに着物に香を炊きこめていらっしゃるんじゃないかと思わされます。
 なので常々、
「あんなふうに年を取りたいなぁ」
 と憧れてもいました。
 そんなある日、会場の予約申し込みに会の生徒さんがいらっしゃいました。
 いつも、そのかたが会場の申し込みをしてくださるので、こちらも顔見知りです。
 ちなみに、この生徒さんも、言うたら何ですが、もう結構なお年のかたです。
 そこで、失礼は承知のうえで、
「こんなことをうかがうのもなんですけれど、先生はおいくつになられるのですか?」
 と尋ねてみました。
 そのお年になるまでに、自分がそんなふうになれるかどうか知りたかったというのがあって、ちょっと尋いてみたかったんですよね。
 そしたら、生徒さん、笑顔で、
「92歳になられますよ」
 と教えてくださったんです。
 92歳!
 そんなにお年を召してらっしゃるとは思いませんでした。
 どう見ても、70代後半か、せいぜい80代に入ったところぐらい、下手したら70になるやならずやではないか、と想像していたからです。
 それぐらい、しゃんとした先生なんですね。
「もっとお若いと思っていました。お元気でいらっしゃいますね」
 と、驚きを隠せずに言ったところ、生徒さんも、
「本当にお元気でね。いつもお着物を着ていらして、洋服なんか年に一度か二度、着られる程度だそうですよ。ただ最近は、帯を締めるのに力が入らないことがあるようで、お洋服を着られることも少し増えたようですけれど……」
 と、おっしゃいました。
 何にしても、あまりに驚いた私、その日、帰宅してきた相方にその話をして、
「いや〜、びっくりしたわ〜」
 と、言ったところ、
「それはお教室があって、そのことが人生の張りになってるからじゃないかねぇ」
 という返事が返ってきました。
 相方に言わせると、教室があって生徒さんが待っていてくれると思えば、自分も勉強していかなければならないだろうし、そうすれば、頭も使うし、教室まで行くのに身体も使うし、恥ずかしい格好をしても行けないからと思うようになって、自然と元気にならざるを得ないんじゃないか、ということです。
 なるほどなぁ、と思いましたよ。
 人間いくつになっても何かの目標があって生きている人は違うんだなぁ、と。
 私も、一年先、二年先のことでもいいから、何か目標を前に置いて生きていけば、多少はマシな老後が送れるんじゃないかという気がしてきたので、ちょっと考えてみようかと思います。
 できれば、最期まで子どもたちの世話にはならずに済むようにしたいですから。
 しゃんとして生きまっしょい♪
 

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どうにも気の毒

 息子。
 結局のところ、5年間の勉強を無駄にしないために、来年4月から介護関係の仕事に就く気持ちになったようです。
 プログラミングの勉強などもしたいようですが、せっかくの5年間の苦労を無駄にするのは惜しい、と本人も思ったようで、遅まきながら就職活動を始めました。
 スタート時点は遅かったものの、福祉・介護関係の就職セミナーは毎週のように開かれており、それに顔を出して、いろいろな施設の案内を集めて検討している状況です。
 なので、週末になると出かけていきます。
 それも梅雨の晴れ間のこの暑さが続くなか、スーツで出かけなければいけないので、本当に気の毒だと思います。
 せめてクールビズなみに半袖シャツなどを許してもらえれば、と思うのですが、学校からも、
「就職セミナーにはスーツで行くように」
 とのお達しが出ているので、仕方ないのかもしれません。
 でも、暑いなか、スーツで出かけたりしたら、会場へ着くころにはヘロヘロですよね。
 まともに各施設の話を聞くだけの元気も残ってないかもしれません。
 女性の場合、メイクなどもしているので、余計にしんどいことでしょう。
 雇用する側から見ても、相手が暑さでヘロヘロになってるところよりも、ある程度、生きが良いと云いますか、元気なところを見たいんじゃないかと思うのですが……
 どうでもキッチリした格好をしているところを見たいのであれば、セミナー会場に巨大な更衣室を作るとかね。
 スーツを持ってく手間はあるけれど、その場で着替えてシャッキリしたところを施設側に見てもらう。
 そしたら、学生側は暑い思いをしなくて済むし、施設側は元気な就職希望者を見ることができることになりますよね。
 現実問題、難しいことだとは思いますけれど、汗まみれになりながらスーツ姿で歩いている就活生の皆さんを見ていると、本当に気の毒になります。
 せめて応援ソングを……(いや、ただの趣味だろう)

 


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