2009年10月
2009年10月30日
11月2日臨時休業のお知らせ
いつもご覧頂き、誠にありがとうございます。
「カメラ修理工房 ミノハ」の簑葉です。
申し訳ありませんが、
大変勝手ながら、11月2日を臨時休業とさせていただきます。
なので11月1日~3日は三連休となります。
HPからのお問合せフォーム、またはEメールによるお問合せにつきましては、極力迅速に対応させていただきますが、場合によりご返答が4日以降となりますことをあらかじめご了承願います。
どうぞよろしくお願いいたします。
しかしこの3日間、全国的に天気荒れるらしいですね。
普段のおこないが・・・・ということなのでしょうか???
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只今、オープン記念サービス実施中です。修理メニュー料金を2割引にてご奉仕させていただいております。
当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、誠意を持って修理致します。
カメラ修理工房 ミノハ
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カメラ修理 ニコマートFT 其の二
こんにちは。
引き続き Nikomat FT です。
今回依頼いただいた修理内容は、露出計メーターの不動でした。
電池を入れてもメーターが動かない症状です。
本機種のメーターは、巻上げレバーを予備角位置へ動かすことで電源が入り、針が振れます。
OFF状態では、針は上へはね上がった状態であり、時々「はね上がったまま戻らない故障」と思われる方もいらっしゃいますが、これは故障ではありません。
なので、露出アンダーでは針は上を向き、オーバーで下を向きますから現在の感覚とは逆なイメージですよね。
minolta SRT101なども同じです。
さて、今回疑われるのは、
1・メーター本体故障
2・電池室周りの腐食による電源不具合
3・Cds故障
4・巻上げレバーのスイッチ故障
5・レンズマウント部の摺動抵抗周り不具合
などでした。
一つずつチェックして行きますと、どうもマウント部にある摺動抵抗が怪しいと分かりました。
早速分解してみます。
すると・・・・なんと一番内側のリングの外にある、抵抗値をカメラ本体に送る帯状の摺動部がリングから剥がれ、周囲に引っ掛かってグシャグシャになっているではありませんか!
これでは電気が流れるはずがありません。
どうもリングに貼り付ける接着剤が劣化し剥がれてしまったようでした。
薄い金属板ですが再生不能と判断し、良品中古の部品に交換することにしました。
さてこれで、一度仮組みをして無事にメーターが振れることを祈ります。
続きは次回に。
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当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、誠意を持って修理致します。
カメラ修理工房 ミノハ
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2009年10月29日
カメラ修理 ニコマートFT 其の一
こんにちは。
今日から Nikomat FT を紹介します。
この機種についての簡単な説明は以前にも少しご紹介しました。
Nikomatはニコンマニュアルフォーカスカメラの系譜上、中級機に位置づけされるシリーズで、1965年からFMシリーズが発売される77年まで続きました。
初代機FTは、ニコレックスFの改良機として1965(昭和40)年に発売されています。
同時に、露出計を省略したFSという機種も発売されました。
1967(昭和42)年には、改良機FTNが発売。
これは当時ニコマートの決定版と言われていました。
FTとの大きな違いは、測光がTTL平均測光から中央重点測光へ変わったこと。そして、装着レンズの開放F値をダイアルで合わせる必要が無くなった事です。
1975(昭和50)年にはFT2へ進化し、初めてホットシュー等が装備されます。
マニュアルシリーズはこのあと77年にFT3へと進化して、新FMシリーズへと引き継がれます。
一方、AE機能も持たせた機種として1972(昭和47)年にNikomat ELが発売されています。
その後ワインダーが装着可能なELWが1976(昭和51年)に発売され、
「Nikomat」のロゴを掲げたニコマートシリーズは幕を閉じます。
ニコマートシリーズにも色々な機種が存在しますが、私が好ましいと思うのはやはりホットシューのない、すっきりシンプルなFTやFTNでしょうか。
次回から、本機種の修理の様子などご紹介して行きたいと思います。
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当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、誠意を持って修理致します。
カメラ修理工房 ミノハ
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2009年10月28日
カメラ修理 コニカ C35 其の五(最終回)
いつもご覧頂き、ありがとうございます。
今日でKONICA C35は最終回となります。
お決まりのモルト張替えです。
ヒンジ側。
パトローネ側。
懐かしいシールが貼ってありました。
この機種の場合、モルトのほとんど全部がこの裏蓋に貼られています。
製造年やロットで貼り位置などに多少違いはあるようですが、基本的に遮光と防塵はモルトが頼りの設計と見て取れます。
これと対照的なのはオリンパスのコンパクト機で、こちらは出来るだけ構造で遮光し(本体と裏蓋の勘合方法など)、モルトの使用は最小限に抑えていて、その設計思想の違いが面白いですね。
モルトは、触れば崩れるボロボロの状態でした。
特に下側には幅5mm以上もあるモルトが使われており、カメラの本体側にも張り付いて腐食し、修復に困難をきたす場合も多いようです。
裏蓋のモルトを綺麗に取り去ったら、新しく切り出したものを接着します。
こうして、写真は組みあがり直前の様子です。
トップカバー、レバーなどの部品は、取り外した折にクリーニングしておくので、組み上げ完成に近づく間はある種の快感を味わえます(笑)。
なのに完成写真は撮り忘れました。スミマセン。
次回からは、Nikomat FTを予定しています。
お楽しみに。
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2009年10月27日
カメラ修理 コニカ C35 其の四
引き続きKONICA C35です。
レンズ、ファインダーのクリーニングが終わりました。
シャッター機構の点検も済ませ、本体に取り付けていきます。
本機は、レンズ周りのアルミ製リング部分に大きな変形と傷があり、再生が困難でしたので中古の良品部品と交換しました。
落とされたのでしょうか、しかしリングが衝撃を吸収したのか、他の部分へのダメージは免れたようです。
この状態で、適正露出の調整、ファインダーの二重合致像の距離調整などを行ないます。
修理にあたり剥がした張り皮をクリーニングすると、新品に近い艶が甦ってきます。
C35の張り皮は、ピカピカの艶ではなくて、半艶でしっとりした感触が魅力です。
古くなった張り皮は、剥がすのに大変苦労するものもあれば、簡単に剥がせるものもありいろいろですが、基本ビニルレザーなのでめったに破れることはありません。
ただ、二眼レフに使われている張り皮は紙質のものが多いためかパリパリと割れたり破れたりしてしまい、再利用が出来ません。
新しいビニルのものに変わってしまうので、オリジナルを重視される方は躊躇されることが多いようです。
続きは次回と致します。
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