2009年12月

2009年12月30日

カメラ修理 ミノルタ M-ROKKOR 40mm/F2 其の二(最終回)


こんにちは。

M-ROKKOR 40mm/F2 の続きです。

お客様からお預かりした2本のロッコールは、製造ロットの違いから、または経年の違いからか、ヘリコイドの重さが違いました。

一方が少々軽く、お客様のお好みは「重め」と伺いましたので、グリースを補充する形で調整しました。

2本を全く同じ重さに合わせることは困難ですが、ほぼ同等といったレベルまで近づけられたと思っています。


絞り羽根の清掃に移ります。

DSC04270

絞り羽根を取り出そうとしますが、なぜかみんなくっついていて、丸ごと外れてしまいました。

はじめ、油による密着かと思いましたが・・・・・


DSC04272

そうではありませんでした。

10枚構成の羽根が、特殊な形状をしているのです。

ご覧のように「L字形」をしているため、他の羽根と重なり合う面積が大きいので、1枚1枚バラバラにならなかったわけです。


羽根は1枚1枚丁寧にクリーニングし、再び組込みます。

残念ですが、使い込まれて羽根の擦り合った痕は修復することが出来ません。

DSC04273

組み込みは重なりが多いので、少々コツを要しました。

この羽根は、とてもきれいな擬似円形を作ります。

さすがに、当時ライカと提携していたミノルタらしい、こだわりの設計です。



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レンズを整備しながら、私もCLEとこのレンズが欲しくなってしまいました。



さて、次の機種は未定につき、次回をお楽しみに。



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本年中のご愛顧、誠にありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。

              カメラ修理工房 ミノハ

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camera_repair_minoha at 11:08|PermalinkComments(0) minolta(ミノルタ) | >>標準レンズ

2009年12月29日

カメラ修理 ミノルタ M-ROKKOR 40mm/F2 其の一

こんにちは。

今日は、MINOLTA M-ROKKOR 40mm/F2 です。

このレンズは、1981(昭和56)年に発売されたMINOLTA CLEと同時に開発されたレンズです。当時はこの他に28mmと90mmも発売されました。

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これらはダブルヘリコイドが採用されており、M型ライカにも装着が可能となっているそうです。

DSC04268

レンズマウントの内側に、カムが見えます。


お客様のご依頼は、レンズ清掃、絞り羽根の清掃、ヘリコイド重さ調整等でした。

レンズを一度分解し、必要なクリーニングを行ないます。

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お客様からは同じレンズを2本ご依頼いただいたのですが、製造ロットの違いで、前面飾り環の素材が違っていたり、内部構造にも差異があったりと、興味深く拝見させていただきました。


続きは次回と致します。



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本年中のご愛顧、誠にありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。

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年末年始の休業のお知らせです。

こんにちは。

今年も残すところあとわずかとなりました。

今日で仕事納めという方も多いのではないでしょうか。

1年間、大変お疲れ様でございました。


ご愛用のカメラも、1年間の塵払いをされてはいかがでしょうか。

整備や修理のご依頼を承っております。



年末年始の休業は、12月30日~1月5日まででございます。


この間、大変申し訳ありませんがこのブログ、及びHPからのメールお問合せにつきましても基本的にはお休みさせていただきます。

ご迷惑をお掛けしますが、どうぞよろしくお願い致します。

店主



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本年中のご愛顧、誠にありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。

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camera_repair_minoha at 10:49|PermalinkComments(0) お客様へのお知らせ 

2009年12月26日

カメラ修理 キヤノン キヤノネット 其の四(最終回)


こんにちは。

Canonet の続きです。

ファインダーやレンズ、カメラ内外装のクリーニングと並行し、鏡筒ユニットの点検、調整をします。

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絞りに粘りがあったため、洗浄を行ないました。

また、シャッターのスロー側不調のため、スローガバナを取り外し、洗浄のうえ注油し、調整しました。

DSC04264

DSC04265

取り外したスローガバナ。

腕時計の中身を見るようです・・・・・原理は同じですから。

特に錆びなど認められなくても、不調で直らないと交換しかありません。

良品部品のKEEPは、どれもなかなか大変です。


DSC04254

さて、修理が完了、見違えるようにきれいになりました。

お客様からご要望のあった、取説をコピーして差し上げました。

たまたま手元にありましたが、当時の取説も全て揃えるわけにもいきません。

当店では、修理依頼時にご希望があれば、基本的な使い方の説明程度ですがお付けするようにしています。


続きは次回と致します。



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当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。

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camera_repair_minoha at 10:20|PermalinkComments(0) Canon(キヤノン) | >>Canonet シリーズ

2009年12月25日

カメラ修理 キヤノン キヤノネット 其の三

こんにちは。

Canonet の続きです。

DSC04257

鏡筒ユニットを外した状態。

メカニズムは非常にシンプルで、目で追うことが出来ます。


DSC04261

ファインダーには、パララックス矯正機構が付いていますが、鏡筒距離環に連動してブライトフレーム枠がナナメに上下する仕組みです。


DSC04262

ファインダーは、各レンズをクリーニングすることで非常にクリアーになりました。これでお客様にも喜ばれると思います。

ファインダーはハーフミラーの腐食さえなければ、クリーニングでかなり甦らせることができます。

二重像合致の調整は、本体に仮組みしてからとなります。


続きは次回と致します。





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