2011年09月

2011年09月28日

カメラ修理 PETRI Color35(ペトリ カラー35)後

こんにちは。

きょうは、PETRI Color35 の続きです。

症状は、シャッター不動。

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とりあえずトップカバーを外します。

中央の黒い部分がファインダー。右に露出計のメーター。左はフィルムカウンターです。



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上に見えるレバーは巻上げレバー。

メーター左、手前はシャッター速度切り替えダイヤルとレリーズ部。奥は絞りダイヤルです。

一番左はバッテリーチェックボタンの接点。



RIMG0455

鏡筒を分解し、シャッターユニットにアクセスします。

レンズを外すと、シャッター羽根に油が付着していました。シャッター不動の原因のようです。

この後、シャッター羽根を洗浄し油を除去しました。

ついでに絞り羽根も清掃。

シャッターは快調によみがえりました(^_^)



RIMG0456

劣化したモルト類も清掃して張り替えます。

このカメラは、クラシックな裏蓋取り外し式です。

圧板が本体側についているので、フィルムを傷つける心配がありません。



RIMG0459

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少し見難いですが、カウンターをリセットするピン(モルトの間に見えるピン)。

コンパクトカメラにありがちな造りの粗さが全く無く、とても精巧な構造が随所に見られるカメラでした。

とても真面目に造られているのが良くわかります。



RIMG0458

露出調整が終わり再組立て後のボディ。



RIMG0464

RIMG0492

トップカバー上面もスッキリしたレイアウトでまとめられ、好感が持てます。

お客様にも大変喜んでいただけました。

ありがとうございました。




次回機種は未定です。お楽しみに。







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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。

              国産MFカメラ修理専門
              カメラ修理工房 ミノハ


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ブログをご覧の皆様へ

いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

当ブログでは、カメラ修理の様子を中心にご紹介しています。

これは、皆様に代わって内部の構造などをご紹介するという趣旨でありまして、カメラの分解をお勧めしているわけではございません

また、当ブログの記事を参考に分解等された場合の不具合等につきましては、一切責任を負いかねますのであらかじめご了承お願いいたします。

カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。

また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。

どうかご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。


ありがとうございました(^_^)


工房主



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2011年09月24日

カメラ修理 PETRI Color35(ペトリ カラー35)前

こんにちは。

先日、とてもかわいいカメラが修理にやって来ました。

PETRI Color35 です。

RIMG0465

Color35は、1968(昭和43)年の発売。

ハーフ判と見まがうコンパクトなボディーですが、35ミリフルサイズ。

ためしにPENと比べてみると・・・

RIMG0461

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厚みこそ違え、幅はむしろ短く見えますね。レンズ鏡筒が沈胴式となっており、携帯時はさらにコンパクト(上写真)。



RIMG0449

小さいながらも指針式露出計が内蔵され、シャッタースピード/絞りを任意に設定できるフルマニュアル機です。


RIMG0460

ファインダー内です。ブライトフレーム右に露出計指針。

露出計は、巻上げが完了するとスイッチが入る仕組みです。

下辺には距離調整に連動した指針が、距離を示します。



RIMG0493

フィルムカウンターは、カメラを構えて左端。あまり見たこと無い位置ですよね。


ファインダー右に見えるのが、レンズ繰出し(距離調整)と沈胴を兼ねたダイヤルです。

小さいボディーに、機能がギュッと凝縮されたようなカメラです。



お客様からのご依頼は、シャッター不動(による巻上げ不能)修理でした。

誌面も尽きてきました(?)ので、修理の様子は次回と致します(^_^)






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ありがとうございました(^_^)


工房主



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2011年09月20日

カメラ修理 ミノルタ HI-MATIC E(ハイマチックE)

こんにちは。

きょうは、minolta HI-MATIC  E  をご紹介します。

RIMG0464

HI-MATICの初代機は、初めてアメリカが打ち上げた人間衛星の搭乗員の持ち物として選ばれたことで有名ですね(1962(昭和37)年)。

HI-MATIC Eの発売は1971(昭和46)年、プログラムEEの距離計連動式カメラです。
ファインダー横にはフラッシュスイッチが搭載され、AUTOでは一定以下の明るさになるとシューに接続したフラッシュがシンクロし発光、MANUALでは常時発光となります。

ファインダー内には、フラッシュマーク、緑ランプ、赤ランプ(手振れ警告)が点灯します。

お客様からのご依頼はシャッター不具合の整備でしたが、総合整備一式をお勧めしました。


RIMG0466

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受光部のCdSです。



RIMG0469
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不具合の症状は、時々シャッター羽根が閉まり切らないというものでした。

羽根を外して1枚1枚クリーニング。

仮組みして確認すると、改善しないばかりか必ず閉まり切らない症状に悪化してしまいました(汗)。



RIMG0474

シャッターユニット点検のためレンズボードを外します。

ついでにレリーズSW周りのクリーニング、要所の注油など施します。

レンズの分解・清掃ももちろん行ないます。



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シャッター羽根が閉まり切らない原因は、絞り開放ピンの不具合でした。

ピン(上写真の左下)が開き側に傾いていたためでした。



RIMG0473

ファインダーを外してクリーニング。

見違えるほどスッキリした視界になりました。



RIMG0479

最後にモルト類の点検と交換を行なって修理完了です。




次回機種は未定です。お楽しみに。






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ありがとうございました(^_^)


工房主




camera_repair_minoha at 14:54|PermalinkComments(0) minolta(ミノルタ) | >>HI MATICシリーズ

2011年09月16日

カメラ修理 東京光学PRIMO-JR(プリモジュニア)

こんにちは。

きょうは、PRIMO-JR をご紹介します。

東京光学(現在のTOPCON)が1958(昭和33)年に発売した、4×4 127フィルム(ベスト判)のコンパクトな二眼レフカメラです。

お客様からのご依頼は、シャッターの粘り修理でした。

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シャッターユニットにアクセスすべく、分解して行きます。



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シャッターは「SEIKOSHA-MXL」。



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レンズボードが外れました。



RIMG0454

取り出したシャッターユニットです。



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裏側の絞り羽根を外すと、シャッター羽根が現れます。



RIMG0461

案の定、羽根にオイルが付着していました。

青っぽく汚れているところがそうで、粘りの主原因と思われます。

1枚1枚丁寧にクリーニングします。



RIMG0460

シャッター本体も、ガバナをはじめ制御盤まで、クリーニングと整備を行ないます。



BlogPaint

RIMG0463

曇りがちだったレンズもクリーニングさせていただき、シャッター修理完了です。





次回機種は未定です。お楽しみに。






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ありがとうございました(^_^)


工房主




camera_repair_minoha at 18:13|PermalinkComments(2) others(その他) | >>二眼レフ

2011年09月12日

カメラ修理 キヤノンIIS改 (後)

こんにちは。

きょうは、Canon IIS改 の続きです。

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付属の50mm/F1.8 CANON LENS です。

全体に比較的綺麗でしたが、絞りに問題がありました。



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鏡筒を分解していきます。



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絞り羽根にオイルが・・・・・



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1枚づつクリーニングします。



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組み直すと、この通り。



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もちろんレンズも分解して1枚1枚クリーニングします。



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フードの変形も、出来る限り修正しました。

まるで新品のように綺麗になり、お客様にも大変満足していただけました。ありがとうございました。




次回機種は未定です。お楽しみに。






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ありがとうございました(^_^)


工房主




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