2011年10月
2011年10月31日
木曽森林鉄道-5 公民館祭り
先週末、恒例の「木曽 王滝村」へ行ってきました。
王滝村では29~30日にわたり、公民館祭りが開催されました。
2日目はあいにくの雨模様でしたが、1日目は日中汗ばむほどの好天に恵まれ、お客様も多数来場されていました。
りんてつ倶楽部の我々も乗車会のお手伝いなどを兼ねてして出動、倶楽部としては今年を締めくくる最後の活動となりました。

澄んだ青空に、朝日を浴びる御嶽山です。
予告通り今回、黄色い「軌道自転車」が初披露されました。

(早く乗りたい)大人たちを差し置いて、早速試乗する子供たち。
ジョイントの音が快く響きます。
二人で、力を合わせて進みます。


「お帰りなさい」
元々王滝村の周辺で実際に使用されていた軌道自転車です。
当時すでに錆びてスクラップ状態でしたが今年、熱心なマニアの方の手元から約三十年ぶりに王滝村へ戻り、半年を掛けてレストア、晴れて完成となりました。
一般のお客様向け試乗会の時間が終わると、皆、またがっては軌道上を駆け回っていました。
これで、800メートル以上ある管理棟前まで往復すると、それはそれは結構疲れます!
しかし、風を切って自力で軌道上を走るというのは、なかなか体験できない気持ちの良いものでした。

モーターカー3台によるデモ走行も行なわれました。
(写真は試運転中の様子)

乗車会では、主に142号機がB型客車を牽引しました。

りんてつ倶楽部の現地活動は、今年はこれでお終い。
来年の春(ゴールデンウィーク)までお休みです。
皆さんお疲れ様でした。
王滝村のHP http://www.vill.otaki.nagano.jp/
りんてつ倶楽部のHP http://www.geocities.jp/rintetsu_club/
カメラ修理工房ミノハ 連絡先 info@minoha.com
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
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2011年10月28日
カメラ修理 OLYMPUS TRIP35(オリンパス トリップ35)
こんにちは。
きょうは、OLYMPUS TRIP35 です。
何度かご紹介してきました、おなじみの機種です。
長い間使われていなかったカメラの、全般整備一式です。
トップカバーとファインダーを外し、張り皮を剥がしてレンズボード部の取り外し準備をします。
症状としては、露出メーター精度不良・赤ベロ動作不良・ファインダー内汚れ・レンズ汚れ・各部モルト劣化といったところでした。

こんな風に分解されます。
このあと不具合個所の整備及びグリスアップ、レンズ分解/クリーニング、シャッター/絞り羽根点検、シャッターユニット整備など行ないます。
取り外したファインダー部分。メーターユニットも一体になっています。
使われるお客様にとって外観よりもむしろ一番気になるのが、ファインダーの見やすさではないでしょうか。
ファインダーが曇っていると撮影する気持ちまでクモリがちになりそうです。
一眼レフではもちろんですが、コンパクトカメラでも出来る限り綺麗になるよう心掛けてクリーニングさせていただいています。
外装も綺麗になって、よみがえったTRIP35。
直径15mmに満たないちっちゃなレンズですが、写りには定評がありますね。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
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ブログをご覧の皆様へ
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、カメラ修理の様子を中心にご紹介しています。
これは、皆様に代わって内部の構造などをご紹介するという趣旨でありまして、カメラの分解をお勧めしているわけではございません。
また、当ブログの記事を参考に分解等された場合の不具合等につきましては、一切責任を負いかねますのであらかじめご了承お願いいたします。
カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
どうかご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
2011年10月18日
カメラ修理 キヤノン VT
こんにちは。
きょうは、Canon VT です。
VTは1956(昭和31)年の発売。
特徴はフィルム巻上げトリガー(底部)、ヒンジ開閉式裏蓋、セルフタイマー装備、外付けファインダーのパララックス自動補正など。
従来のレンジファインダーから、ライカM3に刺激され開発された新シリーズのカメラです。
巻上げ不能の原因がシャッター布幕の溶融固着と判明し、シャッター幕の交換を行ないました。


こんな具合に分解できます。

ちなみに底蓋を外すと、トリガーの動きをチェーンで伝えているのが分かります。

レリーズされた状態で、経年により先幕のゴムが溶けて軸に張り付いたままとなっていました。
こんな風になってしまうんですねぇ。
アルコールを含ませて剥がしてゆきます。

何とか剥れてきましたが、結構強力でした。
先幕、後幕とも取り外します。

外した幕端の金具は流用し、新たに加工して幕とリボンを取り付け、新しい幕を用意します。

ドラムへの接着準備中。
シャッター幕交換は手先も目も必要ですが、一番は集中力ではないかと思います。

苦戦の結果何とか交換できたのですが、どうしても高速シャッターが開きません。
仕方なくタヌキ師匠に相談・・・すると、とても初歩的なミスと判明しました。
早速張りなおして計測すると、1/1000秒もバッチリ!
タヌキ先生ありがと~(^_^)

付属の標準レンズも分解・清掃。
絞り羽根直近のレンズ、まるで水滴がついて曇ったようになっていました。
表面コーティングが変質したためでしょうか。
十分には綺麗にすることは出来ませんでしたが、出来る限りクリーニングさせていただきました。
カメラ/レンズの完成写真を撮り忘れてしまいました。よくあることです・・・スミマセン。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
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また、当ブログの記事を参考に分解等された場合の不具合等につきましては、一切責任を負いかねますのであらかじめご了承お願いいたします。
カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
どうかご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
2011年10月11日
カメラ修理 CONTAFLEX I(コンタフレックスI)
きょうは、CONTAFLEX I をご紹介します。
本来は外国製カメラ修理は承らないのですが、露出計が装備されていない、メインがファインダー周りのクリーニングといった内容でしたので整備をお受けしました。


なかなか独特なプロポーションを持ったカメラです。
35mmレンズシャッター式一眼レフカメラ。
西独ZEISS IKON(ツァイス・イコン)社製。
1953(昭和28)年の発売。
シャッターはSYNCHRO-COMPUR(シンクロ・コンパー)B、1~1/500秒・倍数系列。
レンズはCarl Zeiss Tessar(テッサー)45mm/F2.8で、交換はできません(固着式)。


トップカバーを外し、プリズムを降ろします。

プリズムは腐食多し。
出来る限りのクリーニングをします。

う~ん。ミラーも腐食多し。
こちらもがんばってクリーニング致しました。
このカメラの動作は、
1・シャッターボタンを押す
2・レンズシャッターが一度閉まる(一眼なので常時シャッターは開いている)
3・ミラーと遮光板が同時に上がる
4・上がりきると絞りが絞り込まれ、レンズシャッターが再び開いて露光する
5・レンズシャッターが閉まる
この一連の動作を一瞬に行ないます。なかなか複雑なメカニズムです。
なおミラーはクイックリターンではないため、一度上がったらファインダーは真っ暗です。
フィルム巻上げノブを回すことで、遮光板とミラーが同時に降り、降り切ったところでシャッターが開いてファインダー像が現れます。
なかなか興味深い仕組みですね。



スクリーンとコンデンサレンズを外してクリーニング。
スクリーンにはマット面が中央のリング部分にしか存在しません。
周りはフレネルレンズとなっており、ピントは中央のスプリットイメージ部分が頼りになります。
全体がマット面ではないため、ミラーの腐食がそのままファインダーにも映し出されてしまいます。
ちょっと残念。
シャッターも点検・整備させていただきましたが、シャッター精度が十分出ていることにはとても感心しました。


初めての機種、しかも大変古い西独製カメラでしたが、外観も美しくよみがえりました。
プリズムやミラーの劣化が残念でしたが、まだまだ使用に耐えうるカメラです。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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どうかご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
木曽森林鉄道-4 王滝村はすっかり秋
最近ブログの更新が滞り気味になっています。
楽しみになさっている方には申し訳ありません。
仕事以外にも、私用などでバタバタしてしまっています。
しばらくはこんな感じになりそうですが、どうかお付き合いくださいませ。
さて先週末、お休みをいただいて木曽へ家族で出掛けてきました。
一家での保存活動参加は約1年ぶり。
目を離せなかった老犬が先日天に召され、相成りました。

仲間の到着を待つ間に、車庫から車両たちを引き出しておきます。

日中は作業をしていると汗ばむ陽気でしたが、朝晩は0度近くまで冷え込むそうです。
気温の落差に注意が必要ですね。
一部の木々は紅葉をはじめています。

午後、保線の手伝いに出掛ける子供たち。
トロッコで遊びたい半分。でも砂利を運んだり結構役に立っていたらしいです・・・


山の日暮れはあっという間です。
作業も効率よく進めないと、予定通り終わりません。
私たちは日帰りでの参加でしたが、残りのメンバーは2日間にわたり活動し、王滝村の「公民館祭り」に披露させる「あるもの」を何とか完成させられたようです。
それは・・・次回「ホッとひと息」をお楽しみに。
王滝村のHP http://www.vill.otaki.nagano.jp/
りんてつ倶楽部のHP http://www.geocities.jp/rintetsu_club/
カメラ修理工房ミノハ 連絡先 info@minoha.com
10月18日追記:王滝村の公民館祭りは、村民による村民のためのお祭りです。
今年は10月29・30日に行なわれるそうです。
文字通り公民館にて文化発表会や催し、地産品の販売などが行なわれますが、松原スポーツ公園では、復元された軌道上を森林鉄道で使用されていた車両が走行し、乗車会も開催される予定です。
詳しくは上記HP又は王滝村までお問い合わせください。
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